西穂高岳

2012年12月01日(土) 〜 2012年12月02日(日)

• GPS: 24:00
• 距離: 13.2km
• 登り: 1,803m
• 下り: 1,797m

コースタイム

12/1 12:00ロープウェー西穂高口−14:30西穂高山荘（テント泊）、12/2 5:30西穂高山荘−6:30独標−7:00ピラミッドピーク−8:00西穂高岳頂上−9:30ピラミッドピーク−10:00丸山−10:30西穂高山荘−12:00ロープウェー西穂高口戻り

天候

12/1雪、12/2快晴！

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

松本付近に車を駐車、バスを乗り継いで新穂高温泉へ

コース状況／危険箇所等

・雪の状態は極めて良く、危険箇所は特になし。

写真

12/1 11:59

まずは新穂高ロープウェーで、西穂高口という駅まで上がります。ここまでは一般の観光客も多いですね。ただ、今日はご覧の通り天気が怪しく、眺望ゼロです・・・。冬の北アルプスらしい天気ではありますが。

12/1 12:28

予想はしていましたが、結構雪ありますね。まずは本日の宿泊先の西穂山荘を目指して歩きます。

12/1 14:38

西穂山荘到着。到着する時間が早かったのか、まだ誰もいませんでした。案内板の埋まり具合から、雪の積もり度合がわかります。

12/1 14:38

テント設営。なかなか寒々しい感じですね・・・。実際、この夜は氷点下20度近くまで冷えて、ブーツや水とかいろんなものが凍りついて大変でした(;´д｀)。

12/1 14:48

時間も早かったので、西穂山荘で生ビールを頂戴しました。西穂高近辺も、映画「岳」の撮影場所に使われた様です。僕の写真の撮れ具合が良くないですね・・・。

12/2 6:31

翌朝、5時半に出発、西穂高岳を目指します。まずは最初のピーク、「独標」に到着。後ろは笠ヶ岳です。手前の岩に「11峰」と書いてありますが、この意味はこの後すぐわかります。

12/2 6:31

真ん中に見えるのが、この岩稜で有名な「ピラミッドピーク」です。西穂山頂までは、この様に10個くらいの小ピーク（決して小さくないですが）を越えていきます。

12/2 6:35

日の出の時間が近くなってきました。これは、南アルプスの向こうに見える富士山です。

12/2 6:42

日の出です。八ヶ岳から、ダイヤモンドリングといった感じです(*´∀｀)。

12/2 6:43

ピラミッドピークも、モルゲンロートに包まれてきました。

12/2 6:43

手前に独標、遠くに乗鞍岳です。

12/2 7:07

ピラミッドピーク到着。ここで、ようやく目指す西穂高岳が見えてきます（左奥のピーク）。一体どこを歩いていくんだろうなあ〜、という眺めです。

12/2 7:08

笠ヶ岳。西穂高岳の影が投影されています。

12/2 8:17

西穂高岳（2909m）到着。奥には、槍ヶ岳と南岳が綺麗に見えていました。

12/2 8:21

一番左が槍ヶ岳、真ん中少し右が奥穂高岳、右がジャンダルムです。西穂高岳から縦走できなくもないのですが、この季節にあのあたりに行くのはかなりの技術とちょっとの勇気（と長めの休暇）が必要ですね（＾ω＾）。

12/2 8:21

左が前穂高岳、右が明神岳。

12/2 8:14

再度乗鞍岳です。雪がこってり、なんだかアイスクリームの様です。

12/2 8:14

霞沢岳ですね。ここも、冬はちょっと手ごわそうです。

12/2 8:13

・・・と、360度の眺めをしばし独り占めして、ぼちぼち戻ります。これは、来たルートを撮っています。まあ本当にギザギザしていて、ゴジラの背中という例えもあらためて納得です。

12/2 8:57

ピラミッドピーク手前の岩稜の一つ。こんな感じで、細い稜線がほとんどなので充分気を付けます。

12/2 8:57

一旦右側（飛騨側）に足を滑らすと氷の斜面になってるので、どこまでも滑り落ちて行きそうです（＾ω＾）。

12/2 9:05

左側（信州側）も、あまり安全とは言えませんが・・・。

12/2 9:13

クライムダウンしてきた斜面の向こうに、綺麗な飛行機雲が見えました。

12/2 9:19

そのクライムダウンしてきたピークです。自分の行き帰りの足跡が見えます。

12/2 9:19

この、ピラミッドピークに戻る尾根が、今回のルートの中では結構いやらしいところですね。細いです。

12/2 9:26

再度ピラミッドピークから西穂高岳を振り返って。北アルプスには珍しい絶好の天気の中、気持ちよく登らせて頂きました！

12/2 9:39

この独標に戻る斜面も、なかなか気を使いました。左の雪庇に乗らない様に、要注意です。

12/2 10:05

丸山にまで戻ってきました。もう一安心、といったところです。

12/2 10:05

ピラミッドピーク、独標、丸山を振り返って。

12/2 11:34

テントを畳んで、さくっと下山します。途中、本日辿ったルートが一望できました。今回はこの季節の北アルプスとしては、本当に天気に恵まれた快適な岩稜歩きができました。・・・しかし、この後中央道がトンネルの事故で大変なことになっているのを友人から一報頂き、関越経由で事なきを得ました。いつも使っている高速なだけに、ちょっとショックですね（怖）。以上。

撮影機器：

EX-FC150 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

SC-02B SAMSUNG

感想

yamax

「ゴジラの背中」と例えられることが多いこの岩稜を、予想外に穏やかな天気の中登ることができました！雪の量の多さは、やはり北アルプスです。