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Yamareco

記録ID: 2967810 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走 日高山脈

札内岳 (123/123)

情報量の目安: S
-拍手
日程 2021年02月26日(金) ~ 2021年02月28日(日)
メンバー
天候2/26 曇り時々雪
2/27 晴れ
2/28 晴れ
アクセス
利用交通機関
車・バイク
林道は戸蔦別川橋を渡った先まで除雪されている
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

1日目
山行
5時間35分
休憩
0分
合計
5時間35分
Sピリカペタヌ沢林道入口08:4510:20ピリカペタヌ沢五ノ沢分岐14:20・1269
2日目
山行
9時間24分
休憩
41分
合計
10時間5分
・126905:5512:34札内岳13:1516:00・1269
3日目
山行
2時間27分
休憩
0分
合計
2時間27分
・126906:3307:31ピリカペタヌ沢五ノ沢分岐09:00ピリカペタヌ沢林道入口G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
ルートの軌跡は手動入力です。
コース状況/
危険箇所等
締まった雪面はほとんどなく、ひたすら深雪。
9割以上スノーシュー
ごく一部アイゼン
その他周辺情報新嵐山荘 日帰り入浴270円
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図 [pdf]

写真

1日目(2/26)
小雪が舞う中、ピリカペタヌ沢林道入口から出発。
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1日目(2/26)
小雪が舞う中、ピリカペタヌ沢林道入口から出発。
1
「札内岳登山コース」の看板。
錆びて曲がってしまっても、ここが札内岳への登路であることをしっかりと主張している
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「札内岳登山コース」の看板。
錆びて曲がってしまっても、ここが札内岳への登路であることをしっかりと主張している
3
林道には4日前に下見に来た時の自分のトレースが残っていた。
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林道には4日前に下見に来た時の自分のトレースが残っていた。
20分も歩くと、林道は河原と一体化したところが多くなった。
とりあえず左岸の林道跡と思われるところを進む。
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20分も歩くと、林道は河原と一体化したところが多くなった。
とりあえず左岸の林道跡と思われるところを進む。
3つ目の堰堤までは路盤がしっかり残っている部分もあった。
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3つ目の堰堤までは路盤がしっかり残っている部分もあった。
3つ目の堰堤を過ぎると広い河原に出た。吹き溜まるせいか4日前のトレースは消失しており、15cmくらい沈むラッセルに。
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3つ目の堰堤を過ぎると広い河原に出た。吹き溜まるせいか4日前のトレースは消失しており、15cmくらい沈むラッセルに。
1
・623の先で五ノ沢出合に到着。右の沢地形を詰めていく。
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・623の先で五ノ沢出合に到着。右の沢地形を詰めていく。
五ノ沢に入って早々、腰まで踏み抜く・・・。
重装備だと這い上がるのが大変だ。
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五ノ沢に入って早々、腰まで踏み抜く・・・。
重装備だと這い上がるのが大変だ。
1
沢はほぼ完全に埋まっているが、なるべく高いところを選んで歩いたほうが良さそう。
(下見に来たときは画像左のあたりで踏み抜いて靴を濡らしてしまった。)
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沢はほぼ完全に埋まっているが、なるべく高いところを選んで歩いたほうが良さそう。
(下見に来たときは画像左のあたりで踏み抜いて靴を濡らしてしまった。)
900m二股に到着。
ここから左側の急な尾根に取り付き、・1269を目指して登る。
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900m二股に到着。
ここから左側の急な尾根に取り付き、・1269を目指して登る。
1
スノーシューでも直登不可能な斜度。
ジグを切りながら少しずつ標高を上げていく。
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スノーシューでも直登不可能な斜度。
ジグを切りながら少しずつ標高を上げていく。
急斜面+重装備+膝ラッセルはなかなかしんどい。
でも、今日はテン場まで行ければいいので気は楽だ。
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急斜面+重装備+膝ラッセルはなかなかしんどい。
でも、今日はテン場まで行ければいいので気は楽だ。
1
・1269まで登って、平坦なところでテントを張った。
ほとんど風は当たらない立地だけど、一応少し掘り下げてみた。
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・1269まで登って、平坦なところでテントを張った。
ほとんど風は当たらない立地だけど、一応少し掘り下げてみた。
3
冬山で食べるキムチ鍋は最高に美味かった。
18時に就寝。
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冬山で食べるキムチ鍋は最高に美味かった。
18時に就寝。
5
2日目(2/27)
朝の気温は肌勘で−15℃くらいだっただろうか。
至って快適で10時間も爆睡してしまった。
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2日目(2/27)
朝の気温は肌勘で−15℃くらいだっただろうか。
至って快適で10時間も爆睡してしまった。
今日は良い天気になりそうだ。
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今日は良い天気になりそうだ。
カチポロ北尾根の向こうから朝日が昇ってきた。
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カチポロ北尾根の向こうから朝日が昇ってきた。
3
軽装備に切り替え、朝から尾根の急登をラッセル。
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軽装備に切り替え、朝から尾根の急登をラッセル。
1400mから少し傾斜が緩くなり、札内岳に繋がる北東尾根が見えてきた。
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1400mから少し傾斜が緩くなり、札内岳に繋がる北東尾根が見えてきた。
五ノ沢の上部と、左奥に妙敷山〜伏美岳。
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五ノ沢の上部と、左奥に妙敷山〜伏美岳。
5
1590mで北東尾根に上がると、木々の間からようやく札内岳が見えてきた!でもまだまだ遠いな・・・
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1590mで北東尾根に上がると、木々の間からようやく札内岳が見えてきた!でもまだまだ遠いな・・・
2
東側に雪庇ができているところが多い。
一度、「ズシンッ」と鈍い音がして雪庇に亀裂が入って焦った。
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東側に雪庇ができているところが多い。
一度、「ズシンッ」と鈍い音がして雪庇に亀裂が入って焦った。
2
・1655の周辺はブッシュが多くてちょっと面倒。
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・1655の周辺はブッシュが多くてちょっと面倒。
