県界尾根から赤岳、満を持して。

2021年03月03日(水) 〜 2021年03月04日(木)

• GPS: 09:43
• 距離: 11.4km
• 登り: 1,289m
• 下り: 1,264m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:06
• 休憩: 0:17
• 合計: 8:23

距離 6.4km 登り 1,298m 下り 364m

6:06 赤岳県界尾根ルート登山口
6:29 真教寺尾根方面分岐
8:02 小天狗
8:05 8:06 「東方薬師如来」石碑
9:42 9:43 大天狗
13:20 赤岳頂上山荘
13:22 13:28 赤岳
13:30 13:41 赤岳頂上山荘
14:31 宿泊地

2日目

• 山行: 2:22
• 休憩: 0:12
• 合計: 2:34

距離 5.0km 登り 5m 下り 937m

6:41 宿泊地
7:03 7:15 大天狗
8:09 「東方薬師如来」石碑
8:14 8:15 小天狗
9:00 真教寺尾根方面分岐
9:15 赤岳県界尾根ルート登山口
9:16 ゴール地点

天候

晴れ、微風。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美しの森駐車場には雪無し。

コース状況／危険箇所等

(登山口から小天狗)
最低限のテープはありますが、道迷い注意。向かって左の沢筋に引き込まれないように。積雪期は右手の尾根筋方向のルートが良いでしょう。
(小天狗から大天狗、大岩直下のトラバース地点まで)
最低限のテープしかありませんが、尾根通しで問題ないでしょう。
(大岩直下のトラバースから頂上)
単独のため、トレースがなければ、直登気味に梯子を目指し、帰りは懸垂でと考えていました。有難いことにトレースあり。ただし、確保無しでのこのトラバース突破はとても勧められません。
大岩から頂上までは夏道を外れて、できる限り尾根通しに直登しました。下降は、やはり確保が欲しいところあり。

その他周辺情報

積雪期に単独では敗退確率高し。取り付きまでのラッセル、確保が必要な箇所があり。

写真

3/3 6:01

出発、計画通り。マイナス8℃。

3/3 6:04

カチコチの林道。

3/3 6:05

あまり人の行ってない感。

3/3 6:07

雪の下は凍ってます。

3/3 6:07

てっことで、チェーンスパイク。

3/3 6:11

氷と水と。

3/3 6:17

焼けてる赤岳、かな。

3/3 6:24

おう！

3/3 6:28

おう、お久しぶり。

3/3 6:28

周回したい。

3/3 6:35

かちっコチ。

3/3 6:36

迎えてくれる、赤岳。

3/3 6:36

綺麗です。

3/3 6:45

赤岳遠望。このルート所々で赤岳が見えて、眺望がいいです。

3/3 6:48

ここまでは林道、ここから登山道。行ってきます。

3/3 6:48

かっけー！

3/3 6:51

カラマツ林。

3/3 7:15

ひたすら。

3/3 7:19

アイスクライムじゃないよね？下りは12本爪いるね。

3/3 8:01

小天狗に到着。

3/3 8:03

大好きな北岳。

3/3 8:11

権現岳。

3/3 8:12

そして、赤岳。

3/3 8:12

クリスマス前の敗退時と同じくらい天気良い:

