ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2893459
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

早池峰山

2019年07月05日(金) [日帰り]
 - 拍手
nabekuni その他3人
GPS
--:--
距離
8.9km
登り
861m
下り
850m

コースタイム

日帰り
山行
5:10
休憩
1:10
合計
6:20
6:15
40
6:55
7:05
85
8:30
8:40
40
9:20
20
9:40
10:30
40
早池峰山
11:10
60
12:10
25
12:35
河原坊
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
河原の坊
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありませんでした。
その他周辺情報 藤七温泉。露天風呂がサイコーです!
650km走って河原の坊駐車場で車中泊。駐車場の向かい側にある早池峰総合休憩所は開館前で閉まっているが、軒下で朝食と出発準備。
2019年07月05日 05:54撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/5 5:54
650km走って河原の坊駐車場で車中泊。駐車場の向かい側にある早池峰総合休憩所は開館前で閉まっているが、軒下で朝食と出発準備。
約50台収容の駐車場。天気が悪いせいかあまり混んでいない。トイレもある。
2019年07月05日 05:55撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/5 5:55
約50台収容の駐車場。天気が悪いせいかあまり混んでいない。トイレもある。
早池峰は山中にトイレが無いので携帯トイレが必需品。登山口や山頂避難小屋で販売している。「男性用ボトル」は初めて見た。
2019年07月05日 05:56撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/5 5:56
早池峰は山中にトイレが無いので携帯トイレが必需品。登山口や山頂避難小屋で販売している。「男性用ボトル」は初めて見た。
登山口の小田越(おだごえ)まで2kmの車道歩き。アプローチとしては丁度良い。
2019年07月05日 06:20撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/5 6:20
登山口の小田越(おだごえ)まで2kmの車道歩き。アプローチとしては丁度良い。
40分で登山口の小田越に到着。仮設トイレが並んでいる。ここから先は携帯トイレの世界。
2019年07月05日 06:56撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/5 6:56
40分で登山口の小田越に到着。仮設トイレが並んでいる。ここから先は携帯トイレの世界。
小田越。ガスで視界は50mくらい。雨は降らないで欲しい。
2019年07月05日 06:56撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/5 6:56
小田越。ガスで視界は50mくらい。雨は降らないで欲しい。
標高1,250mの小田越から1,917mの早池峰まで700m弱の登り。
2019年07月05日 06:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/5 6:58
標高1,250mの小田越から1,917mの早池峰まで700m弱の登り。
登山口には携帯トイレの回収ボックスが置かれている。
2019年07月05日 07:04撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/5 7:04
登山口には携帯トイレの回収ボックスが置かれている。
小田越から30分くらい樹林帯の登りが続く。
2019年07月05日 07:12撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/5 7:12
小田越から30分くらい樹林帯の登りが続く。
森の中に携帯トイレ用のブースがある。ブースは山頂避難小屋とここの2ヶ所だけだ。
2019年07月05日 07:22撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/5 7:22
森の中に携帯トイレ用のブースがある。ブースは山頂避難小屋とここの2ヶ所だけだ。
トイレブースの中はこんな感じ。
2019年07月05日 11:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 11:58
トイレブースの中はこんな感じ。
ギンリョウソウ(銀竜草)、別名「ユウレイタケ」だがキノコではない。葉緑素を持たない珍しい植物。花言葉は「はにかみ、そっと見守る」。
2019年07月05日 07:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/5 7:25
ギンリョウソウ(銀竜草)、別名「ユウレイタケ」だがキノコではない。葉緑素を持たない珍しい植物。花言葉は「はにかみ、そっと見守る」。
森林限界を過ぎるとイワイワの岩稜帯になる。まあまあの急登。
2019年07月05日 07:35撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/5 7:35
森林限界を過ぎるとイワイワの岩稜帯になる。まあまあの急登。
森林限界を過ぎるとイワイワの岩稜帯になる。まあまあの急登。
2019年07月05日 07:36撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/5 7:36
森林限界を過ぎるとイワイワの岩稜帯になる。まあまあの急登。
キバナノコマノツメ。馬の蹄に似ている事から「黄花の駒の爪」。スミレの仲間で花言葉は「つつましい幸福」。
2019年07月05日 08:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 8:03
キバナノコマノツメ。馬の蹄に似ている事から「黄花の駒の爪」。スミレの仲間で花言葉は「つつましい幸福」。
エーデルワイス(Edelweiss)はドイツ語で「高貴な白」。雨露に濡れてすこぶる美しい。花言葉は「大切な思い出」「勇気」。
2019年07月05日 08:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 8:14
エーデルワイス(Edelweiss)はドイツ語で「高貴な白」。雨露に濡れてすこぶる美しい。花言葉は「大切な思い出」「勇気」。
早池峰名物の長い鉄ハシゴ。2段あるのだが、ガスで上の段は見えない。