それも少し下ると歩きやすくなり、札内岳とエサオマントッタベツ岳が目前に並んだ。
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それも少し下ると歩きやすくなり、札内岳とエサオマントッタベツ岳が目前に並んだ。
6
微妙なアップダウンと屈曲を繰り返すこの稜線、進んだように見えてもなかなか距離が縮まらない。
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微妙なアップダウンと屈曲を繰り返すこの稜線、進んだように見えてもなかなか距離が縮まらない。
4
そんな中、主稜線方向の名峰たちが綺麗に見えていたのが励みになった。
1823峰が白く輝く。
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そんな中、主稜線方向の名峰たちが綺麗に見えていたのが励みになった。
1823峰が白く輝く。
3
・1634あたりは傾斜も緩くスムーズだった。
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・1634あたりは傾斜も緩くスムーズだった。
3
・1771への急登は右側のブッシュを利用してスノーシューのままクリア。
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・1771への急登は右側のブッシュを利用してスノーシューのままクリア。
1
あとは頂上に向かって一直線に登れば・・・
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あとは頂上に向かって一直線に登れば・・・
2
北海道百名山123/123座目、札内岳登頂!
最後の1座をこの山で迎えることができて本当に嬉しかった。
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北海道百名山123/123座目、札内岳登頂!
最後の1座をこの山で迎えることができて本当に嬉しかった。
8
エサオマンが手に取るような距離に聳えている・・・
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エサオマンが手に取るような距離に聳えている・・・
6
エサオマン〜神威岳〜戸蔦別岳に続く主稜線。
あの区間を無雪期に藪漕ぎで突破できないだろうか。
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あの区間を無雪期に藪漕ぎで突破できないだろうか。
5
南側にはカムエクを始め、今まで登った山が一同に見渡せた。
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6
八ノ沢カールと九ノ沢カールに挟まれた盟主カムエク。
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6
右から1839、ヤオロマップ、ルベツネ、ペテガリ・・・
南日高三山も見えているはず(山座同定が難しい)
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右から1839、ヤオロマップ、ルベツネ、ペテガリ・・・
南日高三山も見えているはず(山座同定が難しい)
4
少しずつ標高を落として海に落ち込んでいく日高山脈。
この大きな山脈を北から南まで繋いでみたい。
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少しずつ標高を落として海に落ち込んでいく日高山脈。
この大きな山脈を北から南まで繋いでみたい。
3
北側には妙敷山〜伏美岳。
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北側には妙敷山〜伏美岳。
3
十勝平野をバックにどっしりと鎮座する十勝幌尻岳。
当初は札内〜カチポロの周回縦走も考えていた。でもピークハントを優先して正解だった。
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十勝平野をバックにどっしりと鎮座する十勝幌尻岳。
当初は札内〜カチポロの周回縦走も考えていた。でもピークハントを優先して正解だった。
4
いつもの(?)自作標識も忘れず用意してきたので記念に。
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10
頂上は意外と風も弱く、大展望を満喫しながら達成感に浸っていた。
そろそろ下ろう。
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頂上は意外と風も弱く、大展望を満喫しながら達成感に浸っていた。
そろそろ下ろう。
3
今回のルートで一番(というほどでもない?)の危険個所。
・1771付近で雪庇が張り出していて、避けるには急斜面をトラバースしないといけない。
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今回のルートで一番(というほどでもない?)の危険個所。
・1771付近で雪庇が張り出していて、避けるには急斜面をトラバースしないといけない。
2
ここは念のためアイゼンに換装して通過した。
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2
帰路も長い・・・。
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帰路も長い・・・。
1
ピリカペタヌ沢〜十ノ沢を詰めて、この辺で稜線に上がったほうが時間的には早いのだろうか?
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ピリカペタヌ沢〜十ノ沢を詰めて、この辺で稜線に上がったほうが時間的には早いのだろうか?
1
・1655への登り返しが消耗した脚に堪える。。
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・1655への登り返しが消耗した脚に堪える。。
2
・1655の北側には岩場が続いていて、西側から巻いて通過。
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ピリカペタヌ沢が眼下に見えてきたけど、今日中に下山は厳しいか。。
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2
1590mの分岐点まで戻ってきた。少しずつ日が傾いてきている。
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1590mの分岐点まで戻ってきた。少しずつ日が傾いてきている。
1
剣山と、遠くにニペソツ山〜ウペペサンケ山。
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剣山と、遠くにニペソツ山〜ウペペサンケ山。
2
16時にテン場に帰還。
翌日も好天予報なので、もう1泊してゆっくり下りることにした。
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16時にテン場に帰還。
翌日も好天予報なので、もう1泊してゆっくり下りることにした。
4
3日目(2/28)
2晩お世話になったテン場を撤収。
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3日目(2/28)
2晩お世話になったテン場を撤収。
やわらかい朝日が差し込むなか、急斜面を滑り降りる。
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やわらかい朝日が差し込むなか、急斜面を滑り降りる。
五ノ沢まで降りて往路のトレースに合流。
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五ノ沢まで降りて往路のトレースに合流。
ピリカペタヌ沢をのんびり歩く
今日も良い天気だなぁ
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ピリカペタヌ沢をのんびり歩く
今日も良い天気だなぁ
ゲートが見えてきて、山行が終わってしまうのが名残惜しくなった。
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ゲートが見えてきて、山行が終わってしまうのが名残惜しくなった。
ただいまジムニー。
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ただいまジムニー。
2