3/3 8:12

でしょう〜。

3/3 8:12

良すぎるところが怖い。

3/3 8:34

で、そんな事はないとは思うんですが、緩んで
来るであろう雪対策で、ワカン。

3/3 8:35

先は長い。

3/3 8:55

暑い。

3/3 8:58

富士が慰める。

3/3 9:40

大天狗。雪がしまって驚きのペース。

3/3 9:47

カッケー！

3/3 10:18

真教寺尾根。^_^

3/3 10:30

ゆくべき尾根。前方の大岩の手前でビバーク予定。

3/3 11:14

ビバーク予定池に着いちゃいました。上部のトラバース箇所を偵察し、11時。
テント張ります。
ザイルからフル装備はオ〜重かったよ。

3/3 12:06

設営終了。もう寝るわけにはいかないですね(^_^)。

3/3 12:06

眺望抜群の我が家です。、、@@風は？

3/3 12:06

時間があるので、行きます！

3/3 12:11

高度感アルアル。

3/3 12:11

先行者に感謝だが、こちらはソロなんでルート変えなきゃね。

3/3 12:19

キツー。

3/3 12:23

天望荘。

3/3 12:27

キツすぎる。

3/3 12:36

これ降りられるかしら？高度感抜群。

3/3 12:36

とにかく暑い、春山ですね。

3/3 13:04

なかなかの斜度、多分この斜面が夏道だと思う。

3/3 13:05

ありがたい先行者のトレース。

3/3 13:15

ヒャホー！すごく眺望出てるじゃない！

3/3 13:21

いつのまにか頂上標識が変わってるね。そういえば、夏来た時に古い標識倒れてたね。

3/3 13:21

阿弥陀越しに御嶽、乗鞍、北ア南部。

3/3 13:21

北アルプスぜーんぶ。

3/3 13:21

後ろ立山、白馬方面、手前蓼科山。

3/3 13:22

頂上山荘、多分後ろに頸城山塊。

3/3 13:22

富士山と鳳凰三山。

3/3 13:22

権現岳と後ろに北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳。

3/3 13:22

アップで。大好きな構図です。

3/3 13:23

中央アルプス。手前のスキーコースが、多分入笠山。

3/3 13:23

北アルプスの絶景。

3/3 13:23

何度でも撮っちゃう。

3/3 13:26

64歳。

3/3 13:27

最高の登頂。

3/3 13:27

降りられる？

3/3 13:27

ビックリの眺望:

3/3 13:27

阿弥陀と乗鞍。

3/3 13:29

横岳。

3/3 13:29

さて、降りましょか。

3/3 13:55

いやはや急ですね。半分はクライムダウン。

3/3 14:00

アンザイレンした三人パーティに抜かれます。相方がいると良いなぁ。

3/3 14:09

雪庇とシュカブラ。

3/3 14:21

ほんとに良い天気、真ん中の尾根が真教寺尾根。

3/3 14:24

スタコラサッサと。

3/3 14:26

緑のテントが見えてきたよ。

3/3 14:31

スタコラサッサとロープでの懸垂もせずに何とか生還。

3/3 15:07

ダブルメスティンで水作りとお米炊き。
とにかく暑くて水が足りない。

3/3 15:28

メスティン ご飯とカレーリゾットwith 生ハム。アルコールバーナーで。

3/3 16:29

夕暮れです。

3/3 16:38

寝ますよ〜。

3/3 16:40

準備完了、予定では明日5時起床だから12時間寝なきゃイケナイ(^_^)。

3/3 18:40

夜景が綺麗。

3/3 18:57

赤岳と星。

3/3 18:58

いいね。

我が家。

3/3 20:28

オリオンと赤岳。

3/4 4:40

ダブルメスティンで、まずは水作り。

3/4 6:10

朝、何時間寝たのでしょう〜。12時間は硬い。

3/4 6:11

いいでしょう、月明かり撮影。

3/4 6:12

マジックタイム。ヒャホー。

3/4 6:12

どうだ^_^！

3/4 6:12

怪しいよ明け。

3/4 6:12

ウーン🧐荘厳。

3/4 6:38

青空。

3/4 6:38

雲海に浮かぶ富士山。

3/4 6:45

北岳遠望。

3/4 6:45

綺麗。

3/4 6:50

金峰、甲武信からの日の出が眩しい。

3/4 6:53

雲海、金峰と富士、

3/4 6:58

赤岳。

3/4 7:02

大天狗。

3/4 7:18

さいなら、赤岳、、。

3/4 7:18

北岳と鳳凰三山。

3/4 7:40

雲海に浮かぶ。

3/4 8:02

昨日よりは筋雲多し。

3/4 8:09

小天狗。

3/4 8:47

赤岳見納め。

3/4 8:48

帰る道。

3/4 8:58

次は周回したいね。

撮影機器：

TG-1 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone 11 Apple

感想

リカロJP🐶

県界尾根からの厳冬期赤岳単独は、いつの間にか今季の目標。64歳にしては高すぎる(^_^)。

前回の敗退(2020/12/22)を、鑑みて。
１日目は、2600m地点(森林限界を越えた大岩直下)でビバーク、
２日目に、直登気味にトラバース点を突破、下りはハシゴを支点に懸垂。
さてさて。

こんなに簡単になるとはね！ほんとお山はわからない。雪がしまってて、ラッセルも無しで2600m地点に。10時半到着です。
おまけに、先行者2人に、後続者3人。
トレース泥棒で、行ってきました。
私は単独なので、下降時に懸垂できるルートを探りながらでしたが、ほぼほぼ、コソ泥状態でした。
ありがとうございました。

風もない中、美味しいご飯と、爆睡。
後半は、キャンプぅ。でした。
本当に雪山は、条件次第(特に雪質、トレースの有無)で難易度が劇的に変わります。今回は大変恵まれたわけですが、このツケは次に払わされそうですね(^_^)。