蝶ヶ岳・涸沢
- GPS
- 56:30
- 距離
- 37.4km
- 登り
- 2,043m
- 下り
- 2,039m
コースタイム
※蝶ヶ岳〜蝶槍までは小一時間、往復で2時間弱です
5/4 7:30蝶ヶ岳-7:50蝶槍・横尾分岐-8:55槍見台-9:40横尾10:10-11:10本谷橋-13:00涸沢
5/5 8:35涸沢-9:50本谷橋-10:50横尾11:40-13:40明神-14:30上高地
天候 | 5/3 晴れ 5/4 晴れ→雪 5/5 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:上高地→バスにて新島々→松電上高地線にて松本→高速バスにて新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地〜徳沢:残雪はほとんどなし、ところどころ凍結(朝) 徳沢〜蝶ヶ岳:登山口から10分くらいのところからずっと雪・凍結あり。ただし、長塀尾根に上がってからはしっかり雪なので歩きやすい。ピッケルは無くても行けるがアイゼンは必要。 蝶ヶ岳〜稜線上:雪少ない。あってもアイゼンは要らない程度。ただヒュッテテン場はまだ雪。 蝶ヶ岳〜横尾:ほぼずっと雪道。急斜面が多いので、今後雪が腐ると歩きにくいかも。アイゼンも、4本爪とかだと意味ないです。 横尾〜涸沢:かなりの範囲で残雪ありだが、蝶以上に緩んでいるのでアイゼン着けなくても行けました。あったらあった方が楽かも。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
GW前半に南アルプスで完全な晴天に恵まれた流れを、そのまま上高地に持ち込めた後半。
もう。。何もかも期待以上でした。ありがとう。それしか言えない(笑)
夏に歩いてその立地(?)と景色に惚れた蝶ヶ岳。
あり得ないとは思いつつ、稜線がこのまま無風ならテント張っちゃおうと目論んでの重装備で長塀登りました。
夏に下った時はえらい長い道だと思ったけど、上りは視野が狭いからかそんなに長くもキツくも感じないまま、360°パノラマな天然の展望台・蝶ヶ岳へ。
この日、雲もありはしても高く、槍穂どころか北は裏銀座、南は八ヶ岳や南アルプスまでくっきり見ることができ、本当に最高の景色でした。
今後蝶ヶ岳に行かれる方、是非蝶槍を少し常念側に下ったあたりの西側の岩場で休憩してみてください。
目の前に穂高連峰、右手に常念の壮大な景色が楽しめる、オススメスポットです。
この日、初めて自分が「ブロッケンの怪物」になることもでき、なんかもう、この上なく幸せで最高な一日でした。
夜は結局夕方風が出てきて気温が下がりそうだったので小屋泊に。軟弱者っす。
翌朝の日の出も、モルゲンロートの穂高や常念も堪能させてもらい、青空の下横尾へ急降下。
途中かなり大勢の方々とすれ違い、中には小さなトラブル発生している方々もいらっしゃいましたが、なんだかんだ下山組や経験豊富そうな別パーティの方がサポートしたりされてました。
他人でも、「山が好きで山に来ている」ってとこで、人と人が繋がれる、関われる。だからやっぱ、山はいいなぁ!
なんて、機嫌良く下山していたからか、何人もの方に「でかい荷物持って元気だねぇ」と苦笑されました。はは。
すれ違った蝶登山組の皆さん、無事にあの最高な青空と稜線の世界を堪能できたことでしょう。
で、自分は「雪の中の涸沢テント村とその夜景」が見たくて一路涸沢へ。
本谷橋以降はかなり人が多く、天候が悪化したこともあってか、涸沢まで渋滞でした。
それでも念願のカラフルなテント村が見れて、夜には天候も回復し、のんびりまったりなテントの一夜を楽しめた、これもまた最高な時間でした。
最高最高とばかり書いてますが、やはりこのGW期間中に穂高で起きたいくつもの事故を思うと、本当に一歩、一時違うとそれが我が事になるんだとも実感。
実は自分も不注意で、今回涸沢最終日にかるーい凍傷を作ってしまい、両手の指先の指紋が現在ないという事態に。これ、もう痛くないけどツルツルして結構不便です。
ほんと、山にいるときは一瞬一瞬大切に、気を抜かずに、でも自然を楽しんで、その時間をありがたく享受する、って姿勢を忘れちゃいかんなと改めて思いました。
すべてひっくるめて、本当に得るモノの大きいGWでした。だからやっぱり、山は最高だし、大好きだ。
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