感想/記録

昨年の2月に十勝幌尻岳に登った時、頂上から見た札内岳の山容がとてもきれいで、近いうちに登ってみたいと思っていた。夏道の無い山なので、登るなら沢か積雪期。ルートを見ると、どちらかと言えば積雪期の方が容易そう。3〜4月の残雪期に日帰りしている記録をよく見るが、今年のその時期は異動で忙しくなりそうな気がして時間が取れるか微妙だった。そんなわけで、前倒しして2月の厳冬期にテン泊で行ってみた。

一筋縄に行けるとは思っていなかったので、4日前に日帰りで1100mあたりまで下見もしておき、本番に備えた。


・1日目 2/26

前夜のうちに十勝入りし、一眠りしてから戸蔦別川林道へ。
初日は尾根の途中のテン場まで行ければよいのでゆっくり出発。市街地では晴れていたのに、山に入ると雪が降りだして少し不安になった。
林道には4日前の自分のトレースがあり、雪も締まり気味。が、五ノ沢出合の手前からトレースは消失し、明らかに4日前より積雪が深くなっている・・・。

五ノ沢の900m二股からはそのまま沢を詰めて北東尾根に上がっている記録をよく目にするが、今の時期では吹き溜まっていてラッセルがきつい上、雪崩の心配もあった。なので左側の急斜面に取り付き、・1269を経由して尾根伝いに上がるルートを取る。このルートなら雪崩のリスクは少なく、途中に平坦な場所もあるのでテン泊に良さそうだった。

急斜面を重装備でラッセルしながら登るのはなかなかしんどかった。スノーシューでジグを切りながら登るが、雪が崩れ落ちてしまい足場が安定しない。気休めにラジオを聴きながら地道に標高を上げて行った。

・1269の平坦地は予想通り風も当たらず良い感じだったので、テントを設営。当初は1泊の予定だったので、初日の夜は豪華にキムチ鍋にした。冬山で食べる鍋は最高だった。満腹になって18時に就寝。


・2日目 2/27

4時過ぎに起床。
静かでとても寝心地が良かった。下界の道の駅とかで車中泊するより快適かもしれない。

昨夜の鍋の残りを解凍して朝食にし、明るくなったころに出発。
この日は日帰り装備なので急登のラッセルも少しは楽だった。1400mで傾斜は緩くなり、ブッシュが多いものの登りやすい尾根になった。1590mで北東尾根に合流すると、目指す札内岳が見えてきた。しかしまだまだ遠い・・・。

