【御正体作戦】文台山〜御正体山〜石割山【丙60.1】

2020年12月19日(土) [日帰り]

• GPS: 08:33
• 距離: 25.4km
• 登り: 2,249m
• 下り: 1,839m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:00
• 休憩: 1:31
• 合計: 9:31

6:44 東桂駅
6:54 6:54 おなん淵
6:59 6:59 住吉神社登山口
7:42 7:42 尾崎山
7:58 7:59 文台山・尾崎山分岐
8:58 9:08 文台山
9:45 9:46 1225m峰
10:21 10:22 ハガケ山
10:48 10:48 1328ｍ峰
11:04 11:07 文台山分岐
11:19 11:21 峰宮跡
11:37 11:55 御正体山
12:14 12:15 前ノ岳
12:29 12:32 中ノ岳
12:49 12:53 送電鉄塔
12:57 12:57 奥ノ岳
13:01 13:02 石割山分岐
13:27 13:28 日向峰
13:35 13:35 小天狗
13:39 13:39 大天狗
13:45 14:17 石割山
14:27 14:27 一ノ砂ノ沢ノ頭
14:34 14:37 平尾山
14:46 14:46 大窪山(皆形山)
14:54 14:54 イモ山
14:59 15:06 大平山
15:18 15:19 飯盛山
15:24 15:24 長池山
15:34 15:34 大平山ハイキングコース入口
15:50 15:50 大出山入口バス停
16:07 16:09 山中浅間神社
16:15 花の都公園バス停

天候

北側快晴、南ほど雲多い。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：富士急行東桂駅
復路：花の都公園入口バス停

コース状況／危険箇所等

登山口の段階から道不明瞭。そして、急なアップダウンと落ち葉と岩の道が文台山分岐まで続く。誤って降りてしまいそうな尾根もあり。
分岐以降は、石割山周辺が滑りやすい他は楽勝。

