白馬岳・小蓮華山

2010年08月10日(火) 〜 2010年08月11日(水)

• GPS: 36:33
• 距離: 16.8km
• 登り: 1,869m
• 下り: 1,650m

コースタイム

8/10
　06:30・・・・・・・猿倉登山口
　07:32〜07:50・・・白馬尻
　08:03〜08:12・・・雪渓入口
　09:29〜09:36・・・雪渓終了
　10:15〜10:17・・・葱平(ねぶかっぴら)
　10:44〜10:46・・・避難小屋
　11:57〜12:22・・・村営白馬岳頂上宿舎
　12:47〜18:07・・・白馬山荘
　18:20〜18:31・・・白馬岳【標高:2932.2m】
　18:44・・・・・・・白馬山荘
8/11
　04:53・・・・・・・白馬山荘
　05:20〜05:44・・・白馬岳
　06:22〜06:46・・・三国境
　07:21〜07:27・・・小蓮華山【標高:2766m】
　08:54〜09:27・・・白馬大池山荘
　10:14〜10:17・・・天狗の庭
　11:13〜11:52・・・蓮華温泉ロッジ登山口
　11:55・・・・・・・蓮華温泉バス停

天候

8/10…晴れのち曇り
8/11…曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

アクセス
　往路
　　8/09:JR飛騨高山駅→平湯→沢渡→新島々→松本→白馬村役場
　　8/10:白馬駅前→(タクシー)→猿倉登山口
　復路
　　8/11:蓮華温泉→(バス)→平岩駅→(JR)→白馬駅→→白馬村役場→道の駅白馬【車中泊】
　　8/12(停滞時):道の駅白馬→穂高駅(駅前のモンベルの店)→大町温泉薬師の湯→道の駅白馬【車中泊】
駐車場
　　8/09〜11:白馬村役場駐車場に停める。
　　　*8/9深夜白馬駅着後タクシーの運転手さんに教えてもらい白馬村役場に停める。

コース状況／危険箇所等

コース状況
　日本三大雪渓の一つ白馬大雪渓を歩く爽快なコースだが、大雪渓上は長蛇の列となるが雪渓通過中は息継ぎ程度の
　立ち止まりは可能だが、雪渓通過中の休憩不可です。
　(落石が発生した場合、落石が音もなく落ち方向性も定まらなく危険にさらされる…少し辛いが頑張って通過する
　　しかないです)

　雪渓を過ぎると岩場とガレ場の通過で少しし喘ぐが、ここを通過し葱平に着くと登山道の周囲はお花畑で覆い尽く
　され高山植物を眺めながらの登山と変わり疲れた体を癒してくれます。
　また、稜線に出ると富山県側と比べ長野県側の切れ落ちており左右が非対称的な山容には圧巻される。

　白馬岳は北アルプスの北側に位置する山で、山頂から新潟県の妙高山、富山県の劒岳など立山連峰の山々が望める
　など眺望は最高です。

　今回のルートですが、下山に使った白馬大池から蓮華温泉へ下る登山道は、天狗の庭までは息が抜けません。
　下山後は秘湯で全国的に有名な蓮華温泉湯に浸かるのもいいです。
危険箇所
　雪渓通過時の落石に注意下さい。

