山頂独り占めの☆御嶽山で雷鳥にも逢えた!
- GPS
- 07:37
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,457m
- 下り
- 1,455m
コースタイム
→9:45九合目(雷鳥撮影)10:00→10:20王滝頂上→10:55剣ヶ峰頂上11:10→11:30王滝頂上
11:40→11:55九合目→12:30大江権現→12:45田ノ原登山口→13:30おんたけ2240スキー場
天候 | 快晴のち高曇り 風は穏やか |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
暖房ウォシュレット有り 積雪・凍結はなくノーマルタイヤでOK |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは雪の下と思われるので事前に県警あてメール送信するのが良い。 スキー場→田ノ原:雪は緩んでおりアイゼン不要 田ノ原→王滝頂上:雪は多少緩んでいるが傾斜もありアイゼン着用が楽、クラストなし 二日前に2〜30cmの積雪があったが、登り時点ではほど良く締まっており、ワカン不要 弱層もなさそうだったので七合目下から九合目まで夏道を外れ雪渓を直登 王滝頂上→剣ヶ峰:八丁ダルミは一部地肌が露出、風の通り道なので強風時は注意 ※下山時は視界不良による支尾根への迷い込み、雪渓の下り過ぎによるルート外れに注意 スキー場は平日で閑散としていたのでヒップソリで下ったが、雪質が悪く前回ほど快適には下れなかった |
写真
感想
前回は時間切れで途中撤退、2ヶ月ぶりに御嶽山の頂上を目指しました。
二日前に降った季節外れの雪はスキー場で20cm、中腹以上で2〜30cmといったところでした。
ワカンも持って行きましたが、雪は良く締まっており使わずじまいでした。
前回は出発が9時頃になってしまい登頂できなかったので、昼頃から曇りがちになる
との天気予報もあり、今回は最初からゴンドラを使わないでスキー場を登攀する計画で、
6時出発としました。
ゲレンデの雪はやや緩んでおり、アイゼンなしで快適に登れました。
田ノ原登山口は前回より雪は少なくなっていましたが、駐車場はまで一面の雪原でした。
登山道には昨日のものらしきトレースがありましたが、雪は締まっておりトレース
を外しても踏み抜くことはありませんでした。
大江権現を過ぎて傾斜が出てきたところでアイゼンを装着しました。
新雪は締まっていて弱層もなさそうなので、赤っぱげを少し登った辺りから夏道か
らはずれて雪渓を直登することにしました。
長い雪渓登りですが、前にも後にも人の気配はなく、時々イワヒバリが鳴きながら
飛び交うだけでした。
前回撤退した富士見石の辺りに着いたのは、登山口から90分ほどだったので予定よ
りやや早いペースでした。
九合目の石室について雪渓の辺りをふとみると何やら動くものがありました。
オスの雷鳥、続いてメスの雷鳥の登場です。おそらくつがいなのでしょう。それぞ
れにハイマツや草をついばんでいますが、こちらを全く警戒する様子もなく堂々と
動き回っていました。カメラを向けても一向に気にする風もありません。
10分ほど雷鳥撮影会ができました。
雷鳥さんにお別れをし、ここから夏道に戻って王滝頂上を目指します。
カラフルな案内板を右手に見ると、頂上はもうすぐ、王滝頂上山荘の立派な建物が
グッと近くに見えてきます。
去年の5月下旬、王滝頂上の鳥居は雪に埋もれてくぐれませんでしたが、今回はゆっ
たりくぐれるほどでした。
ここから剣ヶ峰まではあとひと登り。
八丁ダルミは風の通り道らしく、地肌が現れた所があり雪があってもごくわずかでした。
研いだばかりのアイゼンの爪が丸くなるのがイヤだったので、雪の着いた所に少し
迂回して進みました。
剣ヶ峰直下に吹き溜まってできた雪壁は、高さ10m程ではありましたが今日一番の急登でした。
雪に埋もれた最後の階段部分を登ると3063m、御嶽山の頂上に到着です。
誰もいない頂上で360度の展望を楽しみながら腹ごしらえをしたり、セルフで記念写
真を撮ったり…。天気予報どおり上空に雲が拡がって来てはいましたが、静かな山頂の時間を過ごせました。
この時期にしては、風も穏やかで天候に恵まれました。
下り始めて登山道を見ると八合目辺りに人影がポツリポツリ。
ようやく今日初めての人との遭遇になりそうです。
九合目下ですれ違ったのはシールをつけたスキーヤーとスノーシューで登るスノー
ボーダーの男女4人組でした。
その後も七合目付近で男4人の登山パーティー。こちらはゴンドラの最終に間に合う
よう行ける所までとのことでした。
メンバー1人のアイゼンバンドが外れていたので教えてあげました。
さらに赤っぱげの上で単独行の男性とすれ違い、今日の御嶽山は自分も入れて10名だったようです。
ゴンドラの三笠駅(スキー場最上部)からは、前回同様ヒップソリの出番です。
ただ、今回は雪質が悪くあまり快適な滑りはできませんでした
1ヶ月ぶりの山行でしたが、この間、地道にトレーニングをしていたことと穏やかな
天候に恵まれたお陰で余裕のある歩きができたように思います。
おしまい。
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