写真

12/19 6:41

富士急行東桂駅にある貼り紙。麓でも十分寒いので、防寒対策をしないなど、あり得ないことだが。

12/19 6:44

東桂駅を出発。

12/19 6:50

山麓の古渡集落へ。

12/19 6:54

おなん淵

12/19 6:58

この防獣柵から入山する。

踏み跡がヤマプラの破線ルートに合っていないところから予想できたが、入山早々道が不明瞭。北側583m峰に迂回した方が良いのだろう。

12/19 7:16

なんとか尾根に乗ったが、急登の上、さらに倒木で足を上げさせられるので結構しんどい。

12/19 7:41

967.8m峰の尾崎山

12/19 7:42

この後も前途の多難が予想される。

12/19 7:51

道中、至る所にクソデカい野糞が。

12/19 7:58

小野（文台山・尾崎山）分岐

12/19 7:58

小野分岐から杓子山

12/19 7:59

「都留アルプス」が気になる。来年あたり歩いてみるか。

12/19 8:02

それまでは樹幹越しが主でカメラ目線には厳しかったが、いよいよ展望が開けてきた。

12/19 8:13

風もほとんど無く、展望も楽しみつつの稜線歩き。

12/19 8:13

と言いたいところだが、文台山へ至る道は、指折りの難路。かつて大月周辺の山を苦労しながら歩いたことを思い出させる。

12/19 8:36

急登の先に、さらに岩の絶壁が立ちはだかる。踏ん張りの効かない人は転滑落の可能性大。気をつければ大丈夫というレベルではない。

12/19 8:47

急登を登り切ったら山頂と思っていたら、さらに先だった。という事象が、石割山など、この後の山でも発生。

12/19 8:58

やっと着いた文台山。

12/19 8:58

展望はこんな感じ。落葉期に歩けば、肉眼では十分に楽しめる。

12/19 9:13

細野峠への分岐は、木の枝が一本刺さっているのみ。気をつけないと誤って下山してしまう。標識がほとんど無いのも、この山域の特徴。

12/19 9:20

人の話し声がすると思ったら、地図に無い道ができていた。

12/19 9:26

林道上から三つ峠山。手前は倉見山と相定ヶ峰。

林道から先は、東側から再入山して青破線ルートを辿ると思われる。くれぐれも赤線のようなことをしないように。

12/19 9:41

稜線に復帰して杓子山と富士山を仰ぐ。

12/19 9:45

1225m峰付近

12/19 9:57

茅のようなものが茂り、身体にバシバシ当たるようになる。ここも明確な分岐ではないが左折。直進すると1211m峰で恐らく行き止まり。

12/19 10:10

山のあちこちで崩壊した跡が見られる。

12/19 10:15

本日、富士山が最もよく見えた時。

12/19 10:21

ハガケ山。恐らく、山が崩れに崩れて歯が欠けているようだから、この名が付いているのではないか。

12/19 10:34

引き続き岩と、

12/19 10:35

急坂の過酷な行程。しかし、文台山を乗り越えた後では、身体が慣れてしまったらしい。

12/19 10:40

岩峰の辺り。特段標識らしきものは見当たらず。

12/19 10:48

1328m峰付近

12/19 10:52

最後に痩せた岩尾根をよじ登って、

12/19 11:04

難路をついに完踏。このような標識が出てくれば、後は楽だろうと思いつつ、難路の方を指す標識は外した方が良いとも思う。

12/19 11:04

杓子山と富士山の裾野チラリズム。

12/19 11:05

三つ峠、御坂の山々。来年は御坂縦走でもやるか。

12/19 11:05

奥秩父、金峰山までよく見える。

12/19 11:10

道が格段に広く、緩く、歩きやすくなった。

12/19 11:15

金峰山、朝日、奥千丈とそろい踏み。

12/19 11:20

竜宮跡

12/19 11:24

御正体山へは、まだ岩場のアップダウンあり。

12/19 11:36

何度かの「ここを登り切ったら山頂か」を経て、ようやくなだらかな山頂へ。

12/19 11:37

積年の希望であった御正体山にようやく到達。

12/19 11:54

15年で世の中もだいぶ変わったなあ。

12/19 12:06

山頂は曇っていたが、また日が射してきた。

12/19 12:14

前ノ岳

12/19 12:29

中ノ岳

12/19 12:36

笹が結構茂ってきた。

12/19 12:49

送電鉄塔

12/19 12:49

鉄塔下から杓子山

12/19 12:50

ん？あれは南アルプス？

12/19 12:51

ああ、冠雪している。間違いない。

12/19 12:50

もう少しズームアップ。

12/19 12:52

丹沢、道志方面は曇り。雲高は1400〜1500mくらいか。

12/19 13:00

山伏峠分岐

12/19 13:09

石割山に近づくにつれて稜線が崩壊気味になる。向こうは石割山と思いきや、その手前の日向峰。

12/19 13:10

山梨の北側、西側は好い天気だ。

12/19 13:10

崩壊地は危険だが、展望が良いので、ついつい足を止めてしまう。

12/19 13:18

山中湖東の平野が見えてきた。

12/19 13:23

日向峰の手前、稜線の崩壊が激しい。

12/19 13:27

日向峰

12/19 13:27

日向峰の若干の日向。

12/19 13:44

今年2度目の石割山登頂。

12/19 13:47

御坂山地

12/19 13:48

どの方向だったか忘れたが、北側の高川山、九鬼山かな？

12/19 14:01

富士五湖は大きな雲に覆われているが、まだ太陽を感じられる。

12/19 14:04

石割山からも南アルプスを展望できる。

12/19 14:03

南アの中でも南の赤石とかの辺りかな。

12/19 14:14

富士山手前にあった大きな雲は流れたが、山頂にまとわりつく雲が取れない。

12/19 14:16

山中湖が陽光で光り輝く。

12/19 14:16

杓子山に向かうか下山するか考えた結果、下山することとし、山梨県随一の企業、ファナック方面に東海自然歩道を下る。

12/19 14:18

下りは滑りやすいので要注意。

12/19 14:27

だんだんと道が落ち着いてくる。

12/19 14:34

平尾山。湖の対岸は三国山など。湖畔で泊まって翌日三国山から丹沢、御殿場に抜ける考えもあったが、めぼしい宿が残っておらず日帰りで。

12/19 14:35

北側の空は快晴。

12/19 14:35

富士山の山頂部、若干雲が取れた。

12/19 14:37

以降、段状の道がメインとなる。

12/19 14:46

1267m峰、大窪山

12/19 14:49

日陰は薄っすらと凍っている。日向は霜が融けて若干湿っている程度でぬかるんではいない。

12/19 14:53

道が広くなり、バイクなどが乗り入れないように柵が設けられている。

12/19 14:56

大平山手前に開けた野原がある。

12/19 14:56

12/19 14:59

大平山

12/19 14:59

大平山上空は青空

12/19 15:01

先ほどの野原から石割山へと続く稜線。

12/19 15:02

山中湖

12/19 15:02

富士山

12/19 15:02

御坂山地と、その手前の足和田山など。

12/19 15:18

飯盛山

12/19 15:19

逆光で見えにくくなっていたが、若干積雪している。

12/19 15:24

遠目で見る分にはスキーができそう。

12/19 15:39

下山して山中湖畔台の別荘地を抜ける。この辺りは大和ハウスのシマらしい。

12/19 15:50

湖畔の道路に出る。

12/19 15:52

結局富士山から雲は取れず。まあ、、この程度なら十分満足。

12/19 15:56

つがいと思われる白鳥が身づくろい。

12/19 15:58

存分に充実した山行だった。

12/19 16:03

手水舎では氷が張っていた。

12/19 16:06

これが今年の締め詣でとなるかどうか。山中湖浅間神社に参拝して本山行を締める。

12/19 16:16

花の都公園入口バス停に着いて間もなく河口湖駅行のバスが来た。

撮影機器：

PowerShot SX740 HS CANON

感想

narodniki

◆年末山行検討委員会（脳内）◆
委員長：そろそろ年末の締め山行について考えたい。
強硬派：本年はあと7山行、この週末は2000m級含む連日山行を。
穏健派：いやいや、あと2週間で7山行は無理だろう。
強硬派：残りの週末を連日山行とし、大晦日まで山行すれば可能。
委員長：それは晴れたら、ね。
穏健派：2000m級は御座山、山伏とやって緊要度は低下している。
委員長：気象次第では山伏と同様、中折れする恐れもある。
穏健派：また、山行ばかりでは他のことが全くできない。
委員長：今やらないといけないのか。今、真に歩くべきはどこか。
強硬派：では、2000m級は気象の他、諸条件が整ったらということで。
委員長：優先度では、今春、登山口にすら行けなかった御正体山だ。
強硬派：それには同意。次いで奥多摩の奥の山行か。
穏健派：御正体山まで行くなら、現地泊で連日山行という手もあるが。
強硬派：これといった宿が空いておらず、宿泊しようという気が起きない。
委員長：では、この週末は御正体山日帰り、以後の山行は条件と気分次第で。
強硬派：よろしい。後顧の憂えなく山行ができるよう他の用事も済ませよう。
穏健派：異議なし。宿泊もどこかでやりたいね。
委員長：それでは事務方は御正体山の山行計画をよろしく。
事務方：（御正体山は奥地にあるから計画を立てにくいんだよなあ…）