2019年07月05日 09:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 9:08
早池峰名物の長い鉄ハシゴ。2段あるのだが、ガスで上の段は見えない。
アトラクション
2019年07月05日 09:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 9:10
アトラクション
台地状の山頂部は木道が敷かれている。
2019年07月05日 09:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 9:31
台地状の山頂部は木道が敷かれている。
この岩山の上が早池峰の頂上。山頂には避難小屋が建っている。
2019年07月05日 09:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 9:38
この岩山の上が早池峰の頂上。山頂には避難小屋が建っている。
結構立派な避難小屋だが、非常時以外は宿泊禁止。左端はトイレ。
2019年07月05日 09:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 9:39
結構立派な避難小屋だが、非常時以外は宿泊禁止。左端はトイレ。
1,917mの早池峰山頂。結構広い。
2019年07月05日 09:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 9:40
1,917mの早池峰山頂。結構広い。
山頂には早池峰神社の奥宮がある。剣のような物が沢山ある。
2019年07月05日 09:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 9:41
山頂には早池峰神社の奥宮がある。剣のような物が沢山ある。
記念撮影
2019年07月05日 09:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 9:46
記念撮影
絶景?
山頂より4mくらい高い場所でポーズを決める英さん。
2019年07月05日 09:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 9:44
絶景?
山頂より4mくらい高い場所でポーズを決める英さん。
避難小屋の脇にあるのはトイレではなく常設型の携帯トイレブース。ここでも購入できる。
2019年07月05日 09:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 9:51
避難小屋の脇にあるのはトイレではなく常設型の携帯トイレブース。ここでも購入できる。
中はこんな感じ。ペーパー完備。
2019年07月05日 09:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 9:52
中はこんな感じ。ペーパー完備。
ハシゴ。上から見下ろすと高度感がある。
2019年07月05日 10:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 10:46
ハシゴ。上から見下ろすと高度感がある。
ハシゴの直下で地元の小学生の一団に遭遇。地元に誇るべき名山があって羨ましい。
2019年07月05日 10:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 10:51
ハシゴの直下で地元の小学生の一団に遭遇。地元に誇るべき名山があって羨ましい。
続々
2019年07月05日 11:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 11:32
続々
一瞬の晴れ間で今日初めて稜線が見えた。
2019年07月05日 11:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 11:39
一瞬の晴れ間で今日初めて稜線が見えた。
河原の坊。大型バスは小田越では転回出来ないのでここで待機。
2019年07月05日 12:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 12:34
河原の坊。大型バスは小田越では転回出来ないのでここで待機。
駐車場
2019年07月05日 12:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 12:36
駐車場
今回の宿は八幡平の秘湯、藤七温泉・彩雲荘。1泊12,000円のところ平日割引クーポンで2,000円引き。
2019年07月05日 16:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 16:10
今回の宿は八幡平の秘湯、藤七温泉・彩雲荘。1泊12,000円のところ平日割引クーポンで2,000円引き。
露天風呂は6ヶ所あり、1つだけ女性専用(左奥の囲いの中)。
2019年07月05日 16:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 16:28
露天風呂は6ヶ所あり、1つだけ女性専用(左奥の囲いの中)。
露天風呂の底は泥が堆積しており、底からポコポコと気泡が上がる。やや浅い。
2019年07月05日 16:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 16:29
露天風呂の底は泥が堆積しており、底からポコポコと気泡が上がる。やや浅い。
明日の天気予報は晴れ。期待しよう!
2019年07月05日 17:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 17:03
明日の天気予報は晴れ。期待しよう!
食事は朝夕ともにブッフェスタイル。今夜の泊まり客は21人。
2019年07月05日 18:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 18:24
食事は朝夕ともにブッフェスタイル。今夜の泊まり客は21人。
夕食
地の物、旬の物ばかりですこぶる美味しい。岩魚の塩焼き、姫竹、きりたんぽ鍋、天ぷら、ごま豆腐・・・・。
2019年07月05日 18:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 18:08
夕食
地の物、旬の物ばかりですこぶる美味しい。岩魚の塩焼き、姫竹、きりたんぽ鍋、天ぷら、ごま豆腐・・・・。
かんぱ〜い
2019年07月05日 18:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 18:09
かんぱ〜い
シメ蕎麦とフルーツ
2019年07月05日 18:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/5 18:29
シメ蕎麦とフルーツ

