登山靴防寒装備テストin風不死岳
北海道
ms090
体力度について
- GPS
- 05:20
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 795m
- 下り
- 776m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:24
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 5:18
| 天候 | −14℃、山頂は無風、曇り雪 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
トレースあり、下の駐車場から12本爪アイゼン。 |
写真
アイゼンも無調整で付けられる。風不死岳の急斜面を横向き後ろ向きで歩いてもズレなし。カバーが内側によってたので、外側の被り量が少ないです。全然調整は可能です。
2
感想
登山靴の防寒能力をお手軽にアップする方法を思いついたのでテスト登山。
−14℃で2時間近く殆ど動かなくても足が冷えて痛くなることはなかったので効果あり。
【はじまり】
現在使っている登山靴の防寒能力に限界を感じていたので色々ネットで調べてみた。
外側がゲイターで覆われているダブルブーツの方が断然暖かいというのが分かった。
代表的なダブルブーツだと『スポルティバ G5 定価93,500円 (税込)』、まあまあのお値段。
今、『スポルティバ ネパールキューブ 定価84,700（税込）』を使っていてまだ3シーズン20回位しか履いてないので買い替えにはもったいない。
【改善策】
今使っているシングルブーツに何かしらカバーを付ければダブルブーツになる。
モンベルとかで売っているナイロンのオーバーシューズカバーは重くて嵩張るので却下。
サイクリング用のネオプレン製オーバーシューズカバーと言うのが軽くて暖かそう。
購入したもの『ウィザード オーバーシューズ カバーLサイズ 片足84g』、装着がマジックテープタイプなのがこれしか見つけれなかった。マジックテープは届かなかったのでベルトは自作。
【テスト環境】
風不死岳山頂 気温：ー14℃、ほぼ無風、雲＆雪 約2時間停滞
（最初の30分はカバー付けずに、足が冷えてくるのを待った。）
足：スキンメッシュソックスレギュラー＋モンベルネオプレンソックス2.5�亳�＋ネパールキューブ＋ネオプレンオーバーシューズカバー
上半身：アクティブスキンロング＋ドライナミックメッシュ3/4＋POLARTEC POWER GRIDのハーフジップシャツ＋ブリーザートイフーディー＋850FPダウンフーディー
下半身：モンベルウールタイツexp＋ティートンブロススムースパンツ＋ノースフェイスマウンテンパンツ
1、着脱性：足を通してマジックテープを付けるだけなので簡単。
ネオプレンが伸びるので色々なブーツサイズに対応出来そう。
フィット感もいい。ゲーターの上から付けられる。
2、保温能力：足が冷えてからカバーを付けたら足が暖かくなった。
カバーを付けてから1時間後には足が冷えてきた。
更に30分経過しても冷えは同じくらい痛くなることはなかった。
下山開始してすぐに暖かくなった。
下山後カバーを外すとブーツとカバーの間が暖かかった。濡れはなかった。
3、アイゼン装着：カバーの上からアイゼン無調整で取り付けOK。
そのまま風不死岳の急斜面を横歩きや後ろ歩きで降りてもずれ無し。
4、問題点：アイゼン着けていないとつま先がめくれあがってくる。スノーシューも多分同じ。
アイゼン着けていてもつま先と土踏まずの間の隙間から雪が少しずつ侵入してくる。
改善策として側面とつま先にドローコード通して締め上げる。
今回のテスト前に見つけたYamapの記事。カイロが良いみたいだけど一度靴用ので試したら動いているときは熱くて停滞してると冷えちゃってイマイチだった。
今年マグマカイロの靴用が出たのでそれなら良いかもしれない。
https://yamap.com/magazine/10197
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