赤城外輪山一周


- GPS
- 08:10
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,714m
- 下り
- 1,712m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ(黒檜山山頂付近は雪) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
黒檜山登山口から駒ヶ岳 尾根までは急な直登ルートです。 黒檜山から駒ヶ岳は歩きやすい縦走路です。 駒ヶ岳から地蔵岳 駒ヶ岳から覚満淵までは正規ルートではなく笹原の細い踏み跡を行きます。 所々赤テープがあり最終的には覚満淵横のレストハウスを目指します。 長七郎山登山口から地蔵岳は整備されたルートです。 地蔵岳から鈴ヶ岳 地蔵岳の下りは急な場所が多く今の季節はまだ残雪もありました。 鈴ヶ岳登山口から鈴ヶ岳下の大ダオ(鞍部)までは歩きやすい縦走路です。 大ダオから鈴ヶ岳への直登ルートは急です。 鈴ヶ岳山頂は行き止まりのため折り返します。 鈴ヶ岳から大沼 大ダオからは少し不明瞭な道が続きます。 細い林道と出合った先に崩落した場所があり道がさらに細くなっています。 一か所橋が架かっていますが、昭文社の地図だと橋の場所が間違っています。 (地図の橋を探して迷いました。) 橋の先から登りが始まり尾根上から出張山・薬師岳・陣笠山の縦走路です。 最後は歩道のない車道歩きになります。 |
写真
感想
今日からGWの連休に入ったのでちょっと遠めの山を長めに歩こうと思い上毛三山の一つ赤城山の外輪山を歩いてきました。
関越を前橋ICで降りると前橋の市街地から赤城山を見ることができましたが、上空は晴れているのに赤城山には雲が掛かっていました。
赤城神社の大鳥居をくぐり山道に入ると、徐々に雲の下に入っていき大沼に着くころには風も強く、気温も下がっていました。
黒檜山登山口近くの駐車場はまだ車が止まっておらず、そこで準備をして黒檜山登山口へ向かいました。
登山口からの登りはほぼ一定の傾斜で尾根までお乗り続けるような道でした。
途中「猫岩」という標識がありましたが猫っぽい岩が見当たらず、どれが「猫岩」かわかりませんでした。
猫岩(の標識)を過ぎたあたりから粉雪が降り始め周りの木には霧氷が付いていました。
特に今日は西風が強く、黒檜山まで登っている間中ずっと強い風が吹いていました。
一度尾根上まで出たあと、黒檜山の山頂へ向かいました。
赤城山と言う山頂は無く大沼の周りを取り囲む外輪山の総称が赤城山ですが、この黒檜山が最高峰になっています。
山頂には4〜5人の人たちがいましたが風が強くみんなすぐに戻って行ってしまいました。
最高峰の山ですが、雲の中で何も見えず、私もすぐに駒ヶ岳へ向かいました。
相変わらず風は強かったですが駒ヶ岳へ向かう縦走路へは直接吹いてこなかったので幾分楽でした。
駒ヶ岳を過ぎた先で、通常の登山道は下りになりますが、ヤマレコやインターネットで調べる縦走路の先に細い踏み跡があり覚満淵まで降りられるとのことだったのでそちらへ進んでみました。
クマザサで覆われた中に細い道があったので見失わないように下りていきます。
途中には赤いテープもあり小さな岩のピークを越えた先からは下に見える覚満淵のレストハウスの赤い屋根を目指して下りて行きました。
レストハウスの先に今度は長七郎山の登山口があるのでここからの再度登り始めます。
ここまで来ると雲から外れて時々日がさすようになりましたが、相変わらず黒檜山と駒ヶ岳は雲の中でした。
小沼の横を通り、手前の小地蔵岳に登って長七郎山へ向かいました。ここは小沼の遊歩道も兼ねているようで、歩きやすい道でした。
長七郎山まで来ると前橋市街が一望でき後ろの黒檜山は曇ですが前橋は晴れていてちょうどこの辺りが天気の変わり目のようでした。
