セツブンソウにフクジュソウ孫田尾根藤原岳御池岳ピストン縦走

2021年03月24日(水) [日帰り]

• GPS: 13:01
• 距離: 24.8km
• 登り: 2,291m
• 下り: 2,284m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:22
• 休憩: 1:30
• 合計: 12:52

距離 24.8km 登り 2,291m 下り 2,284m

4:34 孫太尾根登山口
5:26 5:27 丸山
5:59 草木
6:28 6:29 多志田山
7:12 7:18 藤原岳
7:35 7:37 藤原山荘
8:01 天狗岩分岐
8:21 8:22 頭陀ヶ平
8:25 8:26 木和田尾分岐
8:37 白瀬峠
8:37 白船大神跡
8:46 冷川岳
9:08 カタクリ峠
9:20 9:47 幻ノ池
9:48 御池岳登山道八合目
9:53 御池岳・鈴北岳分岐
10:32 10:57 御池岳
11:14 御池岳・鈴北岳分岐
11:18 御池岳登山道八合目
11:31 11:41 カタクリ峠
12:15 12:16 冷川岳
12:27 12:30 白船大神跡
12:31 白瀬峠
12:47 木和田尾分岐
12:55 12:57 頭陀ヶ平
13:25 天狗岩分岐
13:30 13:45 天狗岩
13:48 天狗岩分岐
14:09 藤原山荘
14:28 藤原岳
15:18 多志田山
15:47 草木
16:40 丸山
17:31 孫太尾根登山口
17:31 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

孫太尾根駐車場に駐車しました

コース状況／危険箇所等

孫田尾根　駐車場から丸山間はとても分かりやすくナイトランしても全く支障なかったです。藤原岳直下のフクジュソウ群生地帯はかなりの急斜面で落ち葉がとても滑りやすいので注意が必要です。

藤原岳カタクリ峠間　ここも大方尾根で歩きやすいです。多少のアップダウンがある道です。

カタクリ峠御池岳間　急な登りです。自分はコース間違えをしたため濡れ落ち葉の急斜面で何度か転びました。ちょうど雪解けの頃ですので路面は泥道です。かえって雪の残ってるあたりの方が濡れ落ち葉の急坂よりは転びにくいかもしれないですね。

全般的に道標などは良く整備されてますが藤原岳周辺の方がよく整備されてます。

写真

3/24 5:02

名古屋から近場なので普段であれば下道を使うのですが僕の脚力だとナイトハイクしないと御池岳までピストンできません。高速使って孫田尾根駐車場に駐車しam4:30スタート、30分で稜線に到達しいなべ市の夜景を撮りました。

3/24 5:27

丸山山頂到着しました。だいぶ明るくなってきましたがお日様はまだ昇ってません。

3/24 6:01

草木附近にて日の出となりました。

3/24 6:28

965mの多志田山に到着しました。日の出の光が眩しいです。

3/24 6:36

藤原岳の山頂直下に近づくにつれ芽吹きつつあるバイケイソウの群生地を通ります。

3/24 6:37

フキノトウも確認できました。

3/24 6:43

セツブンソウ発見しました。まだシーズン終わってなかったようです。

3/24 6:44

これもセツブンソウ。

3/24 6:45

セツブンソウの接写。

3/24 6:47

さらにセツブンソウの接写。

3/24 6:49

第一フクジュソウ発見しました。

3/24 6:49

フクジュソウの接写。

3/24 6:51

フクジュソウさらに接写。

3/24 6:53

大きく開いたフクジュソウ。

3/24 6:54

あちこちにいっぱいでフクジュソウワールドになってました。

3/24 6:55

セツブンソウ斜めから。

3/24 6:58

オニシバリも見つかりました。

3/24 6:59

少しだけ開いた状態のフクジュソウ。

3/24 7:02

またしてもセツブンソウ。

3/24 7:06

藤原岳山頂到着しました。

360度パノラマ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/include/pano_ps.php?did=3018958&pid=b4d34d7c6e0e630f7f96b98eb81c5c15

