トガスで撤退
- GPS
- 06:40
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 797m
- 下り
- 792m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
取付きのよじ登りが全てかな? 危険箇所なし |
写真
感想
藤橋の湯で疲れを流し、さかうちで泊。予報通り大した冷え込みもなくぐっすり、自宅より熟睡できたかも?
山頂名としてはドガスだが、目的としては門入を見下ろせる地点まで行ってみたいと思っていた。不安材料としてはトレースがないことだ。行けなくとも12時までは前進し引き返す予定だ。
〇夜叉龍神社P~導水管上部
出発地は昨日同様夜叉龍神社Pだ。先行車は2台、大ダワへ行ったかな?発電所先まで除雪されていた。鋭角に右折して脇道へ入った。すぐにワカン装着。幸運にもスノーシューのトレースがあった。これなら楽に登れそうだと安心した。トレースは道の奥に進むが引き返し、左の崖に向かっていた。
でもその先がない?あれ~おかしいな?ウロウロと取付きを探すがどうもここしかないようだ。と近づくと先行者は引き返したようだ。取付きじゃないのか?と思いきや木にはいくつものテープが巻き付けてあった。ゲ〜‼ここが取付きか(T_T)。急斜面とは聞いていたが…。
気を取り直して2m位のガレを攀じ登り、立木に掴まって体を引き上げ斜面に取付いた。聞きしに勝る急斜面でどちらにも逃げようがない。仕方なしに力技で直登した。しばらく雪の急斜面と格闘していると左に小尾根が見えた。
軟弱者はすぐに安きに流れ、トラバース気味に左斜めに登って行った。期待通り少し緩くなった尾根で、足場の心配はなくなった。取付きから40分ほどかかって導水管上部に到着した。出だしから疲れ、先行きに暗雲が立ち込めた。
〇導水管上部~ドガス
ここからは緩やかな尾根歩きが楽しめそうだ。もちろんノートレースの新雪を踏みしめ気持ちよく歩いた。右には先週歩いた湧谷山から蕎麦粒山への稜線が見える。案外長い稜線で、よく歩いたと感慨にふけった。登るにつれ眺望が開けてきた。P854手前で3人パーティーが追いついてきて、先頭変わりますよと声をかけてくれた。
新雪歩きも疲れてきたのでありがたいと思ったが、すぐ休憩するとのこと。楽ができると思った直後なので落胆も大きかった。元々ソロなので他人の助けを期待してはいけないと自らに言い聞かせて歩き続けた。ほどなくP854に到着したので、ちょっと早いが燃料補給とした。
休憩中に後続者が追い越していってくれた。だがペースが上がらないようで、あまり期待できそうになかった。
登り返しの尾根は雪庇が発達していて眺めがよい。この登り返しはドガスへの最後で唯一の急登であった。今年の積雪にも関わらず一部地肌が露出し歩きにくい箇所があった。先行Pは何故か大休憩しており、再びトップになってしまった。急登を力技で突破し緩やかになったところで、後続Pが追い越していってくれた。体力消耗と安心感でゆっくりとトレースを辿らせてもらって、ドガス山頂に到着した。
〇ドガス周辺散策
ノートレースのため予定よりも1時間オーバー。仕方ないので12時まで山頂散策に切り替えた。30分位北尾根を進んだが好展望地はなく引き返した。様子見に北西尾根にも行ってみたが、ここも好展望地はなく時間切れとなった。
〇ドガス~夜叉龍神社P
山頂に戻り一気に下った。登りでは目の前の斜面しか見えなかったが、下りでは南東が開け大展望が広がっていることに気が付いた。往路で苦労した斜面も大したことなく通過でき、景色を楽しみながらも快調に下れた。導水管上部からの下りも先行Pのトレースがしっかり付き、比較的不安も少なく取付きまで来られた。
だが最後が一番おっかなかった。(◎_◎;)
滑落しても雪だらけと泥だらけになるだけだが、ここまで来てそれでは悲しい。木やツタに掴まりながら、なんとか無事着地した。予定よりも早く下山できたのは嬉しいが、これならもっと先まで進めたのにと勿体ない気がした。
※感想&反省
ノートレースを甘く見過ぎたCTで予定が狂った。残雪期にドガスを越えて門入に行きたと思っての下見だったが、計画の練り直しだ。テン泊装備で6時間で越えているレコもあるが、できるだろうか…?
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