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 行動食 飲料 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ 携帯トイレ

感想

今回は岩手遠征して早池峰・八幡平へ。どちらも2005年5月に馬場崎さんと東北百名山めぐりをして以来の14年振りだ。梅雨の真っ只中だが、早池峰のエーデルワイスが目当てなので、今行くしかない。天気予報は曇りだが、雨には降られないですみそうだ。
 雨の中出発したが、横浜は降っていない。首都高も東北道も渋滞は無し。東北道はトラックがめっちゃ多いが福島を過ぎると少なくなった。宮城県に入るとしばらく雨が降った。英さんと運転を交代しながら650km先の河原の坊を目指す。いつもより2〜3時間長いドライブだが、クルコンのお陰で疲れは少ない。
 花巻ICで高速を降り、コンビニで朝食を買って河原の坊へ。途中タヌキ、カモシカ、ニホンジカを目撃した。4:25河原の坊の駐車場に到着。悪天候の平日だからか、先着は1台のみ。そのまま5:00まで仮眠。

 5:00起床。ドライブ中も含めてトータルの睡眠時間は2時間程度。休憩所は8:30開館で入れず、トイレも閉まっていたので道路の反対側のトイレを利用した。
 車を休憩所前に移動し、入り口の軒下で身支度と朝食。お湯を沸かし、コンビニおにぎりとミニカップ麺の朝食だ。
 北海道や東北の山には営業小屋が無くトイレの無い山が多いが、早池峰も同じで携帯トイレの携行を呼びかけており、この休憩所や山頂避難小屋で購入出来る。トイレを取り、料金箱にお金を入れる無人販売方式で、男女兼用が1つ400円。私と純子さんは持参したが、昌子さんが1つ購入した。「男性用ボトル」と言うのもあった。
 車を駐車場に戻して出発。ガスで展望は無いが雨は降っていない。最初は登山口のある小田越(おだごえ)まで2km、40分の車道歩き。車のすれ違い困難な狭い舗装道路はそこそこの勾配だが、登山口までの身体慣らしのアプローチとしては丁度良い。
 丁度40分で小田越に到着。駐車場は無く、路肩も路駐できないように縄張りがされている。仮設トイレが8基設置され、手洗い水もある。
 記念写真を撮って出発。しばらくは樹林帯の中、蒸し暑い登り。15分位登った森の中に携帯トイレブースのテントがあった。さらに少し先で白い不思議な花「銀竜草(ギンリョウソウ)」があった。
 30分程で森林限界を抜けるとイワイワの岩稜地帯になる。通常森林限界は2,000m前後だが、早池峰では蛇紋岩の地質が森林の上昇を阻み、1,300m付近が森林限界になっている。
 岩稜帯は傾斜がそこそこにキツイが、ルートの周辺はほぼ全面的にお花畑で、様々な高山植物が目を楽しませてくれる。
 お目当てのエーデルワイス「ハヤチネウスユキソウ(早池峰薄雪草)」が直ぐに見つかったが、驚いた事に至る所に咲いており、丁度見頃なのだ。辺り一面エーデルワイスというお花畑もある。スイスアルプスでは野生のエーデルワイスは数株しか見なかったのに。早池峰は凄い。
 雨は降らないが濃いガスで眼鏡が曇る。それでもエーデルワイスが見頃の早池峰は大人気で登山者が多い。濡れた蛇紋岩は滑りやすいと言われるが、それ程でもない。
 五合目御金蔵から25分位登ると早池峰名物の長い2段ハシゴがある。写真で見ると垂直に近いように見えるが、それ程でもなく楽しいアトラクションだ。
 ハシゴを登ると傾斜が緩くなり、やがてほぼ平坦な山頂台地に出る。木道の敷かれた歩きやすい道を10分ほど行くと山頂である。小田越からほぼコースタイム通りの2時間25分だった。山頂には結構立派で大きい避難小屋が建っているが、非常時以外は宿泊禁止だ。
 山頂部は結構広く、早池峰神社の奥宮がある。まずは三角点にタッチし、全員で登頂記念写真を撮る。
 山頂にある高さ4mくらいの大岩に英さんが登ってポーズを決めると、純子さん、昌子さんもヨガポーズを決めた。
