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Yamareco

記録ID: 2965913
全員に公開
山滑走
磐梯・吾妻・安達太良

栗子山(福島側から)

2021年02月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:13
距離
13.8km
登り
1,024m
下り
1,036m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:30
休憩
0:50
合計
7:20
7:24
7:27
153
10:00
10:05
32
10:37
10:39
30
11:09
11:09
120
13:09
13:15
8
13:23
13:33
8
13:52
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東栗子トンネル坑門横にある大きなスペースは駐車禁止
そばの路肩が除雪してあり、こちらに駐車
コース状況/
危険箇所等
・国道13号〜二つ小屋隧道
トンネル換気施設の横を上がっていきます。二つ小屋のトンネルまで九十九折れをショートカットするように上がっていきます。この日はトレースはっきりしてました。
・二つ小屋隧道
天井から吊り下がった巨大な氷柱が有名ですが、寒さが緩んでくると崩壊の危険があります。
床版は一面 氷が張り詰めています。滑り止め推奨。
照明は無いので懐中電灯必携。
・二つ小屋隧道〜烏川橋〜大平橋
橋に向かって降り勾配。どちらに向かっても登り返しあり。道型や橋ははっきりしており通過に支障はありません。大平橋を渡ったところから万世大路を離れて稜線へ向かう尾根に取り付きます。
・大平橋〜杭甲山〜栗子山
大平橋から稜線の1202mピーク(杭甲山)をめざします。今回に限って言えば危険個所と言えるほどのものはありません。雪庇も大きく張り出たものは無く崩壊箇所もありませんでした。
杭甲山から栗子山へ伸びる尾根は少し急なので雪質によっては滑落注意。杭甲山周辺以外は危険個所無し。ただし樹林は無いので風の影響をもろに受けます。
その他周辺情報 周囲に何も無し。
買い物は飯坂か米沢で
こちらの路肩に駐車しました。
登り口は赤白ポールの後ろの道路から
2021年02月27日 06:48撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2/27 6:48
こちらの路肩に駐車しました。
登り口は赤白ポールの後ろの道路から
林道に入るとすぐにある埋没した車たち
2021年02月27日 06:58撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2/27 6:58
林道に入るとすぐにある埋没した車たち
少し上がると二つ小屋隧道の坑門
2021年02月27日 07:33撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2/27 7:33
少し上がると二つ小屋隧道の坑門
この氷塊が落ちてきたらと思うと気温以上に涼しくなります。
2021年02月27日 07:42撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
4
2/27 7:42
この氷塊が落ちてきたらと思うと気温以上に涼しくなります。
トンネルを抜けて少し行くと烏川橋
スノーブリッジが出来ていましたが、この橋以外で沢を渡渉するのは苦労しそうです
2021年02月27日 08:02撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2/27 8:02
トンネルを抜けて少し行くと烏川橋
スノーブリッジが出来ていましたが、この橋以外で沢を渡渉するのは苦労しそうです
廃道になってしばらくたつようですが道型ははっきりしています
2021年02月27日 08:19撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2/27 8:19
廃道になってしばらくたつようですが道型ははっきりしています
稜線を見上げると少しガスっぽい
2021年02月27日 08:50撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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稜線を見上げると少しガスっぽい
大平橋
この橋を渡ってすぐ尾根に取り付きます
2021年02月27日 08:57撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2/27 8:57
大平橋
この橋を渡ってすぐ尾根に取り付きます
勾配も緩く楽に登ることが出来る
2021年02月27日 09:12撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2/27 9:12
勾配も緩く楽に登ることが出来る
藪がそれほどうるさくないのでスキーが気持ちよかった
2021年02月27日 09:12撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2/27 9:12
藪がそれほどうるさくないのでスキーが気持ちよかった
隣の尾根には雪庇
2021年02月27日 09:23撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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隣の尾根には雪庇
ちょっと藪気味だけど滑るのにはまずまずの斜面
2021年02月27日 09:37撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2/27 9:37
ちょっと藪気味だけど滑るのにはまずまずの斜面
上から見下ろす
帰りはここを滑る
2021年02月27日 09:43撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2/27 9:43
上から見下ろす
帰りはここを滑る
尾根上は少し藪が混んでる
2021年02月27日 09:44撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2/27 9:44
尾根上は少し藪が混んでる
栗子山は雲の中
2021年02月27日 09:44撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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栗子山は雲の中
ここが一番の細尾根
通過に支障なし
2021年02月27日 09:48撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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ここが一番の細尾根
通過に支障なし
尾根の上から下を見る
2021年02月27日 09:50撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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尾根の上から下を見る
アイスバーンになりここでアイゼンにチェンジ
2021年02月27日 10:12撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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アイスバーンになりここでアイゼンにチェンジ
杭甲山に登るとガスの中
2021年02月27日 10:32撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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杭甲山に登るとガスの中
ちょっと下がるとガスが切れて米沢が一望出来た
2021年02月27日 10:35撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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ちょっと下がるとガスが切れて米沢が一望出来た
栗子山方向
2021年02月27日 10:35撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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栗子山方向
栗子山との鞍部に降りたところで杭甲山を振り返る
2021年02月27日 10:43撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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栗子山との鞍部に降りたところで杭甲山を振り返る
栗子山到着
だだっ広い
2021年02月27日 11:04撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2/27 11:04
栗子山到着
だだっ広い
帰ります
あれが杭甲山
2021年02月27日 11:12撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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帰ります
あれが杭甲山
行きに撮り忘れた二つ小屋隧道の栗子山側
2021年02月27日 13:32撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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行きに撮り忘れた二つ小屋隧道の栗子山側
二つ小屋隧道の床の氷結
滑り止め推奨
2021年02月27日 13:41撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2/27 13:41
二つ小屋隧道の床の氷結
滑り止め推奨
2021年02月27日 13:41撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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2021年02月27日 13:45撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
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東栗子トンネルまで戻って来た
2021年02月27日 14:05撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2/27 14:05
東栗子トンネルまで戻って来た
戻ってきたら除雪されてた
2021年02月27日 14:24撮影 by  COOLPIX S32, NIKON
2/27 14:24
戻ってきたら除雪されてた
撮影機器:

