厳冬期の燕岳は最高に美しかった。そしてあの人にも会えた。(2泊3日)


- GPS
- 27:30
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 2,209m
- 下り
- 264m
コースタイム
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 3:59
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 6:46
9:10 燕山荘
9:46 合戦小屋
11:05 第一ベンチ
11:28 中房温泉
15:04 宮城ゲート
15:07 駐車場
天候 | 12月25日(金) 雪 12月26日(土) 雪 12月27日(日)雪のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・中房温泉宿泊料 16,000円ー5,600円(Gotoキャンペーン35%割引)ー3,000円(安曇野市宿泊施設応援割引)=7,400円 +地域クーポン2,000円(実質5,400円) ・燕山荘宿泊料 12,000円-4,200円(Gotoキャンペーン35%割引)=7,800円+地域クーポン2,000円(実質5,800円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・宮城ゲート〜中房温泉 約13kmの車道歩き 積雪あり。往路復路ともにつぼ足で大丈夫だったが、復路は凍結している場所もあり、滑ったので心配ならチェーンアイゼン要装着。 ・中房温泉〜合戦小屋 つぼ足とダブルストック ・中房温泉〜燕山荘 12本爪アイゼンとピッケル(積雪があったのでわかんとストックでも可) ・燕山荘〜燕岳 アイゼンとピッケル ・燕山荘〜中房温泉 アイゼンとピッケル |
その他周辺情報 | 中房温泉で入浴可能 |
写真
感想
燕岳の年末年始の登山は一度は行ってみたかったが、Gotoキャンペーンが使えるので宿泊料金のハードルが下がり決断。新型コロナの感染拡大で12月28日から停止されたが運よくその前に行くことができた。この時期のネックは宮城ゲートから中房温泉までの約13kmの車道を歩くことだ。しかし、行きはいろいろ考え事していたり、期待に胸が弾んでいたので思ったほどつらくはなかった。数日前に購入したチェーアイゼンも使わず歩くことができた。中房温泉はいろいろ評判もあるが温泉付きの山小屋と思えばそれほど不満は感じない。今回はGotoキャンペーンも使えたので良かった。日本秘湯の会の会員だけあって温泉は秘湯感もばっちり。御座の湯と大浴場に浸かって汗を流す。ただ、部屋は一人だったが汚いのと温風ヒーターが故障していたのは残念。電話もないので宿の人に伝えるのも面倒だったのでそのまま我慢した。
夕食では人気ユーチューバーのあの人に遭遇。迷惑も顧みず写真を一緒に取ってもらう。ツアーで来ているそうだ。ますますファンになる。
翌日は合戦小屋から燕山荘までは、結構雪が深く暴風雪にも見舞われ、厳冬期の北アルプスの厳しさを味わう。予定時間を過ぎていたので燕岳登頂は翌日に持ち越すことにした。食堂も終わっていたので、楽しみにしていたビーフシチュー、生ビール、ケーキセットは食べることができなかった。持参したスーパードライとつまみで一人宴会で時間をつぶす。燕山荘はこれまで泊まったことがなかったが、評判通り高いホスピタリティには感心する。宿の人の接客も丁寧で親切。そして食事もおいしい。
翌日はガスで日の出は見られず、燕岳に空身で出発した。山頂も強風で視界はない。またあの人に遭遇したので迷惑をも顧みず写真を撮ってもらう。燕山荘に向かう途中からガスがとれて雄大な槍穂高連峰が姿を現す。厳しさと神々しいまでの姿に感動した。燕山荘からの下山は青空のなか気持ちよく下ることができた。中房温泉から宮城ゲートまでは靴擦れの痛みにも耐えながら結構長くつらく感じた。
それでも厳冬期の北アルプスのすばらしさを感じられた3日間だった。
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