世界谷地と大地森と揚石山
- GPS
- 05:29
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 816m
- 下り
- 813m
コースタイム
天候 | 薄曇り 時々 雪 大地森山頂は強めの風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・湿原の大部分は雪に隠れていますが、一部湿地が顔を出していましたので、雪原闊歩はそろそろ限界ではないかと思われます。 ・大地森山頂東側は尾根合流部以外が雪庇となっています。クラックも入り始めていましたので、登られる方は注意を。 ・第二湿原から大地森下部までのコースは木に赤丸が描かれてはいますが、まばらなのと、一部が雪の下なので道迷いには注意です。 ・揚石山もリボン等はありませんでした。 |
写真
感想
栗駒マイナー登山路、第2弾。
今回は先週とは逆方向の世界谷地より攻めてみました。
今回も先週と同じスキー&スノーシュー(ワカンでも良かったかも)です。
このコース、冬の世界谷地散策に来る人は比較的多いようですが、ここより先
に入る人は希のよう。
駐車場からは秣森側面の樹林帯歩きです。第一から第二湿原への縦走もお勧め
ですが、今回は最短コースで湿原末端まで進み、そこから大地森へ。
大地森裾野の樹林帯に入ると、トレースも案内表示もほとんど無く、木々の向
こうに見え隠れする大地森を目印にします。
夏道上に出るとたまに案内の赤丸印があるのですが、雪に隠れてるのもあり、
すぐ見失ってしまいます。まぁ、どこを歩いても問題無い積雪路なので、目的
の尾根に向かって歩けばここは問題無しでしょう。
大地森へは比較的傾斜の緩そうな(と言っても急でしたが)南東尾根から。
先週と違いクラストはしていないので、急登でもシールが良く効く。少ない冬
山登山歴の中のシールで登った斜面のなかでは最大傾斜だった気はしますが、
ここは気合いで登りきりました。と言いたいところですが最後の70m程は急過ぎ
で、しかたなくシューに切り替え。たぶんツボ足の方がここは楽だったような
気はします(ザックに両方は付けられないので)。
巨大雪庇を左右に見ながら隙間から山頂に這い上がりると、比較的開けた台地
になってました。ここから北側尾根を下り夏道に合流し虚空蔵山に向かうのが
当初の目論見。北側尾根に向かうと、尾根に張り出しだ灌木の反対側が切れ落
ちていて進めず。東側樹林帯はどうかと言うと木々が密集し過ぎていてNG。
夏装備なら強行突破も有りですが、スキーやシューやストックやらと装備の多
い冬では、どう考えても無理。
ということで今回の栗駒山頂行き、あえなく中止となってしまいました。
まぁこのコースに関しては、事前の情報がほとんど無かったので、どちらかと
いうと偵察気分で無理せず行こうとういう感じだったというのもありますが。
山頂方面の天気も悪いしということで大地森滑走と揚石山登山にここで変更し
ました。
ここからはお待ちかねのスキー滑走。登りがきつい程に下りの楽しさは格別で
す。今回も雪質良し、斜度良し、距離良しと三拍子揃ったコース。約2キロ程の
ダウンヒルを楽しみ湿原には気がついたら着いてたよといった感じでした。
ここから湿原を縦断し揚石山に向かいます。この山、夏道は無さそうなので積
雪期限定の山っぽい。山頂からの視界は今一つですが、山頂直下は傾斜がきつ
めなので、パウダーランなら楽しめそうでした。入山口から比較的近いので、
来期からはお世話になりそうな予感です。
下山に利用した北東側尾根の裾野が密林状態で下るのに苦労しましたが、枝を
かき分けなんとか湿原到着。ここからは駐車場まで、目と鼻の先です。
振り返ると栗駒山頂が晴れてたりして、やっぱり登っておけば良かったかと思
わなくもなかったですが、楽しく滑れたので良しとしましょうかね。
コメント
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この辺りはsyasyuさんのホームですね。
僕は毎年秋にR398から千年クロベに会いに大地森に抜けるコースを歩きます。
ブナの森がとても深くてきれいなエリアですよね
冬の栗駒は毎年行きたいと思いながら、チャンスを逃しています。
まだ行けそうですね。
密かに虚空蔵山に行ってみたいのです。
近くにいました 同じ時間に憩いの村にいました。30日は晴れて爽快〜のはずが、寒くて栗駒頂上が見えません とりあえず小屋まで、雪硬くてズルズルなので、今年初アイゼン登場
小屋から上はなんと吹雪いてました 上は寒気が入ってるようです 先週に引き続き小屋掘り 小屋の管理人状態です syasyu さんのようにバリエーションが欲しい今日この頃です。でも、スキリ登れるまで、また行きそうな気がします
tooleさん、こんばんは。
栗駒に関しては完全にホームグラウンドですね。なにせ自宅から登山口まで30分程なので。といってもここに登り始めたのは最近なので、全然知識はないですが(汗)
今回歩いて見て、確かにブナ林は綺麗でした
秋田側からのアクセスは冬期閉鎖の関係で大変だと思いますが、樹林帯にはまだ雪が豊富にありましたので、是非栗駒にいらして下さい。
mommutさん、こんばんは。
今冬、mommutさんが一番避難小屋を利用してるんじゃないですか
今年は週末と晴天の巡り合わせが良くないので、なかなか気持ちの良い日に山に登れませんね。今回、大地森山頂に立って栗駒方面を眺めたとき、厳冬期のような荒れ模様で
、行っちゃまずいでしょと思いましたよ。スッキリするまで登りたい気持ち、同感です。
バリエーションといっても、私の場合はスキーを使って距離を稼いでいるだけで、難しい所は行ってないですけどね
山レコ内を探すと、シューやアイゼンで行ける面白そうな所、散らばってますので、探してみると面白いですよ。
登山口まで30分って、耕英?
1188を通って御沢とデロコ沢の間通れたら周回できますね。超ロングでしょうが。大地森の西側をトラバースして虚空蔵山に上がるしかないのでしょうか。雪崩のない時期に…と他人事なので書いてみました 歩きの私には行けないコース でもきっとsyasyuさんやりそうなので、楽しみにしています。
隠れ栗駒ファンより
kiyoshiさん、こんばんは。
自宅からいこいの村なら30分位ですよ。助手席に乗ったら気持ち悪くなるかもしれませんが
世界谷地から山頂折り返しで1188Pを絡めての周回や、御駒ヶ岳から湯浜コースを下って途中から相ノ沢と腰抜沢の間の林道を使う周回など、地形図見ながら夢を膨らませてました(実際に歩けるコースかはわかりませんが)。どちらも20kmオーバーになりそうなので徒歩での日帰りは辛そうです(一番上のコメントの方なら歩けそうですが )
虚空蔵山へは大地森の西斜面のトラバースが地形上一番安全そうに見えますね。
今年登るかはわかりませんが、せっかくの地元の山なので、少しずつ怪しいレコを増やそうかとは思ってます
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