武尊山


- GPS
- 04:08
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 508m
- 下り
- 494m
コースタイム
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 5:55
天候 | 快晴。ほぼ無風。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://www.kawaba.co.jp/snow/kawaba-city/parking/ ■川場スキー場専用の「登山届け」(HPよりダウンロード可)を7階チケットカウンターの奥にある「トレッキングツアーデスク」に提出し、「ココヘリ」を提示して番号を伝えないとリフト券は買えない。※ココヘリを持っていない場合は専用の貸出伝票(HPには見当たらなかった)を提出してレンタルできる。 ■リフトは「桜川エクスプレス」と「クリスタルエクスプレス」の2本を乗り継ぐ。料金は計4回2,000円とカード保証金500円。下山報告とともにカードを返却すると保証金500円が戻る。 ■ココヘリのレンタル料金は1,100円。 https://www.kawaba.co.jp/snow/activity/snow-trekking/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
○剣ヶ峰山頂北側直下に短いが危険とされている部分がある。雪の状態および上り下りで危険度が変わる。 ○長くはないが急坂が何ヶ所あり、雪が腐ってくると滑りやすかった。 |
その他周辺情報 | 周辺に温泉複数あり。早く帰宅したかったので利用しなかった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
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感想
2021年02月14日(日)【武尊山(沖武尊)】
昨年、悪天候と力不足で途中の剣ヶ峰で撤退した武尊山の雪山ハイキング。今年こそはと機会を狙っていましたが、好天予報とモチベーションがようやく一致したので、再挑戦してきました。
朝6時台に川場スキー場の立地駐車場に到着。5Fに案内されたが、好天予報なのに車が少ないのに驚く。コロナの影響なのか、昨晩東北地方で起きた震度6強の地震のせいなのか。
7時頃には余裕で準備完了。窓口開始時間はHPでは8時からとなっていたが、7時半開始の場内放送があったので、7時10分ぐらいにチケットカウンターがある7Fに上がった。
昨年は人であふれかえっていて、どこに並んでいいのかもわからなかったが、今日は殆ど人がいなかった。
窓口は結局、7時半を待たずに受付が始まった。専用の登山届はHPからダウンロードして事前に記入してきたので、受付で自分のココヘリの番号を伝えて2,500円払って、あっという間に入山手続き完了。昨年の超混雑とは雲泥の差。
リフトはさすがに8時前に人は乗せなかったので、8時過ぎにリフトに乗った。
天気は快晴。気温はマイナス2度。風はあってもごくわずか。同じリフトに乗った方の今シーズンの雪山ハイキングの戦歴を聞きながら、遠くに目をやると谷川岳が目に飛び込んできた。リフトからでも十分に素晴らしい眺めに既に満足。
リフトを乗り継いでスキー場最上部へ。昨年とは打って変わって青空が広がり、視界を遮るものは何もないので血湧き肉踊る。
念のためワカンを持ってきたが、ルートは踏み固められているので、アイゼンを付けて皆さんのあとに続いて出発。
最初の急坂も昨年はずるずると滑って手こずったが、今回はしまっているので、比較的登りやすかった。
平坦な部分に出ると案外小さいが絵になる剣ヶ峰が目の前にそびえていた。短い急坂を登ると南北に細長くてとても狭い剣ヶ峰の山頂に着いた。両側が切れ落ちて高度感のある360度の大展望は素晴らしいの一言に尽きる。
山頂は狭くて何人も立てないので、大展望は帰りにゆっくり楽しむとして先を急ぐ。山頂直下の注意が必要とされている部分は、いろいろと書かれて想像を逞しくしていたが、今日のところは踏み固められていたので、問題なく下れてほっとした。
その先の短い急坂を下ると広くて平らなところがあり、テントが張ってあった。正面に武尊山を仰ぎながら下り基調で雪の稜線を最低鞍部まで進むと、そこから登り返して高度を上げてゆく。最後の急坂を滑り落ちないように注意しながら登ると、大勢のハイカーで賑わう武尊山の広い山頂に着いた。
谷川岳連峰から利根川源流域の山々、尾瀬、日光連山、皇海山、南には赤城山、榛名山、浅間山など、最高に素晴らしい360度の大展望が広がっていた。今日来てほんとに良かったとしみじみと思った。
今回は軽量化と山頂滞在時間を短くするために、コンロは持たず、2本のサーモボトルのうち、1本にお湯を入れてきたので、それでカップ麺を作った。
いつものように熱々ではないが、最高に素晴らしい白い山並みを見ながらのカップ麺はうまかった。
隣りに座っていたグループの人が、まさかコンロでお湯を沸かさずサーモボトルのお湯でカップ麺をたべようと思っていたのか、などと冗談を言い合って盛り上がっていたので、冷や汗をかいたが(笑)。
安全を考えて山頂滞在時間を30分と考えていたが、天候は安定していて何の心配もいらないので、写真や動画を撮ったりして1時間20分ほども山頂で過ごしてしまった。
久しぶりに下山するのが勿体ないと思ったが、十分に展望を楽しめたと踏ん切りをつけて下山に移った。
帰りは剣ヶ峰の眺めを楽しみながら、ゆっくりと雪の稜線を進んだ。剣ヶ峰手前の鞍部にあったテントはそのままで、中から楽しそうな会話が聞こえた。
山頂直下の注意を要するとされている部分も問題なく通過し、再び剣ヶ峰の山頂に立った。高度感のある山頂からの展望はやはり素晴らしく、いつまでも眺めていたかったが、思いを断ち切って山頂をあとにした。
最後の急坂は午後の陽射しに雪が腐って滑り落ちそうなので、慎重にゆっくりと下った。そこからリフト乗り場までは僅かな距離だった。
今日はいつもより短い往復4キロ強の短いコースだったが、アイゼンを付けての雪山歩きは体力に劣る私にとってはかなりの負担となった。しかしリフトに揺られながら今日の素晴らしい山旅の余韻に浸っていると疲労も心地良いものに変わっていた。
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