札内岳に続く尾根は屈曲とアップダウンの繰り返しで、意外と距離が縮まらない。東側に雪庇が発達していて、それを避けるために西側のブッシュをかするようにして進む。・1655を過ぎるとようやく歩きやすくなってきた。
・1771の先で雪庇が斜め上に発達していて、これを避けるには急斜面をトラバースしないといけない所があった。短い区間ではあったが、アイゼンに換装して進んだ。

テン場から6時間40分かかり、ようやく札内岳に到着!
快晴、弱風の頂上で360°の大展望を楽しんだ。幌尻岳〜戸蔦別岳のあたりだけガスがかかっていたが、2月のこの時期にしては文句ない好条件だったと思う。達成感に浸りつつ、次の山行に想像を膨らませていた。

40分ほど休憩して、折り返し。当初は1泊の計画で、この日のうちに下山する予定だった。しかし登りでかなり時間がかかったので、ちょっと厳しそう。下山して温泉に浸かってインデアンカレーを食べたい・・・。そんな誘惑が頭をよぎったが、明日も好天予報だし、無理にナイトハイクしてまで急ぐ必要もないだろう。

・1269のテン場に戻ったのが16時。もう1泊することにした。
食糧の残りが少なく、スープと行動食で夕飯にした。微妙に空腹を感じながら就寝・・・。


・3日目 2/28

この日はテントを撤収して下山するだけ。

登りで苦労した急登も、下りは脚を動かさなくても勝手に滑り落ちて行く。スノーシューで滑降(?)を楽しみながら沢まで降りた。
新嵐山荘の風呂が10:30〜なので、時間調整しながらピリカペタヌ沢をのんびりと進む。青空を眺めていたら少し名残惜しい気分になってしまった。。
9時に林道入口に帰還。




今回の山行にて、北海道百名山123座(山渓新版+山渓初版+道新)を全山単独で踏破することができた(厳密にいうと最高点に達していない山もあるが・・・)。どの山も印象的でまた登りたいと思えるような所ばかりだった。
山域で言えばやはり日高が一番面白かった。整備された道が少ないからこそ、どうすれば登れるか考え、準備し、挑戦する。そんな過程を経て登頂できたときの喜びは格別だった。
北海道百名山については改めて日記にまとめておこうと思う。
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この記録へのコメント

登録日: 2012/10/4
投稿数: 51
2021/3/5 7:54
 こんにちは、
北海道百名山の単独踏破、お疲れ様です。

神威岳の山頂でマダニに噛まれた者です。
あの時は、ありがとうございます。

札内岳に重装備の踏破は、かなり大変だったでしょうね 尊敬します。

私も札内岳を計画してますが、冬にテント張った経験がなく、日帰りを予定してますが、se11482さんは、どんなシュラフを使って快適に寝たのでしょうか?
登録日: 2020/6/26
投稿数: 9
2021/3/5 20:16
 Re: こんにちは、
whippetさん、こちらこそ神威岳ではお世話になりました。
熊の気配が濃いところでwhippetさん達の存在が心強かったです。

シュラフはナンガのオーロラ900DXを使っています。ダウンジャケット、テントシューズ等と組み合わせれば−20℃くらいまでは快適に寝れますね。
−25℃とかになるとさすがに寒くて目が覚めてしまいますが・・・
登録日: 2012/10/4
投稿数: 51
2021/3/5 23:44
 Re[2]: こんにちは、
良いシュラフはお値段もお高めですね
シュラフ買う時は同じの買わせていただきます。
登録日: 2013/8/15
投稿数: 38
2021/3/9 15:14
 北海道123名山の完登おめでとうとお疲れ様です
またまた偉業を達成された記事を拝見して驚嘆しております。
しかも下見もありの冬季の山行とはスゴイ、今回も自作の山名標識が眩しいですよ ! 僕の知人が去年8月に札内岳をピリカペタヌ沢を遡行し達成していてこの山にも憧れております。
本当にお疲れ様でした。
登録日: 2020/6/26
投稿数: 9
2021/3/10 10:28
 Re: 北海道123名山の完登おめでとうとお疲れ様です
tannayさん、コメントありがとうございます。
下見をしておくとルートや積雪、所要時間を予め把握しておけるので、当日スムーズに進むことができました。
夏に登るとすればピリカペタヌ沢を始めいくつかルートがあるようですが、地形的に難しい所が無い積雪期の方が自分にとっては容易に思えました。

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登山 登山用品 山ごはん ウェア トレイルラン
トレッキング クライミング 富士山 高尾山 日本百名山
この記録は登山者向けのシステムヤマレコの記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
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