長七郎山から再び小沼の周りを歩き、八丁峠で車道を横断した後今度は地蔵岳の登山口から登り始めます。
地蔵岳への登りははじめはずっと木の階段や木道が続き、途中から通常の登山道になりました。
もともと、大沼付近の標高が1300mほどあるので黒檜山以外はどの山も3〜40分で登れます。
地蔵岳の山頂は広く南側には多くのアンテナが立っていてなんか未来的(?)な感じで逆に北側には多くのお地蔵さまがあるのですが、廃仏毀釈のためかどれも首から上が無く少し不気味な感じがするちょっと変わった山頂でした。
ここで少し休憩を取ったあと新坂峠へ降りました。
この道はまだ雪が残っている場所が所々あり急な場所は少し大変でした。
新坂峠からは鈴ヶ岳登山口から登ります。
直登で尾根上まで出た後は、姥子山、鍬柄(くわがら)山を通る白樺の縦走路を進み、最後に鈴ヶ岳へ登ります。
鈴ヶ岳へは鞍部からの直登ルートになっていて、ここが岩も多くちょっと大変でした。
鈴ヶ岳は昔は修験者が修行をした山だったようで、その名残の石碑が多く残っていて、山頂には鈴嶽山(鈴ヶ岳)と赤城山、愛宕山と彫られた大きな石碑がありました。
ここの山頂からはいままで歩いてきた黒檜山から地蔵岳や北側には少し木が邪魔ですが、近くの皇海山やさらに奥には谷川岳や尾瀬の山々も見えました。
山頂の平らな大きな石の上でお昼の休憩を取り、ここの山頂は行き止まりのため来た道を戻りました。
再び鞍部まで戻りここからは、深山キャンプ場の標識に従い降りていきます。
ここは関東ふれあいの道の一部ですがけっこう道が荒れていて登山道がわかりずらい場所もありました。
テープを頼りに、細い林道と出会ったらここからは大沼方面へ向かいます。
途中道が崩落して後から付けた細い道を通る場所もあり慎重に進みました。
大沼から流れてくる沼尾川に出合うとそこに橋が架かっていますが、山と高原地図(2013年版)にはここのさらに先の橋を渡るように記されていたので標識等はありませんでしたが、散弾銃の弾の痕のある看板の裏から奥へ行ってみました。
しかし、誰かが歩いているような跡もなく、かろうじて踏み跡のようなものがあるだけで地図の渡河ポイントに行ってもその先は崖になっていて登ることはできそうにありませんでした。
とりあえず、来た道を戻り今度は標識通りに進み出張(でばり)峠まで登りました。
出張峠からは出張山、薬師岳、陣笠山を通る縦走路を進みます。
この縦走路は東西に伸びているため北側に谷川連峰などが見えるのですが木が多く時々、木の間から見える程度でした。
五輪峠の先で登山道は終わり最後は2kmほど車道を歩いて駐車場まで戻りましたが、この車道もそうですが大沼への登りの道は「頭○字○」の影響かかなり飛ばしている車が多いのでかなり怖かったです。
先週の外秩父七峰ほどの距離はなかったのですが疲れがたまっていたのか今日は鈴ヶ岳辺りからがけっこう大変でした。
初めまして、
群馬の山宣伝部長を仰せつかったYamaBeerYuでございます
過去、赤城山には六回登っておりますが、一周するなど考えたこともありませんでした。
今年のGWは赤城山を周囲から見に行ったようなものでした。
鈴ヶ岳、拙者はラグビーを少々たしなんでいたのですが、往年の名プレーヤーであり、日本代表監督も務めた宿沢さんが、頂上でハートアタックに襲われなくなった聖地でもあるのですよ。
コメントありがとうございます。
このコースは他の方のヤマレコの記録を参考にして決めたのですが、登り返しが多いのと朝は雪がちらついていたのに午後からは気温が上がり冬から初夏を歩いたような感じで大変でした
私はラグビーには詳しくないので宿沢さんのことは存じ上げなかったのですが鈴ヶ岳はそういう場所でもあるんですね
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