感想

 manimaniさんの記録を見て刺激されて行ってきました。前夜に降った雪のうっすらパウダーの下はガリガリに凍ったアイスバーン、。スキーで登るにはあまり条件が良くはありませんでしたが、途中でアイゼンに履き替えて栗子山に登ってきました。
 栗子山へは米沢側からは良く登られているようですが福島川からはそれほど多くありません。地形図で見るとそれほどひどそうなところは見当たらないのでこちらから行ってみることにしました。登り初めからシールの効きの悪いアイスバーンに苦しめられます。クトーを持ってこなかったのを後悔しますが後の祭り。何とか斜面をつないで進んでいきます。
 二つ小屋隧道はたくさんの写真が上がっているのでわかってはいましたが実際見るとツララが巨大で迫力があります。そばを通っているときに崩れたら大変だなどと考えながら足早に進みます。このトンネルの床は薄氷に覆われているところがあるので滑り止めがあると安心です。また天井や側壁に穴が開いて土が流れ出しているところがあります。危険が多いので内部進入は良く検討しましょう。
 トンネルを抜けるとあとはしばらく道沿いです。道は崩れもなく藪も育っていないので迷うことはありません。途中二か所の沢を渡りますがコンクリ製の橋が健在なので渡渉する必要はありません。スノーブリッジが出来ているところもありましたが適当なところで渡るよりは道を忠実に進んだほうが効率が良さそうです。
 二個目の橋 大平橋を渡ると尾根に取り付き稜線を目指します。この辺りになるとだいぶ雪質が良くなり歩きやすくなります。杭甲山から延びる尾根に1030m付近で合流しますがここで方向が変わるので降るときは注意しましょう。
この杭甲山から延びる尾根に乗ったところでアイスバーンが復活。スキーでは滑落の恐れが出てきたのでアイゼンに履き替えです。この先雪が復活する見込みもなさそうなのでスキーはここにデポ。この先すべてアイゼンでしたが深いところでもスネ程度で爪がしっかり効いてとても歩きやすい稜線でした。ただ杭甲山は上り下りとも結構斜度があるので雪質によってはアイゼンのほかにピッケルがあると安心です。
 栗子山そのものはピークらしいピークもなく山頂を踏んだ実感はありませんが周りに遮るものは無いので晴天時は素晴らしい眺めが得られそうです。この日は残念ながら遠望は利きませんでしたが米沢の町は良く見えました。
 帰りは来た道を戻ります。デポしたスキーに履き替えると大平橋までの斜面は最高のゲレンデです。気温と雪質でほぼアイスバーンも無し。気持ちよく滑ることが出来ました。帰りの時間になる頃はトンネルに沢山の人が訪れたようで足あとが沢山残っていました。
 もう一度この山を訪れるときは豪士山へ抜ける計画を立ててみたいと思います。

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コメント

福島側から
栗子に行ったとは聞いていましたが、福島側からとは。
福島側のトンネルにも氷柱が出来ているのは知りませんでした。
豪士山に続く稜線いい感じですよね!
都合が合えばご一緒にどうですかね
2021/3/2 19:49
Re: 福島側から
二つ小屋隧道のツララは巨大でした。
豪士山、一人だとピストンだけど二人だと抜けて行けますね。
今度是非ご一緒しましょう。
あの稜線はなかなか魅力的ですよね。
2021/3/2 19:59
おや
この場所からアプローチできるんだ。
冬は通らないんですが、温泉巡りに欠かせないルートですわ♪
2021/3/2 20:53
Re: おや
若干距離が延びるからなのかこちらからのアプローチは少ないようですが勾配的に登りやすくて良かったですよ。ただトンネルはなかなか存在感というか圧迫感あってここがネックになるかもです。温泉はこの辺り沢山あっていいところですね。山の後の温泉 夏も冬も大好きです。
2021/3/2 21:45
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