権現岳周辺
- GPS
- 32:00
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 1,237m
- 下り
- 138m
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
年末の槍ヶ岳に向けて、唐松岳で訓練するはずが、空模様が芳しくないため八ヶ岳の転向。
12月になったので観音平は林道への道がシャットされていて、天女山から権現を目指す。
権現の小屋周辺で張るつもりでいたのですが、その1時間ほど手前の稜線上に平らな所があった為、そこをテント場とし、その周辺で1日目の雪訓を行なうことにしました。
メニューは、ビーコンによる捜索、ロープによる滑落者の引き上げ、スタンディングアックスビレイによる登ってくる人の確保、滑落停止、をしました。
5時近くになり冷え込んできた為テントに潜り込み、水作りに勤しみ、続いて鍋の夕食へと続く。
ふと気づいたのだが、鍋の湯気が満々でテント内に湿気が充満するはずが・・・まったくその気配無し。
??厳冬期用のテントを借り出したつもりがなんとテント本体の下部がメッシュではないか! 通気性が異常に良く吐く息さえ白かった訳がその時わかりました。
ガーン! そして就寝するも3人で寝ているにも関わらず、朝までテント内の空気は凍えるようでした。厳冬期用だったのはフライだけでした…。
2日目、権現岳をピークハントし、ギボシのトラバースでロープのフィックス練習。
槍ヶ岳に行ったら、絶対必要な作業なので、お互いに確実に出来ているか注意しながら行ないました。全員、合〜格〜。
その後、いったん、権現に戻りキレット方面へ梯子の登下降の練習をしに行きました。
また、権現岳に戻り、そのすぐ横にある小さなピークでアイゼントレ。ここ良かったです。5〜6mの岩場でしたが、手袋、アイゼンを付けて初めての岩場を登ることが出来て良い練習になりました。岩のゲレンデは慣れてしまえば登れるので。
大満足の雪訓を終えて、3人とも充実感に溢れた表情で帰路へ。
ところが中央高速道でトンネル内が崩落するという事故が午前中に起こり、高速通行止め、一般道で変える羽目になってしまいました。
でも、トンネル通過中ではなかったことは本当に幸運でした。
被害に遭われた方々のご冥福を祈ります。
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