餓鬼岳と燕岳〜艱難辛苦の道の果て〜


- GPS
- 13:55
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 2,650m
- 下り
- 2,191m
コースタイム
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 6:16
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:37
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
最寄り駅〜信濃大町(電車) 信濃大町〜白沢登山口(タクシー) 帰り: 中房温泉〜穂高駅(バス) 穂高駅〜最寄り駅(電車) |
コース状況/ 危険箇所等 |
白沢登山口〜最終水場 鉄板、梯子、ロープで補強されているが滑落に注意 最終水場〜大凪山 急坂 剣ズリ〜東沢岳 岩場あり 東沢岳〜奥北燕平 ハイマツや笹の藪漕ぎ状態 |
その他周辺情報 | 信濃大町にて前泊 下山後は中房温泉を利用 |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ヘルメット
|
---|
感想
夏の登山計画第一弾。
先週の山形縦走は鳥海エクスプレスが急遽走ることになったので臨時で入れたので登山計画としてはこっちが先です。
白沢登山口からスタート。
序盤は鉄板、梯子、ロープ、渡渉ありのコース。
水際ということもあり全体的に濡れているうえに、うっかり転ぶと沢にドボンしかねないので神経を使う。
最終水場で小休止。
さて、ここから大凪山までの急坂がヤバかった。
普段から累計標高2000m超えているような登山をしているので大丈夫だろうと高を括っていたのだが全く足が進まない。
これが暑さでペースが上がらないとか、疲れが足に来ているとかであれば問題ないのだが、臀部やふとももの調子から見るに脱水症状に痙攣の一歩手前。
人はここまで汗をかくのかというレベルでびしょ濡れに。
大凪山で長時間休憩や補給をしてどうにかまともに進めるレベルまで持ち直させて餓鬼岳山頂到着。
噂に違わぬ難易度であった。
本当は唐沢岳まで行く予定であったが、この状態で向かうのは自殺行為なので小屋で大人しく休憩。
翌日。
状況によっては即下山も考えたが、大丈夫そうなので燕の方面に向かう。
剣ズリまではそこそこ歩きやすいがそこからが本番。
岩稜地帯はそうでもないが高層はハイマツ、低層は笹による2重ヤブ漕ぎ。
場所によっては登山道が非常にわかりにくいことになっており見極め必須。
実際2,3回ほど変な方向に進んでしまった。
東沢乗越まで下ると今度は今度で登りバージョンの藪漕ぎとなり、より難易度が上がることに・・・。
それでも前日のバテバテ状態に比べると明らかに余裕がありどうにかなった。
奥北燕平あたりまで来ると高山植物の宝庫に歩きやすい稜線、遠くまで見渡せる景観と今度は一転して天国状態。
燕岳は残念ながら雲で覆われてしまったが、そのおかげでライチョウと遭遇できたと考えるとむしろラッキーかもしれない。
最終的に14時台のバスに間に合いそうなので合戦尾根を速攻で下山してフィニッシュ。
カラスの行水になってしまったが、中房温泉にも入れて満足。
序盤のやらかしでかなり苦労したが、メインの目的である2座に訪問ができて満足。
初めての場所での急坂や神経を使う道は予想以上に消耗するものである。
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