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Yamareco

記録ID: 297510
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鞍掛山〜日向山(絶景甲斐駒を見ながらナポリタン)

2013年05月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:20
距離
9.0km
登り
1,171m
下り
1,172m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:22矢立石登山口−9:00東屋9:07−10:05鞍掛山分岐−11:20駒岩11:25−11:50鞍掛山−11:58展望台12:40−13:30駒岩−14:05鞍掛山分岐−14:50日向山15:00−15:40矢立石登山口
天候 すかっと快晴
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口に駐車スペース有り、その先の路肩も駐車可能
コース状況/
危険箇所等
◇登山口から東屋
歩くのに危険を感じる箇所はなし。ただ、落石がそこかしこに転がっており、通過中に落ちてきたらと考えると嫌な感じです。

◇東屋から鞍掛山分岐
結構な斜度ののぼりで断じてハイキングコースではないです。ロープ有り鎖有りです。
途中で、日向山と鞍掛山方面の分岐があり、そこを鞍掛山方面へ。
トラバースと言っても良いような、斜面に付けられた細い筋を辿っていきます。花崗岩のザレた道ですが、斜度が無いため、それほど危険は感じませんでしたが、なんとここで上からの落石に遭遇!20〜30cmはあろうかという岩が、まさに目の前を転がって行き、命の危険を感じました。
登山をされている方でしたら、そう難しいルートではないですが、充分な注意が必要です。

◇鞍掛山分岐−駒岩
苔むした樹林帯歩きです。数箇所、片方が切れ落ちた花崗岩の岩場がありますので、足元注意が必要ですが、特に危険箇所はありません。樹林帯なので、テープの見落としには注意が必要です。

◇駒岩−鞍掛山−展望台
鞍部までしっかり一旦下り、ほぼ同じだけの登り返しがあります。
道自体は難しいルートではありませんが、さすが破線ルート。ちょっとテープを見落とすだけで、すぐに道が分からなくなります。
実際に3回ほどテープを見失い戻りました。その際GPSが非常に助けになりました。
ルートから外れると、急に切れ落ちてるような箇所もあり、あせらずにテープを見落とさないことが大切です。
特に、展望台からの帰りだと、角度的にテープを見落としやすいです。
ある程度、登山経験のある方との同行が望ましいと思います。

◇鞍掛山分岐−日向山
非常にルートが分かりずらいです。
途中に何回か分岐があり、標示が無いためどちらが本ルートなのか分かりづらいです。
たとえば大きな岩を巻いていく箇所で、これでもかとテープが付けられていた箇所がありました。ただ、直進で他にも道は続いているので試しにそちらをのぞいてみたら、急に岩から先が切れ落ちた崖でした。
また、痩せた尾根道も何箇所かあり、足元には注意が必要です。
山頂付近も広々としているため、方向感覚がわからなくなりそうです。

◇日向山−登山口
矢立口の標示にしたがえば、特に問題も無く整備された道で登山口まで戻れます。

◇総括
とにかく、コースの確認に気を遣わされました。
鞍掛山までいく場合は、十分な注意を払ってルート確保をするのが必須です。
日向山周辺は、滝コースを行く場合、落石とこれもやはりルートの確認に注意を払う必要があると思いました。
錦滝への下りが禁止されていましたが、これはコース的にはハイキング気分で行くのを防ぐためのもので、ルート的には極端に危険を感じる箇所はありませんでした。ただし、下り口がどこなのか、初見では分かりづらいと思います。
ヤマツツジがあちらこちらできれいに咲いていました。
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ヤマツツジがあちらこちらできれいに咲いていました。
天気が良く、展望が開けたところでは、富士山の姿がはっきりと。
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天気が良く、展望が開けたところでは、富士山の姿がはっきりと。
錦滝は、真下まで行けます。水が気持ちいい!
錦滝は、真下まで行けます。水が気持ちいい!
東屋から先にある階段。しっかりしており、慎重に行けば問題ないです。
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東屋から先にある階段。しっかりしており、慎重に行けば問題ないです。
東屋から先でこんな箇所も。
東屋から先でこんな箇所も。
東屋から先。鞍掛山へ行くコースと日向山方面への分岐です。
東屋から先。鞍掛山へ行くコースと日向山方面への分岐です。
分岐点の標識。レポの道程で分岐としているのは、ここのことではなく、稜線の分岐の方です。
分岐点の標識。レポの道程で分岐としているのは、ここのことではなく、稜線の分岐の方です。
その先には、標識のない分岐がいくつか。
その先には、標識のない分岐がいくつか。
分岐から先、駒岩までのコースは樹林帯が主です。気を付けないと、ルートを外しそうに。
分岐から先、駒岩までのコースは樹林帯が主です。気を付けないと、ルートを外しそうに。
雨乞山の水晶ナギが見えます。
雨乞山の水晶ナギが見えます。
駒岩までのルート。片側が切れた岩場。
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駒岩までのルート。片側が切れた岩場。
駒岩到着ですが、やはり岩らしきものはありません。
駒岩到着ですが、やはり岩らしきものはありません。
鞍掛山へ向かう鞍部付近。若干雪が残って、凍結していました。
鞍掛山へ向かう鞍部付近。若干雪が残って、凍結していました。
突然現れる鞍掛山山頂、展望は0です・・・
突然現れる鞍掛山山頂、展望は0です・・・
しかし、その先の展望台は、大!絶景!!
甲斐駒デカすぎて、言葉が出ません。
まさに、ドーン!!!
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しかし、その先の展望台は、大!絶景!!
甲斐駒デカすぎて、言葉が出ません。
まさに、ドーン!!!
パノラマで・・・。
鳳凰三山のオベリスクもくっきり見えます。
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パノラマで・・・。
鳳凰三山のオベリスクもくっきり見えます。
ランチはナポリタン。下ごしらえした野菜とベーコンを炒め。
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ランチはナポリタン。下ごしらえした野菜とベーコンを炒め。
パスタと混ぜて出来上がり。
ナポリタンには、やっぱりタバスコと粉チーズ!
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パスタと混ぜて出来上がり。
ナポリタンには、やっぱりタバスコと粉チーズ!
駒岩から日向山に戻る途中。
富士山アゲイン。
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駒岩から日向山に戻る途中。
富士山アゲイン。
疲れた体に、砂地の登りは堪えた・・・
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疲れた体に、砂地の登りは堪えた・・・
日向山山頂周辺。何とも言えない不思議な光景。
日向山山頂周辺。何とも言えない不思議な光景。
日向山山頂標識。甲斐駒と鞍掛山。
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日向山山頂標識。甲斐駒と鞍掛山。
ニセ八ツドーン。
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ニセ八ツドーン。
帰りは、この標識に従って・・・
帰りは、この標識に従って・・・
下山開始すぐにこの標識。20歩ほどで三角点がありました。
下山開始すぐにこの標識。20歩ほどで三角点がありました。

感想

落石にルート迷いと、ひやひやする場面もありましたが、良い経験にもなりました。
駒岩から鞍掛山までの破線ルートと日向山山頂付近は、本当に注意が必要なコースです。
しかし、景色は本当に絶景!天気と相まって、素晴らしい景色を堪能できました。
甲斐駒が近すぎて、合成写真を見ているようなデカさ!

けっこうなロングルートで体力を使いましたが、それに見合うだけのものも得られる山行でした。
環境がコースごとで異なり、比較的飽きづらいのも良いところ。登山口から日向山の正規ルートは、最後の下山で飽きてだるかったですが・・・。

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技術レベル
3/5
体力レベル
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