鷹ノ巣山と雲取山 入奥沢中腹道ルートは酷い廃道だった

2021年03月18日(木) [日帰り]

• GPS: 11:07
• 距離: 26.8km
• 登り: 1,943m
• 下り: 1,962m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:12
• 休憩: 0:56
• 合計: 11:08

5:46 浅間尾根奥口
8:48 8:48 石尾根縦走路・倉戸山分岐
9:11 9:16 鷹ノ巣山
9:29 9:29 鷹ノ巣山避難小屋
9:56 9:56 日蔭名栗山
10:19 10:19 高丸山
10:42 10:42 千本ツツジ
11:06 11:12 七ツ石山
11:21 11:21 ブナ坂
11:47 11:48 奥多摩小屋
11:54 11:55 ヨモギノ頭
12:16 12:16 小雲取山
12:31 12:33 雲取山避難小屋
12:35 12:47 雲取山
12:50 12:55 雲取山避難小屋
13:06 13:07 小雲取山
13:22 13:22 ヨモギノ頭
13:48 13:48 ブナ坂
13:57 13:58 上段と下段の分岐
14:10 14:16 七ツ石山の水場
14:18 14:18 七ッ石小屋上分岐
14:37 14:37 千本ツツジ
15:28 15:28 巳ノ戸ノ大クビレ
15:33 15:43 鷹ノ巣山避難小屋
15:49 15:49 鷹ノ巣山の水場
16:42 16:47 浅間神社
16:52 16:53 浅間尾根奥口
16:54 ゴール地点

天候

汗ばむ快晴。雪は無し。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

峰谷奥の浅間尾根登山口に駐車

コース状況／危険箇所等

峰谷の奥集落から水根山に至る入奥沢中腹道ルートは、奥多摩詳細図では盗人坂と言われるいにしえの道とあるが、実際には廃道。ずっとトラバース道であるが入奥沢本流の渡渉部手前から崩落が激しく、本流渡渉後は完全に道が消え、ズルズルの急斜面は通行不能。無理矢理ヒマヤゴ沢目指して下降後沢を遡ったが、その後も滑落しそうな急斜を這いつくばってトラバースし、最後に尾根に乗った。大変危険な道で、とても勧められない。
以降、水根山の稜線に合流後は一般道。登山道の雪は皆無、霜柱が溶けて、至る所で泥んこになっている。以前通行止めだった高丸山のトラバース道は修復され通行可能となっていた。

写真

3/18 5:46

峰谷の奥の鷹ノ巣山浅間尾根登山口より登山開始

3/18 6:00

浅間尾根入口よりさらに林道を進み、上部のこの標識のあるトラバース道を目指して登る。

3/18 6:30

道型は辛うじてあるが、落葉が厚く積もって危なっかしいルート。

3/18 6:53

入奥沢の渡渉は容易だったが、渡渉の手前くらいから崩壊が激しく、危険なトラバースが続く。

3/18 6:53

渡渉後、道は全く無くなり、右往左往。恐怖の崩壊地を通過した。

3/18 7:12

1歩進めばばズル、2歩進めばズルズル。

3/18 8:32

水根山への榧の木尾根にやっと着いた。大幅時間オーバー。
バリルートを終えホッとしたらお腹が空いたのでここで一腹。

3/18 9:11

石尾根に出ると天国。今までの地獄と好対照。

3/18 9:11

富士山も綺麗に見えていた。

3/18 9:19

鷹ノ巣山からの下り尾根。彼方に南アルプスが綺麗。

3/18 9:56

日陰名栗峰

3/18 10:07

また快適な登りの尾根登場。

3/18 10:20

高丸山。この山への登りは大変に急。

3/18 10:32

石尾根。
防火帯が気持ち良い山歩きを後押ししてくれる。

3/18 10:42

歩いてきた尾根を振り返る。

3/18 11:29

ダンシングツリー。今日も元気か？

3/18 11:55

山のグラデーション。雲の上にうっすら富士山。

3/18 12:26

雲取山山頂避難小屋が見えてきた。
防火帯の草原。

3/18 12:36

雲取山に着いた時は、富士山は春霞の中。

3/18 14:11

七ツ石小屋上部の水場。冷たくて美味しい水を空のペットボトルに入れて飲む。う〜まい！

3/18 14:31

奥多摩湖方面、重なり合った山の尾根が続く。丹沢は霞の向こう。

3/18 15:23

帰りの巻道途中で見つけた、小粋なプードル苔。

3/18 15:45

綺麗な鷹ノ巣山避難小屋。ここまで来ると先は短くホットする箇所。

3/18 16:16

椎茸栽培所が沢山あり、珍しいので写真を沢山撮った。うっかり時間も取りすぎてしまった。

3/18 16:25

浅間尾根もズボッと膝までの落葉。

3/18 16:45

浅間神社。
無事に下山できたことに感謝し手を合わせる。

3/18 16:53

朝バリルートで登った榧の木尾根に夕日のスポットライト。明るいうちに戻れて目出度し目出度し。

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

iPhone 8 Plus 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 タオル ストック

感想

ヤスさん

いにしえの道の盗人坂という名前に惹かれて行ってみた入奥沢沿いのバリルート、始めはそこそこ踏み跡があり楽勝かと思いましたが大間違い。入奥沢渡渉前後は土砂の崩落が酷く、特に渡渉後は全くルート消失でした。しっかりしたルートファインディング技量と三点支持による危険個所通過が出来なければいける道ではありませんでした。

あいわん🐕

お手並み拝見の試験登山に誘って頂きました。
これまでも登山道を外れてバリルートを登った事は何度かあるが、今回は載っけから本格的バリルートデビュー。初めこそ難なく歩けたが途中から道が崩落し急斜面を這い上がる。落ち葉で滑り掴んだ木は折れ何度か滑落が頭をよぎった。
バリルートを越えてからは楽しいハイキングコースでした。

コメント

sss

光栄です。
かなり危なそうな？バリルートお疲れ様でした。
私にはハードルが高そうな山歩きをしていらっしゃるyasuさんの真似は、とてもできませんが、いつかお会いできることを楽しみにしています。
以前、tantanmameさんとも丹沢ですれ違い、その後､北岳でも偶然お会いしたことがあるので、yasuさんとも近いうちにですね。