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Yamareco

記録ID: 298284
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無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

オプタテシケ山 〜初の一泊小屋泊り山行〜

2007年09月22日(土) 〜 2007年09月23日(日)
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GPS
32:00
距離
24.5km
登り
1,852m
下り
1,853m

コースタイム

<1日目>
白金温泉涸沢林道登山口(9:00)→美瑛富士避難小屋(12:00ぐらい、昼食等)
美瑛富士避難小屋(13:25)→石垣山(13:50)→美瑛富士分岐H1716m(14:50)→美瑛富士(15:15)→美瑛富士避難小屋(16:20)

<2日目>
美瑛富士避難小屋(6:00)→ベベツ岳(6:55)→オプタテシケ山(7:55←休憩→8:15)→美瑛富士避難小屋(10:35)→天然庭園(12:25)→白金温泉涸沢林道登山口(13:45)
天候 1日目(9月22日):曇り・小雨 後 快晴
2日目(9月23日):快晴 後 晴れ
過去天気図(気象庁) 2007年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白金温泉涸沢林道駐車場に車を置き出発。
(林道入口はナンバー錠で施錠されていますので、事前に営林署に鍵の番号を問い合わせる必要があります。)

感想

1泊用のザックということでドイターのフューチュラ38AC、シュラフはモンベルの2番を買い、初めての小屋泊まり山行にトライです。

<1日目>
朝9時に登山口を出発します。天候は微妙ですが初めて背負う重いザックに戸惑いながらもペースを守ってゆっくり登っていきます。1泊の荷物があると平坦なところはともかく、段差のある登りはつらいですね。最初のうちは苔むした庭園のような樹林帯を楽しんで歩いていましたが、そのウチに熊笹帯に入ると飽きていまいました。しかも山頂が近づくに連れて雲が立ちこめだし、時折、空がゴロゴロ言っています。どうしようかと思いつつも小屋までは行こうと歩き続けます。山頂付近は小雨になってきました。

小屋に着いたら、途中、下山中の人と話し込んでいた男性(函館のS野さん)に会い色々と話をさせてもらいました。昼食を食べ終わったあたりで天候が良くなって来たので、S野さんと一緒に石垣山に散策に出掛けます。さっきの雨がウソのように晴れていますが、風だけは強いです。時間は14時前で、さすがにオプタテに行くには時間が足りないということで、紅葉をしばらく眺めた後は、続けて美瑛富士に向かいました。美瑛富士山頂もものすごい風ですが眺望は最高です。空はもう快晴。美瑛富士からの景色を心ゆくまで堪能しました。S野さんはテント泊で、明日は御来光を見に美瑛岳に登った後にオプタテを目指すと話していました。


<2日目>
昨夜は、夕方暗くなって寝ようかという時間に御老体一人がやってきて、ヘッドランプを着けてガチャガチャと食事を始めたり、ようやく寝たと思ったらいびきがすごく、それだけなら我慢できるものの、たまに私の身体の上に足をドンと投げ出してきたりして、ウトウトしかかってまた目が覚めるの連続でした。おまけに室内は2℃前後と寒かったのもあり殆ど眠れませんでした。御老体は暗い内に出発したようで、彼が出発してから夜が開ける1時間ぐらいが平穏な時間でした。

夜明け時は天気は微妙でしたが日がのぼる頃には晴れてきました。食事を済ませて荷物は必要なものだけザックに入れ、残りは小屋にデポしてオプタテシケ山に出発です。快晴の中、たまに美瑛岳のほうを振り返りながら稜線を歩きます。水たまりには氷が張っていたりして、とても寒いですが気持ちの良い朝です。ベベツ岳からは巨岩帯をコルまで降りてまた登りますが、このあたりは風の通り道で物凄い状態で、なかなか歩みが進みません。

そうこうしている内にオプタテシケ山頂に何やら雲がかかり初めてきました。お願い私が辿りつくまで持ちこたえてと願いましたが、山頂についた頃にはガスの中でした(T_T)。まぁ、それでも、時折強い風に煽られてガスが晴れて行きます。一瞬の眺望ですが、それでも見れてよかったと思います。もっと晴れるかと暫く粘りましたが、寒くなってきたので一旦小屋に戻ることにしました。小屋で少し早めの昼食にして、少し勿体ないですが下山することにしました。結果、下山したら時間は14時前と丁度良い感じで、この決断で良かったと思います。

初めての泊り山行で、課題はやはり睡眠かと...何とかしてあの環境でも寝れるようにならないと楽しく山を歩けないなぁとつくづく思いました。やはり慣れるしかないのでしょうか?

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