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ハイキング
甲信越
春と冬が同居する弥彦山と国上山で花探し。
2021年03月14日(日) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:24
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 801m
- 下り
- 795m
コースタイム
天候 | 曇り、一瞬雨、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【国上山】ビジターサービスセンター前に駐車。(舗装してありそれなりの台数が置けます) |
コース状況/ 危険箇所等 |
両方の山ともにぬかるんでいて滑ります。弥彦山は山頂直下に雪が残っていました。崖が真横の尾根では海からの風が吹き付けるので、足元に注意しましょう。 花はキクバオウレンが満開、コシノコバイモが咲き始め、コシノカンアオイが見頃でした。ユキワリソウ、キクザキイチゲも株数は多かったものの、雨で花弁が開いているのは少なかったです。(晴れていれば見頃のはず)カタクリはあと1週間くらいだと思います。 |
その他周辺情報 | 当初はタクシー利用で縦走するつもりでしたが、温泉街のタクシー会社(弥彦タクシー、まきタクシー)詰所2ヶ所に人の気配なく、事前に予約しておく必要がありそうです。 |
写真
撮影機器:
感想
国上山、弥彦山、角田山の西蒲三山を縦走すべくやって来た新潟県、初日は雨模様で二日目も終日雨の予報です。の割に、いつまで待っても雨降る気配なし。宿の窓からの弥彦山が中腹から上がガスなのが気になるけど、とりあえず裏参道に向かいます。
一日保つのではないかと思えた空模様も、日本海側に出ると一変。荒ぶる日本海は白波が立ち、裏参道の登山口に着く頃にはバシャバシャと雨が降って来ました。車内でどうしようか思案していると、早々と下山した老夫婦。後から登る人もいました。
ゴム長靴に手ぶらな人たちに背中を押され、強風の尾根道をひたすら上りました。頂上直下の雪は想像以上に残っていたけど、目当てだったコシノコバイモやコシノカンアオイも見つけることができて大満足。13時過ぎには出発点に戻って来ました。
本降りの雨こそ降られなかったものの、相変わらずのどんより雲。寺泊でグルメや角田山の登山口にあるカフェ開拓などいろいろと考えたけど、時間的に間に合うと踏んで当初目論見どおりの国上山を登頂することに。中腹の国上寺もお参りします。
20年近く前に歩いたことがあるのに、一旦大きく下って登り返す記憶なし。その登り返す坂道は水分をたっぷり含んだスポンジ状態で、もう少しで咲きそうな花たちがいろいろな種類取り揃っていました。弥彦山含め、あと1、2週間後が楽しみです。
宿に戻って硫黄泉三昧。新潟の硫黄泉といえば月岡温泉みたいなエメラルドグリーンが多いのに、ここ岩室温泉第4源泉は真っ黒。都内の下町にある黒湯のようなのに、香ばしい匂いじゃなくて硫黄臭、そして舐めるとしょっぱい。温泉って面白いな。
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yamaonseさん、こんばんは。
コシノコバイモ、小さくて可憐な花ですね。
何となく春先に咲く花だと思っていましたが、雪解け直後のまだ寒い時期に花を咲かせるとは思いませんでした。
あと、私はコシノコバイモをまだ見たことがありませんが、学生の頃にたまに読んでいた学術雑誌の表紙に毎号必ず描かれていたので、ちょっとした思い出の花です。
<学術雑誌「植物地理・分類研究」の表紙>
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p804769767
ardisiaさん、おはようございます。コシノコバイモ、地元の方々にも知られていないようなマイナーな花ですが、学術雑誌は通なところをついて来ますね(笑)花の造りが独特だから、植物を学ぶ人には興味をそそるのかな。春先の花のなかでもオーレンやユキワリソウと同じ早咲きグループに所属しているようですが、それらよりは若干遅い感じ。湿気のある沢沿いとかに咲いている小さい花は、うつむきがちに咲くので見つけるのが大変ですが、可憐でかわいらしいですね。
yamaonseさん、こんばんはー。
雪が溶けて新潟の春の山お花巡りもいよいよ本番ですね。あいにくのお天気でお花はきれいに開いて無かったけどそれでも春のお花たちはいいですよね。オーレン祭りに雪割草、イカリソウ、マンサク、もうちょっとのカタクリと雪が溶けたあとに一斉に咲き出す花*花、私も新潟のお山に行きたくなりました。今回の食事も美味しそうですね。
でも今は忙しいのでこれを見てがまんしておきます。😁
あと弥彦山からの尾根、海岸線が遠くまで見渡せて気持ちがいいですよね。お疲れ様でした。
iwanobさん、こんばんわ。弥彦山の山頂直下がまだ真っ白だったのはビックリでしたが、雪融けが進む場所から春がやって来ていました。お天気関係なく咲くオーレン、イカリソウ、マンサク、しょんぼりなユキワリソウやカタクリと、花も順番待ちをしているようでした。
食事も連泊だったので前日とは違う献立で、新潟の春を食い尽くしてきました。のっぺ汁とか栃尾の油揚げとかを出さないところも、宿の拘りを感じます。有名な郷土食も食べたかったけど(笑)日本酒も種類が豊富で、同じ県内でも地域によって味が違うのも面白いです。
今年は残雪が多くて、長岡市より山寄りはまだ大量の雪が残っています。海岸近くの山を満喫した後は、GWあたりに魚沼盆地の低山もよさそうです。長野・栃木・埼玉・新潟と、隣県のどちらも程より距離感で遠征できる北関東住みは、ある意味贅沢なのかもしれませんね。
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