GWの常念岳で冬と春を一度に体験!


- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,636m
- 下り
- 1,626m
コースタイム
4月28日 常念小屋07:20スタート→09:00三股分岐→09:10常念岳山頂09:30→10:20常念小屋(コーヒータイム)11:05→12:30大滝(ランチ)12:50→13:25古池→13:33山の神→13:43登山口
天候 | 27日:一ノ沢駐車場では小雪。のち一時晴、その後降雪から吹雪。常念乗越では夕方は晴れ、ただし暴風。 28日:朝、晴れ暴風のち徐々に穏やかな天候に。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
初日は丸太の橋や沢沿いのトラバース道に雪が付いていて、とてもイヤらしかったのですが下山時、雪は完全に消えていました。 アイゼン装着のタイミングは難しいです。胸突八丁の登りと下り、常念岳の上部の登り下りは最低限付けた方がいいと思います。条件によって変わると思いますが、難しいです。装備は一応冬装備しておいたほうがいいと思います。 反省点:サングラスを忘れたこと。一時的に軽度の雪目になりました。 厳冬期用手袋を持って行かなかったこと。冷え切ったピッケルを持つ手が 痛いくらい冷え切りました。 下山後の温泉は早く帰りたかったので今回省略しました。安曇野と言えば蕎麦でしょ。食べたかったのですがお店が準備中であきらめ、八ヶ岳PAで清里ソーセージカレーを食べました。ソーセージと生野菜が美味かった。 |
写真
感想
またGWに常念岳に行ってきました。四度目になります。じつは直前まで鳳凰山とどちらにするか迷っていました。常念に決めた理由は一年を通してこの時期の常念岳が一番いいと思うから、好きだから。
一時間程仮眠後仕度をして03:00自宅を出ました。途中コンビニで行動食と眠眠打破を購入、ドーピング運転でヒエ平の登山口に向かいます。途中の諏訪湖SAの気温は3.5度C、いつもよりちょっと寒いかな。
安曇野ICを出ると見えるはずの常念岳方面は灰色にガスっています。林道に入ると雪がチラチラ。薄っすらと路面に積雪があり路肩で待機している車もありましたがとりあえず駐車場まで行ってダメだったら早めに帰るつもりでした。駐車場では仕度を終え天候回復待ちで待機している先着の方達がいました。予報では回復傾向、雪も止んだので登山口に向かい歩き始めました。入山届とトイレを済ませスタート。前日から降った雪が登山道に付いてます。樹林帯歩き途中から降雪、撤退も考えましたが予報を信じ進みました。雪渓に出ると風が加わり吹雪、正面から吹き下ろす吹雪に時には耐風姿勢で登ります。常念乗越でも前を向けず小屋に飛び込みました。まるで厳冬期の様相でした。当日に常念を登って翌日横通岳に行ってみるつもりでしたがこの天候ではムリでした。
小屋では石油ストーブで暖をとり、カップワインとカレーで昼食。天候はさらに酷くなっている。食堂で雑談しながらビールを飲んだ後、寝てしまいました。同室の方から晴れましたよの声で目を覚まし外に出ました。強風が吹きまっくっていましたが展望は利いたので18:00の夕食時間ギリまで写真撮影のため小屋を出たり入ったり。
部屋割は一応12名定員部屋に三名でちょうどいい、栃木からいらした方は明日、燕
山荘経由で中房温泉まで縦走予定。名古屋からいらした方は山頂でご来光を迎えるため3時に起床とのことで20:00に消灯しました。
翌日はピーカンではあるものの相変わらずの強風で岩稜帯の登りでは何度かバランスを崩しかけました。朝方は氷点下であの強風ですからピッケルは冷やされ3シーズン用の手袋ではなく厳冬期用の手袋を持ってこなかったことを反省しました。山頂にはこれから蝶ヶ岳まで縦走するパーティ、当日早朝からラッセルで登って来たというソロの方、蝶ヶ岳方面から登って来たご夫婦と、先行していたご夫婦がおられました。ソロの方と記念撮影をしあって下山しました。
風も穏やかになって来たので常念小屋前のベンチでブルボン・アルフォートとコーヒーでまったり。下山前に小屋のトイレをお借りしたのですがサングラスをしていなかった為、薄暗いトイレの中で何も見えない状態が暫くの間続きました。雪山では必ずサングラスを。持って来るのを忘れたこも反省点です。
雪渓の下りは日差しが暑いくらいで半長T2枚でOKでした。大滝でパンと残りのコーヒーでランチを済ませ登山口に無事戻りました。初日はまるで冬、二日目はまさに春、一度に2シーズンが体験出来た良い山行となりました。
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