大山〜天丸山〜帳付山 岩トレの成果あり♪
- GPS
- 06:20
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 1,053m
- 下り
- 1,032m
コースタイム
10:15大山10:20
11:10天丸山11:15
11:30馬道のコル
12:50帳付山13:05
14:00馬道のコル
15:20駐車場所
歩行時間5時間55分
天候 | これ以上はない快晴♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
南牧村から「湯ノ沢」トンネルを抜けて上野村に向かいます 「ヴィラせせらぎ」を過ぎ、橋を渡ったら右折(登山口標識あり) 道なりに行き、「奥名郷」集落入口で右折(登山口標識あり) 約2kmで天丸橋登山口です 橋の周辺に駐車場(10台位)、袂にも数台の駐車余地があります 登山ポスト、トイレ等はありません |
コース状況/ 危険箇所等 |
沢に沿って渡渉を繰り返します(水量が少なく助かりました) 登山口から間もなく右の山腹に取りつく道に注意 落ち葉で沢沿い行くか、渡渉するか判断しにくい場所があります 山に向かって左側に渡渉してから急坂、ロープあり 川音が遠ざかり、ジグザグの急坂を辿ります(ザレ場は結構滑ります) 枝尾根に着くと、進行方向右に天丸山が樹間に見え、緩やかな斜面に 道の真ん中に大きな岩が見えると、天丸山と大山の分岐はすぐ 大山への登山道は岩稜帯です(最初はトラロープあります) 岩場はホールドも多く見た目より安全 大山から倉門山へは分岐まで下らなくても尾根伝いに行かれます ちょっと藪になった踏み跡がそうだと思いますが、 分岐まで下ってしまい、また登り返して無駄な労力を使ってしまいました 倉角山から天丸山直下までは快適な尾根歩きです 天丸山取り付きから垂直に近い岩場で、ロープが連続 登りより下りの方が怖いかもと思いながら登りました 案外ホールドも沢山あるので三点支持しやすい感じです この岩場が本日の核心部でしょう 馬道のコルを過ぎ、最初の岩峰を巻く道で間違えて引き返しました 巻き道を発見した後は注意深く、テープを見失わないよう歩きました 休日で登山者も沢山歩いていて心強かったです 帳付山からの帰路も馬道のコルに着くまで、 一回迷って引き返し、気が抜けませんでした 行きと帰りの風景が全く違うので通ったからと安心できません 最初は馬道のコルから林道へ下る積りでしたが 往復した方が時間的には早いので、来た道を戻りました 馬道のコルからの登り返しと、沢に下る急坂のザレ道が疲れた足に応えました |
写真
感想
ずっとずっと帳付山に行きたいと思いは募っておりましたけれど
いまひとつ勇気がなくて、実行に移せないままで居りました。
「赤岩」〜「大ナゲシ」で今年初のクライミング訓練をしましたので
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-285815.html
今ならならできるかもしれないと、勢いに乗って出かけてきました。
最終と思われる集落で右折し、林道に入り心細く運転していると、
家が数軒、軒を連ねているのにびっくり。
急斜面に幾重にも石垣を積んで畑を作っている様にも長い歴史を見る山里です。
尚も続く林道を長く感じながら天丸橋に着くと、既に駐車場は満杯状態。
今日は休日、天気も良いですし、時刻も九時になろうとしていますから
遅きに失した感があり、大急ぎで支度をし、出発しました。
谷川沿いの道は落ち葉で埋まっており、最初は道が分かりにくく
立ち止まっては廻りを見て進むという具合でしたが
最終の左側への渡渉まで、次第に踏み跡で判断できるようになりました。
山腹をジグザグに登る道以降、道は明瞭で、標識もしっかりしています。
大山からの眺望は大パノラマ、素晴らしい!の一言でした!
よくぞ、こんな快晴の日に来たものと、嬉しくてたまらなくなります。
「赤岩岳」や八丁峠に連なる尖峰がずらりと見えています。
先日はあそこから、大山や帳付山を眺めたのですね♪
ですが、今日はまだまだ先がありますので喜んでばかりはいられません。
惜しみつつ山頂を後に天丸山に向かいました。
登山口九時発はちょっと遅く、天丸山を諦めた方が良かったかもしれませんが
せっかくの機会、また来るなんてないかもしれませんし
思い切って登ることにしました。
しかし、見上げてびっくり、垂直の岩場が待ち受けておりました。
ここで考えていたら、フリーズしてしまいそうなので、考える前に登ることに。
必死にロープに縋り、なんとか登り切りました。
しかし、これは下りる方がよほど怖そう…
刻々と過ぎる時間が気になり、早々に天丸山を後にして、帳付山に向かいました。
心配した下降は、ゆっくり足場を探しながら下りました。
こんな時、仲間を待たせたりすることもなく、一人は気楽です。
でも、これも先日のトレーニングがあってこそ。
馬道のコル迄は僅かな時間で下りました。
いよいよ、本日の主目的である山頂を目指すのですが
馬道のコルからの第一峰で道に迷い、岩峰の頂きで踏み跡さえ見失いました。
今日はもう無理かもと、泣きべそをかきながら引き返してみると
巻き道を発見しました(見ているようでいて、見ていないのですね)
以後はテープにこだわりながら、何とか山頂までの長い道のりに耐えました。
時間にすれば一時間ですが、とてつもなく長く感じられました。
途中では沢山の下山者と行き会い、心強かったのですが
予想通り、本日の最終登山者は私一人、心細くなりながら山頂に到着。
山頂と言っても稜線上で、ピークらしさはあまり感じないのですが
西に少し行くと切り立った絶壁の上に出て、御座山が間近に見え、
こんな方角から御座山を仰げたことに感動です。
目標の三つの山頂を無事に踏み、満足感に浸りながら帰途に着きました。
ですが、やはり馬道のコルまで簡単には行かず、一回道に迷いかけました。
行きと帰りでは見える風景がまるで違うので
いつのまにかテープから離れて、岩稜からはるか下へどんどん下っていました。
この時も、踏み跡が殆どなくなっている急斜面に気付いて
尾根に登り返し、正規の巻き道に戻れました。
おかしいと思ったら「戻る」、これが鉄則だと思います。
緊張して疲れた足には、馬道のコルからの登り返しと
ザレた急坂の沢へ下るジグザグ道が応えました。
けれども林道を下るより早く下山できたと思います。
ドキドキ、ハラハラが連続する山行でしたが、長年の夢が叶い、大満足!
また岩山のトレーニングをしてみたくなりました♪
コメント
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天気が良くてよかったですね。
五年前に同じように三山回った時は、馬道を下り長い林道を歩いて天丸橋まで帰りました。(歩行時間7時間25分)
群馬百もかなり稼ぎましたね。
とうとう行ってきました
やはり、あんなに間近に見てしまうと居ても立っても居られないものですね
登山口のアクセスもしっかり覚えさせていただきましたし、あの沿線はまだまだこれから行きたい山だらけです
怖いけど、面白い、そんな山に惹かれますね
群馬百はまだまだです。気長にやります
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