【日帰り】大倉尾根〜塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳ピストン
- GPS
- 12:00
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 2,138m
- 下り
- 2,124m
コースタイム
見晴らし茶屋 7:59
駒止め茶屋 8:33
堀山の家 8:52
天神尾根分岐 9:18
花立小屋 9:34
金冷シ 9:48
塔ノ岳 10:04〜10:31
竜ヶ馬場 11:05
丹沢山 11:24〜11:35
棚沢の頭 12:08
蛭ヶ岳 13:04〜13:39
丹沢山 15:02〜15:18
塔ノ岳 16:14〜16:28
金冷シ 16:43
花立小屋 16:56
堀山の家 17:29〜17:35
見晴茶屋 18:17
大倉バス停 18:52
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
凍結はありませんでしたのでアイゼン未使用です。 |
写真
感想
今回は前日の大菩薩峠テント泊が山登りという感じではなく物足りなかったので
自分にとって難易度の高そうな蛭ヶ岳に日帰りで挑戦してきました。
蛭ヶ岳は神奈川県の最高峰。
山登りを始めた頃、いつかは登ってみたいけど、歩く距離も長いし、
日帰りでは下山が夜間近になるため夜間歩くのは危険だと思い、
登るのを諦めていた山でした。
諦めていたのに登ろうと思ったのは、先日の大菩薩峠でのテント泊の時、
サブザックを利用した最低限の荷物で登ったところ、山行時の負担が減ったので
歩行距離が伸ばせるのではと考えたことと、大倉尾根はヘッデンでの
下山経験があったので、日没後も歩いた経験があってのことでした。
とりあえず、自分の持っているザックで一番小さなドイターフューチュラ32に
化繊ジャケット+防寒着(手袋、ネックゲイター、ニット帽)+水5本+行動食
+ストックを詰め込み背負ってみたところ、重さはまるで感じなかったので、
今回はこれで行くことにしました。
その他の細かいものは多々ありましたが、パスファインダーに入れて出発
しました。
7時頃に大倉バス停に到着し、大倉尾根から塔ノ岳を目指します。
大倉尾根はきついと評判なので、今まで下りにしか利用したことがなく、
登るのは初めてでしたが、荷物の軽さが功を奏し楽に登ることが出来ました。
登る途中は帰りはこのコースをヘッデン歩行となることを想定していたので、
登山道をチェックしながら登りました。
夜間歩行時に危険そうだと思ったのは、石や土が濡れていて滑りやすく
なっているところでした。
塔ノ岳には10時頃に到着。
山頂は既に多くの人で賑わっていました。
富士山は残念ながら見えませんでした。
今ままでは目標であった塔ノ岳も今回はあくまで通過点。
休憩を取った後は丹沢山を目指します。
塔ノ岳までは何度か登っているので目新しいことはないですが、ここから先は
初めて歩く登山道だったのでちょっとした冒険気分を味わいながら歩けました。
丹沢山への登山道は、すれ違う登山客も減り静かな山歩きを楽しむことが
できました。
1時間半ほど歩いて丹沢山へ到着。
展望こそないけれど、広々としていてゆっくりするにはいい場所でした。
この時、みやま山荘で丹沢山の登山バッジを購入しました。
バッジは2種類ありました。
この時点で計画時間通り進めていたこと、足に疲労が溜まっていないことを
確認し、蛭ヶ岳を目指して歩き出します。
登り返しも多いので、蛭ヶ岳を目指して登っているのか降っているのか
良く分からなくなってきました。
途中で蛭ヶ岳と思われる山が見えたので、すれ違った登山者の方に聞いてみると
やはりその山が蛭ヶ岳とのこと。
あまりの距離感に呆然としました。
しかし、蛭ヶ岳を目指す登山道は景観が素晴らしく歩くことだけに集中しなくて
済むので、思ったより楽に歩くことができました。
景色を楽しみながら終盤に差し掛かったころ、鎖場がありました。
降りれるか心配でしたが、表尾根の鎖場より足場がしっかりしているので
無事通過することは出来ましたが、生きた心地がしませんでした。
ここの鎖場は風を受けるので、風がさほどなくて良かったです。
この後はひたすら歩くだけの道のり。上り下りも鎖場に比べれば苦にならず、
蛭ヶ岳に到着しました。
計画時間よりなぜか30分早く着いたので、まるまる休憩時間に当てました。
山頂についた後は山バッジ入手のために蛭ヶ岳山荘へ。
こちらも2種類売っていました。
山バッジ入手した後は山頂で記念撮影や景色を堪能しました。
蛭ヶ岳からの展望は丹沢最高峰の名に恥じないすばらしいものでした。
蛭ヶ岳山荘からの夜景を一度見てみたくなりました。
景色を楽しんだ後は来た道を引き返す地獄の下山です。
蛭ヶ岳〜丹沢山までの尾根道は切り立った面にある場所もあり、怖かったです。
風の強い日や凍結のある時期ではなく良かったと思いました。
丹沢山にも計画通り1時間程度で15:02に着きましたが、
さすがに足が痛くなってきました。
ここから塔ノ岳へは1時間。
塔ノ岳から大倉バス停への下山時間は2時間半。
日が暮れて当たりが暗くなる時間は18:40過ぎと想定していて、遅くとも16:30
には塔ノ岳を出発したいと思っていたので、塔ノ岳でも休憩を取ることが
予想できたので、15分だけ休憩を取ることにしました。
休憩の後は塔ノ岳に16:14到着。
塔ノ岳は午前中と比べだいぶ人も少なくなっていました。
出発までの間は、ストレッチや足を揉んで最後の大倉尾根下山に備えました。
残り2時間半頑張ろうと思っていたら、音も無く鹿が現れました。
塔ノ岳では2回目の鹿との遭遇!
鹿が写真に入るように記念撮影も出来ました。
塔ノ岳は16:28に出発しました。
ここから先は何度も通った道なので、気楽に歩けました。
途中に見た夕日は綺麗でした。
降ること2時間半、ようやく大倉バス停に着くことができました。
まだうっすら明るかったのでヘッデンを使用することなく下山できました。
丹沢山塊では、雨の日登山、夜間歩行、鎖場など山の基本を今まで学び、
今回最高峰である蛭ヶ岳の登頂に成功したことは入門編の卒業試験に合格
できた様な達成感がありました。
これから蛭が出てくるらしいので、訪れる機会は減りますが
また秋に登ってみたいです。
下山後、ご飯を食べた後から急激に足が痛くなりました。
夜寝るときもあまりの痛さに寝れない感じでしたが、バンテリン塗って
アミノ酸飲んで寝たら翌朝には痛みひいてました。
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