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記録ID: 29230 全員に公開 沢登り日高山脈

日高山脈・中ノ川南東面直登沢〜中ノ岳〜ペテガリ沢北西面直登沢〜 ペテガリb沢〜ペテガリ岳〜キムクシュベツ川

日程 1994年08月07日(日) 〜 1994年08月12日(金)
メンバー , その他メンバー2人
アクセス
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コース状況/
危険箇所等
日高山脈・中ノ川南東面直登沢〜中ノ岳〜ペテガリ沢北西面直登沢〜ペテガリb         沢〜ペテガリ岳〜キムクシュベツ川
08.07~12
パーティー;藤井、日下、松原
 中ノ岳南東面直登沢、別名岳ノ沢。日高を語るには是非ともまみえなければならない、外せない一本であると以前より思っていた。山行前にこの沢から受けたプレッシャーはそれは大きなものだった。日高最難の沢とまでいわしめたこの直登沢の出合に立っての感想は、「こ、これが噂の岳ノ沢?」と思わず口をついてしまう程のよくある日高の支流の風情なのだった。この奥に険阻なゴルジュが展開する予感は正直しなかった。
 今回は気の置けない二人の仲間と共に、気負い無く背中を軽く押され、心置きなく取り組むことができた。過去や近年の記録ではすべからく捲かされイジメられて散々な目に遭っているけれど、我々は水量、雪渓(殆ど無し)、天候(曇天だったが)に恵まれた結果、高捲くことなくすべての通過を許されて中ノ岳南東のガス湧く稜線に立てたのだった。
 南東面直登沢は、中部日高には珍しく大きめの滝を数えず、その代わりに登り憎い函滝を連ねた。出合から上流唯一の天場(H.860m)まで一日仕事である位に。だがしかし、頚城・不動川に比べれば威圧感無く、長くもない、内容もアレほどの厳しさはないし、本にあるように「極度に難しい」ということはない。
 下降に採った北西面の沢は残置ハーケン、シュリンゲにロープ通して懸垂下降カマした位の印象しかない。b沢も言われるほどには面白さも難しさも無く感じた(何よりスケールが足りない)。というのもやはり岳ノ沢とキムクシュに挟まれたからだろう。キムクシュベツ沢もまた最も中部日高らしからぬ沢と言え、独特の鷹揚な存在を示す一本だ。三股に降り立った際の徹真さんの破顔一笑の表情ったら無かった。彼のキムクシュへの思い入れの深さを強く強く表していた。
 北海道でよく使われる「函滝」と言う表現は(東北の記録でも聞き覚えがある)、俺の青春時代の夢見を悪くした代物でもあり、また遡行への更なる奥行きを与えてくれた’浪漫’と同義の言葉でもあった。今でこそゴルジュ、ゴルジュと言うけれど、北海道時代はこの言葉がどうにも口幅ったい感じで馴染まず「函滝」で通したものだ。この言葉、何やら好きなんです。

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