写真

5/15 11:47

8/10
猿倉山荘

5/15 11:47

8/10
猿倉山荘横の登山口

5/15 11:48

8/10
鑓温泉分岐

5/15 11:50

8/10
登山道より白馬岳を望む。

5/15 11:50

8/10
白馬尻小屋

5/15 11:51

8/10
白馬尻小屋を正面から

5/15 11:51

8/10
大雪渓取り付き

5/15 11:51

8/10
大雪渓を通過

5/15 11:52

8/10
振返る

5/15 11:52

8/10
落石注意の標識

5/15 11:52

8/10
大雪渓の通過を終える

5/15 12:00

8/10
避難小屋

5/15 12:00

8/10
村営白馬岳頂上宿舎案内板

5/15 12:01

8/10
村営白馬岳頂上宿舎
ここで少し休憩を取る

5/15 12:01

8/10
村営白馬岳頂上宿舎上の縦走路(白馬岳・唐松岳・朝日岳)分岐

5/15 12:01

8/10
白馬山荘へ最後の登り

5/15 12:01

8/10
白馬山荘

5/15 12:02

8/10
山荘の県境標識
左が富山県、右が長野県

5/15 12:02

8/10
白馬山荘スカイプラザ白馬

5/15 12:02

8/10
白馬山荘テラスより…杓子岳、白馬鑓ケ岳を望む

5/15 12:03

8/10
白馬山荘テラスより…旭岳

5/15 12:03

8/10
天気が回復したので白馬岳山頂へ向かう

5/15 12:03

8/10
白馬岳山頂

5/15 11:55

8/10
山頂より、手前に白馬山荘、右に立山連峰(劒岳、雄山)と左に後立山連峰を望む

5/15 11:55

8/11
白馬山荘を早朝出発し蓮華温泉登山口(下山)に向かう

5/15 11:56

8/11
白馬岳へ

5/15 11:56

8/11
白馬岳を通過後振返る

5/15 11:57

8/11
三国境で寛ぐ登山者

5/15 11:57

8/11
三国境分岐道標/白馬大池・雪倉岳分岐

5/15 11:57

8/11
小蓮華山へ続く稜線

5/15 11:57

8/11
鞍部より三国境を振返る

5/15 11:58

8/11
小蓮華山

5/15 11:58

8/11
小蓮華山山頂は岩が脆く立入禁止になっている

5/15 11:58

8/11
小蓮華山山頂より白馬尻小屋(奥側)を望む

5/15 12:00

8/11
白馬大池が望める位置まで下りてくる

5/15 11:59

8/11
白馬大池

5/15 11:59

8/11
白馬大池山荘

5/15 11:59

8/11
白馬大池山荘前で寛ぐ登山者

5/15 11:55

8/11
蓮華温泉分岐

5/15 11:55

8/11
天狗の庭

5/15 11:53

8/11
蓮華温泉ロッジ

5/15 11:53

8/11
蓮華の森自然歩道案内図

5/15 11:53

8/11
糸魚川バス/蓮華温泉バス停

5/15 11:53

8/11
JR大糸線平岩駅

5/15 11:52

8/11
ホームで列車の到着を待ち白馬駅へ戻る。

感想

peak6497

槍ケ岳登山を終え、今日から白馬岳から不帰の剣を通過し、唐松岳・五竜岳・八峰キレット・鹿島槍ケ岳・爺ケ岳を
縦走し扇沢に下山する予定 (登山届には縦走コースを記入) だったが、二日目の朝に天気予報を確認すると今日の
昼から明日一日は雨マークが出ており、白馬山荘で停滞も考えたが縦走計画を取止め泣く泣く蓮華温泉に下山することになった。

白馬岳への登山のハイライトはなんと言っても大雪渓歩の通過だった。
雪渓通過中、立止り禁止看板がいくつもあり息継ぎ程度の立止りは許されても、雪渓では休憩出来ないので途中時々
上に目をやりながら黙々と進み、1時間20分弱で雪渓を通過した。
雪渓を過ぎると、今度は岩場、ガレ場の通過があり少し喘いで通過すると、葱平に着く頃から周りにお花畑が現れ
高山植物を観察しながらの登山となった。

二日目の行動決定は登山途中で知り合った、千葉と北九州市の男性のソロ登山者の方でやはり不帰の剣を通り
唐松岳への縦走を目指していた方と知り合い、天気を考慮しながら不帰キレットの通過を相談し合った結果、昼から
天気が崩れ明日も雨なのでここは勇気を持って撤退することで縦走を断念し、小蓮華山から白馬大池を経由して
蓮華温泉登山口に下山することにした。

蓮華温泉の湯に浸かり汗を流した後、蓮華温泉からJR大糸線平岩駅へバスで出て、平岩駅から白馬駅に戻った。
白馬駅着後車を取りに行き、明日は白馬で停滞することにしたので翌日は大町温泉薬師の湯でゆっくり過ごすことにした。
薬師の湯で寛いでいると白馬岳で会った千葉の男性のお会いした、こういうこともあるものなんだとお互い顔を
見合わせ再会を祝った、千葉の男性はこれから帰路に着くとの事だったので、この先ご縁があれば偶然の再会を
期して別れた。
この後、道の駅白馬で車中泊して唐松岳と五竜岳登山に備えることにした。

備考：白馬村や白馬駅はハクバと読むが、白馬岳はシロウマと読むのが正しいようである。