 山頂には続々と登山者が到着し、クラブツーリズムのツアーで来た人と話をしたが、昨日新幹線で盛岡まで来て八幡平に登り、今日は早池峰で、1泊2日で65,000円とのこと。ワタナベツーリズムは交通費7,500円と宿泊費10,000円の17,500円で格安だ!
 下山するまでオシッコを我慢するのも辛いので、避難小屋のトイレブースで携帯トイレを使用。見掛けは普通のトイレだが、中には椅子の様な便座があるだけ。ペーパーは置かれている。携帯トイレはジョイフル本田で買った小専用の「プルプル」
 意外に大量の尿が出たが直ぐには固まらず、どうしようと思っていると30秒くらいすると固まった。チャック付の袋だが、念のためジップロックに入れた。
 天気は次第に良くなるが、青空は時々広がるものの直ぐにまた曇り空になってしまう。ハシゴの下で地元の小学生の集団登山と出会ったが、さらに森林限界でも低学年の小学生に出会った。
 小学生に話を聞くと、山麓の「内川目小学校」の全校登山で、5-6年生は山頂まで登り、1-4年生は五合目までとのこと。後で調べると全校生徒23人(2018年度)という小さな小学校だった。人見知りせず元気で明るく楽しい子供達だった。
 山頂から1時間40分で小田越に到着。回収ボックスに携帯トイレを投入する。小田越では内川目小の低学年を迎えに来たマイクロバスだった。
 河原の坊には大型バスが2台待機していた。クラブツーリズムなどのツアーと思うが、小田越では転回出来ないので河原の坊で待機しているのだろう。
 八幡平に向かう途中、早池峰山麓の大迫(おおはさま)地区にある「エーデルワイン」に立ち寄った。事前にネットで調べていて存在に気付き、名前に惹かれて立ち寄る事にしていたのだ。
 1962年に大迫町と大迫農協が出資して作られたワイナリーで、工場に隣接したショップ「ワインシャトー大迫」で試飲と購入が出来る。私と英さんは運転があるため試飲出来ないので、ワイン通の純子さんに選んでもらい、甘口の赤ワイン「月のセレナーデ」を購入した。
 八幡平に向かう途中給油しようと思ったがスタンドが無く紫波ICに着いてしまい、スマホで探してインター近くの小さなスタンドで給油した。松尾八幡平ICで降り、アスピーテラインという八幡平を横断するドライブウェイを走る。晴れていれば素晴らしい景色が見えるはずだが、ガスで何も見えない。
 八幡平山頂駐車場から2kmくだった所に今回の宿「藤七温泉・彩雲荘」がある。藤七温泉には2005年に来た時は入浴だけだったので宿泊は今回が初めて。1,400mの高所にあり東北一標高の高い温泉で、電気も電話も来ていない秘湯なのだ。
 宿泊料は12,000円だが、ネットで閑散期の平日クーポンで2,000円引きだ。山小屋的な旅館なので1部屋に4人と思っていたが、2人ずつ2部屋にしてくれていた。建物はかなり老朽化しており、廊下の床は傾き、天井は一部剥がれているが、特に気にはならない。
 とりあえず温泉にGO。内湯は男女別だが、露天風呂は混浴が5ヶ所に女性専用が1ヶ所ある。温泉は白濁した単純硫黄泉で、露天風呂は底が泥で泡がポコポコとはじけている。内湯に近い4ヶ所の風呂はどれも浅くて肩まで浸かるのは難しい。
 一番遠くの高台にある「一の湯」が温度といい深さといい丁度良く、泡も多い。先客の2人は新潟から来た温泉マニアで1人は千ヶ所以上の温泉に入ったとのこと。日本百名湯もあるらしくほぼ全て入ったらしい。
 18:00から夕食。ブッフェスタイルで、豪華なものでは無いが地の物、旬の物ばかりで素晴らしく旨い。岩魚の塩焼き、姫竹、きりたんぽ鍋、天ぷら、ごま豆腐などなど。シメには蕎麦とフルーツを頂いた。泊まり客は21人だった。
 食後は宿泊者専用露天風呂に入り、晩酌用に買って来たエーデルワインで部屋飲みをして21:00就寝。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:85人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 栗駒・早池峰 [日帰り]
河原坊→小田越周回コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら