尾瀬
nabekuni
その他1人 - GPS
- 50432:00
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 797m
- 下り
- 410m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:15
- 山行
- 2:20
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 3:10
| 天候 | 6/4：曇り時々雨、6/5：曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんでした。 |
| その他周辺情報 | 白根温泉 |
写真
拍手
ショウジョウバカマ。花が赤いのを猩々（中国の伝説上の動物のこと）になぞらえ、根生葉の重なりが袴に似ていることから名付けられたとされる。
褐色の水芭蕉的なザゼンソウ。僧侶が座禅している姿に見立てたネーミングだ。
今日はここまで誰にも出会っていない。尾瀬は平日に限る！
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
飲料
ライター
地図（地形図）
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
|
|---|---|
| 共同装備 |
調理用食材
調味料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ポール
テント
|
感想
6月4日(木) 曇り時々雨
今回は昨年11月の鍋割山以来の佐々木さんとの山行だ。
佐々木さんに迎えに来てもらい20:10に君津を出発。平日のせいか道路は空いており、渋滞無し。上里SAでトイレ休憩、沼田ICで関越道を降りてコンビニで朝食を購入。
23:55大清水に到着。27台収容の第1駐車場には10台ほど。ビールを飲みシートを倒して車中泊。0:45就寝。空は曇り。
6:00起床。天気予報は朝方雨で午後から晴れだったが、意外にも晴れ。天気回復が早まったと思ったのだが・・・・。車は15台ほどで意外に少ない。
朝食と身支度の後、7:05に出発。一ノ瀬までの約1時間は「沼田街道」と言われる未舗装の車道歩き。
「沼田街道」は大清水から御池まで尾瀬沼経由で横断すべく作られた車道。1966年に着工されたが、長蔵小屋の三代目・平野長靖氏が環境庁長官・大石武一氏に直訴した結果、1971年に中止になり尾瀬は守られたのだった。綺麗な尾瀬が守られたのは平野長靖氏と英断した大石長官のお陰だが、平野氏はその年の12月に尾瀬からの下山中に三平峠で遭難、凍死したのだった。
新緑と木漏れ日を楽しみながら歩き出したが、一ノ瀬休憩所の手前から雨が降り出し、その後は雨が降ったり止んだり、晴れたりの変わりやすい天気だった。
一ノ瀬から山道に入り、岩清水からは急登になるが、三平峠の手前から雪道になった。今年は例年より残雪が多いようだ。三平峠は一面の雪で、そこからの下りはスリップに気を付けながら下る。
9:40尾瀬沼の畔・三平下に到着した。三平峠からの急な下りにはステップが切ってあり、持参した軽アイゼンの出番は無かった。ここまであまり人に出会わなかったが、三平下にはそれなりに人がいる。
三平下からは尾瀬沼越しに燧ヶ岳が見えるが、山頂部はガスに覆われている。
三平下から沼尻に向かうルートは時計回りの南岸ルートは雪が多く危険なので、北岸ルートを行くように、との掲示があった。
三平下からビジターセンターに向かう湿原には今が見頃の水芭蕉の群落が素晴らしい。
ビジターセンターの休憩室で雨宿りしながら行動食休憩をするが、クラブツーリズムの約20人の団体と一緒になり、大混雑だった。
大江湿原から沼尻に向かうルートの第一大江橋は雪の重みで壊れているが、仮の橋が仮設されていた。
北岸ルートも雪が多い。時々晴れ間が覗いて期待させるが、すぐまた雨が降ってくる。
11:30沼尻休憩所着。ここで昼食の予定だったが、雨が降っており外での調理が出来ないので、行動食を食べて、昼食は見晴で作ることにする。
沼尻から見晴に至る白砂峠越えのルートは登りはほぼ雪道だが、下りに入るとほぼ夏道になった。
13:20見晴着。沼尻から1時間40分だった。まずはテン場を管理している「燧小屋」でキャンプの申込。幕営料は1人800円なり。
雨は止みそうでなかなか止まないので、休憩所で雨宿りしながらランチタイム。ハムを炒め、マフィンを焼いてハムとチーズを挟んでホットサンド。山で作るのは初めてだが、これはなかなか美味しい！
15:00頃雨が上がったので、テントを設営した。キャパ100張のテン場は約10張とガラガラなので広い所に設営する。2人でツェルトで幕営している人もいた。すごい！
テントに入り、まずはコーヒーブレイク。火を使うとテント内はたちまち暑くなる。焼きマシュマロのとろける食感は佐々木さんにも好評だった。
燧小屋は17:30〜外来入浴可とネットに出ていたが、17:00頃散歩がてら小屋に行くと、団体客が着いたので混まないうちに入ったほうが良いとのことで、17:00に入浴。入浴料は500円。
浴室は4、5人で一杯になる大きさだが、他に誰もおらず貸切だった。環境保全のため石鹸は使えないが、汗を流して湯に浸かれるだけで嬉しい。
風呂上がりに小屋の売店でビールとチューハイを購入。500ccビールが600円、350ccチューハイが350円と比較的安い。山の相場は350ccビールが500円なのだが、これもボッカさんのおかげかも？
尾瀬ヶ原のほうに行ってみると青空が出ており、至仏山と燧ヶ岳が姿を現している。
テントに戻って夕食開始。まずは小アジを炙ってビールで乾杯。続いてエリンギのソテー、さらにミニアスパラのソテーと続く。
メインはちらし寿司。α米の白飯に十目寿司の素を入れ、FD豚汁と一緒にいただく。ご飯は2人で1袋と少なめだが、つまみをたくさん食べているし、歳も歳なので丁度良い。ただし、寿司の素は2人前使ったので、ちょっとベタベタになったが、お味はGood！
19:00就寝体勢。夏用の薄手の羽毛シュラフとシュラフカバー、着衣はTシャツ＋フリース＋ライトダウン。これで丁度良い。外は晴れ、テントは全部で12張。
6月5日(金) 曇り
4:00起床。天気は薄曇り。夜は寒くは無かった。
朝食は鰻蒲焼き丼とお吸い物。α白飯を戻す間にコーヒーを入れ、鰻蒲焼き缶詰を湯煎する。
ご飯が出来たら鰻蒲焼きを載せ、タレをかけて山椒をふって完成。山で食べる鰻は格別だ！
5:00朝食完。テントを撤収して6:05出発。平日早朝の尾瀬ヶ原に人影はなく、竜宮までは誰にも会わなかった。
竜宮を過ぎてヨッピ吊り橋分岐あたりからチラホラとすれ違う人が出てきた。水芭蕉、リュウキンカ、ショウジョウバカマが見頃で綺麗だ。
下ノ大堀川の絶景ポイントでも水芭蕉は見頃だ。
牛首を過ぎると流石に人が多くなるが、すれ違いに困る程ではない。
7:45山の鼻着。見晴から1時間30分だった。まだ時間は早いし、それほど人が多くないので、山の鼻の「尾瀬植物研究見本園」を一周した。ここも水芭蕉とリュウキンカが見頃で綺麗だった。
山の鼻には無数のツバメが飛び交っている。
山の鼻〜鳩待峠間では多くの人とすれ違ったが、渋滞するヶ所は無かった。かつて渋滞が発生していた木道が片側しかない難所は改善され、すべて2列になっていた。
山の鼻〜鳩待峠間では多くのボッカさんともすれ違った。明日明後日は水芭蕉最盛期の土日なので、今が書き入れ時なのだ。
9:15鳩待峠着。山の鼻から55分だった。鳩待峠〜戸倉は乗合タクシーで1人930円で、2人の客と乗合で戸倉まで行き、そこからは我々2人でメーター走行で大清水まで3,160円だった。
大清水の第1駐車場は満車だったが、第2駐車場はガラガラだった。
戸倉の「かもしか村」でお風呂と昼食の予定だったが、到着が10:30と早く、営業は11:30とのことで断念。日光経由で帰るので途中にある白根温泉・薬師之湯でお風呂。平日の午前中のせいか我々2人で貸切だ。広い露天風呂はとても気持ちが良い。
風呂のあとは薬師之湯の食堂で蕎麦を食べた。大盛りそばが550円と、とても安い。温泉玉子も美味しかったので、お土産に4個買った。
日光で湯葉と漬物を買い、日光道路経由で東北道に乗った。休憩に寄った羽生PAは最近リニューアルされており、建物がすべて江戸風になっていてなかなか楽しい。店内も徹底的に江戸風だ。
首都高がやや渋滞したものの16:20に君津に到着。
今回は天候には恵まれなかったが、水芭蕉が見頃の尾瀬をゆったりと楽しむ事が出来て良かった。やはりハイシーズンの尾瀬は平日に限る。
今回は靴のインソールを「SUPERFEET」に替えてみたが、5本指靴下と登山用の厚手の靴下2枚ではちょっとキツかった。2日目は厚手ソックスだけにしてみたが、今度はちょっと緩く、GALMONTには付属の中敷きに靴下2枚履きが丁度良いようだ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する