涸沢岳西尾根経由奥穂日帰り
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 2,371m
- 下り
- 2,353m
コースタイム
3:47 穂高平
4:28 白出し沢出会い
4:54 西尾根取り付
7:49 蒲田富士基部
8:43 ナイフリッジ
8:48 F沢のコル
9:58 涸沢岳(3110m)頂上
10:10 穂高岳山荘(白出のコル)
11:20 奥穂高岳(3190m)頂上
12:10 穂高岳山荘
12:30 下山開始
13:01 セバ谷
14:07 白出大滝下
14:28 白出谷出会い
15:23 右俣谷ゲート
天候 | 晴れ後ガスのち小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
涸沢岳西尾根はバリエーションルートです。登山道はありません。 白出沢は積雪期の登下降には危険箇所が多数あり、経験者以外はおすすめできません。 |
写真
感想
GW後半、3.4.5日と休みが取れたので、奥穂高岳登山を計画した。
3日の夜は妻の実家の祭りにおよばれだったので、近くの低い山にサクっと登ってトレーニングをした。
4日5日はKくんと一泊二日でテント泊涸沢岳西尾根経由奥穂を計画した。
しかし、日帰り左膳にこだわっているので直前に日帰りに変更。
自信はなかったが、行けるところまで行ってみよう。ダメなら山小屋かツエルトビバークするつもりで挑戦した。
・朝3時までに出発すること
・15時間近く歩き抜ける力があること
・ザックの重さを10kg以内にする
・涸沢岳の頂上に12:00までに到着すること
・下山開始のリミットは15:00
の5点が重要だと考え、念頭に置いて準備し、登ることにした。
新穂高登山者用無料駐車場へ前夜11:00に到着。
仮眠を取って2:00に起き、3:00出発。
第一関門突破。
ヘッドランプを着けて白出しまで歩く。
白出し沢を渡り尾根にあがると、赤符がいっぱいついている。
そこが取り付き。
テント1張まだ人がいる。
夜が明けてきてヘッドランプを消し大休止。
アイゼン・スパッツを着け蒲田富士に向け登りだす。
急な樹林帯の中、赤符を頼りにどんどん登っていく。
気温が低く雪がよく締まっており、サクサク登れた。
蒲田富士基部(テントが3張とテント跡が2箇所あり)
ナイフリッジも踏み跡がしっかりついていて想像よりはスムーズに通過できた。
F沢のコルの下りも30mくらいで、思ったより楽に通過できた。
そこから涸沢岳の稜線も雪がよく締まっており、踏み跡もしっかりしていて迷うこともなくスムーズに登れた。
予定より2時間早く涸沢岳に着く。
写真を撮りすぐに穂高山荘に向けて下っていく。
山荘前にはびっくりするほどたくさんの人がいた。
奥穂への登山道は大渋滞で、空くのを少し待っていた。
その中でまたMくん(槍ヶ岳の記録参照)に会った。
Mくんは今朝白出し沢を登ってきたのだが、あまりの大渋滞に登頂を諦めて、今から下りると言っていたが、一緒に登ろうと引き止めてそれから下山まで一緒に行動した。
一向に空く様子がないので、渋滞に混じって登っていった。
往復1時間のところを2時間もかかってしまい、思わぬ時間をくってしまった。
少し休んで、カリカリにクラストした白出し沢を下る。
傾斜が急で転んだら止まらないので、上部は慎重に下る。
白出し沢は人気がないので、登ってくる人はほとんどいない。
今日は途中で1人すれ違った人だけだった。
荷継沢まではサクサクと下る。
そこから下はルートがわかりにくいので、Mくんのリードでスムーズに通過できた。
Mくんと一緒に下ることがきてよかった。
そこから夏道通しを下るが、結構急斜面があり緊張する場所も何箇所かあった。
白出し大滝の下まで降りてくると傾斜も緩くなり、夏道に入らず沢通し尻セードで下る。
まもなく白出し出会いの林道に着き、今日の長かった登山も終了。
今回の登山は15時間をみていたが、所要時間12時間半に抑えられた。
数年前から狙っていたルートなので、
今回完登できて大変満足だった。
やはりゴールデウィークは人が多いですね。
息子さんも山行かれるんですね。心強いですね。我が息子はしません^^
以前会に入っているときは、雪の穂高にも出かけましたが…旦那さんと同じ会だったんですよ^^
鉄平も出かけるので迷惑をかけない山捜しです。私より体力ありますから^^
ところで、同じ年ですね私と^^旦那さんは4歳下ですから…ついて行くのに大変です。記録楽しみにしています。
riekoさんのすごい山行回数に圧倒されています
どうしたらそこまでになれるのか秘訣を伝授願います
今日は大変悲しい事故がありました
知り合いが白出し沢登山中落石に当たり亡くなられました。
4日前に同じルートを下山した僕は落石の危険は感じず、滑落をしないように慎重に下りました。
そこでこのような事故が発生し、少し動揺しています。
riekoさんも慣れたところでも気をつけてくださいね。
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