3/24 7:17

こちらでちょっとだけ小休止します。

3/24 7:35

藤原山荘前に到着しました。ここでトイレを借りました。

3/24 7:50

ネコノメソウも見つかりました。

3/24 8:22

頭陀ヶ平1143m鉄塔付近到着しました。

3/24 8:26

たぶん御池岳なんでしょうね、雪がしっかり残ってるようです。

3/24 8:45

ミヤマシキミを確認しました。

3/24 9:07

カタクリ峠到着しました。あとでカタクリ探すつもりで通過します。

3/24 9:20

沢の畔でまたネコノメソウ接写。

3/24 9:22

ネコノメソウかわいいですね。

3/24 9:53

ネコノメソウ見つけたあと道迷い。ヤマレコのみんなの足跡信じて強引に登りまた降りて御池岳の最後の急坂まで来ました。

3/24 10:16

自分の知らないうちになんとなく正規のルートから左にそれたみたいです。それとも雪の上を歩きたいという無意識が現れてそうなったのか？

3/24 10:32

ちょっと遠回りしましたが稜線到達し御池岳山頂到着しました。スタートから6時間かかったことになります、やや遅れぎみ。

3/24 10:34

おにぎり3つとお茶でブランチタイム。時間的にカタクリ探しムリかな。

3/24 10:36

快晴に近い青空です。さらによく考えるとカタクリ峠のカタクリはどのあたりにあるかよくわかってない、峠からだいぶ離れたあたりだったような。

360度パノラマ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/include/pano_ps.php?did=3018958&pid=497f17c57d7201b9e12be1ca18805073

3/24 11:53

カタクリ峠でカタクリを探すミッションは5分程度あたりを見渡しただけで成果もなく撤収し先を急ぐこととしました。するとカタクリ峠から5分ほど歩いたあたりにて足下の白い花に気づき確認すると。

3/24 11:53

バイカオウレンのようですね。

3/24 11:54

葉の感じからしてもバイカオウレンだと思います。双子ちゃんも見つかりました。

3/24 12:16

ミヤマシキミも再登場です。

3/24 12:20

イワカガミの葉っぱでしょうね。

3/24 12:22

堅い蕾と膨らんだ蕾がいっしょになったアセビ。

3/24 12:30

バイカオウレンは白瀬峠あたりにもありました。

3/24 12:48

鉄塔の内側から360度撮影しました。

360度パノラマ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/include/pano_ps.php?did=3018958&pid=5c27a41116a1309462f2865e61167f32

3/24 13:29

天狗岩の近くでもネコノメソウが見つかりました。

3/24 13:30

ネコノメソウの接写です。

3/24 13:31

天狗岩到着しました。山銘板のすぐ近くのとても目だつ場所にフクジュソウを見つけました。だれか移植したんだろうか？。

3/24 13:34

ここでロールパンと午後ティーで昼休憩。

3/24 13:44

休憩終えて歩きだそうとすると上空をヘリが通過。

3/24 13:48

天狗岩附近でも一回ネコノメソウ撮ったが自分の影がかかる。

3/24 13:58

藤原岳にかなり近づいたあたりのネコノメソウ。

3/24 14:01

カレンフェルトの台地。

3/24 14:04

ケルンがあって雰囲気だけは北アルプスの高山みたいに近づけてます。

3/24 14:20

ヒカゲノカズラという紐みたいな草。

3/24 14:31

藤原岳に戻って来ました。残ってた午後ティーを全て飲み尽くしてからフクジュソウの崖をおります。

3/24 14:37

お帰りフクジュソウワールド、右下の小さなお花は、

3/24 14:39

こちらのフクジュソウは完全に開いてませんが、

3/24 14:41

殆どのフクジュソウは大きく開いてます。

3/24 14:44

午前に比べて明らかに大きく花開いたフクジュソウ、お日様の影響力は半端ない。

3/24 14:46

殆どのフクジュソウが午前中より大きく開いてます。

3/24 14:50

フクジュソウの大家族です。

3/24 14:56

当たり一面フクジュソウのイエローが目だちますが崖を下りるのは大変でスピードなどまず出せないですね。

3/24 15:19

フクジュソウ群生地を通過すると変な絡み方でまとまった樹木も発見し撮影しました。

3/24 15:37

標高の低い地点のアセビは見頃を迎えてます。

3/24 16:03

草木を迂回するコースも設けられていたので帰りはちょっとラクしました。オニシバリを見つけました。

3/24 16:12

丸山の少し北側でネコノメソウ。

3/24 16:13

ミスミソウ

3/24 16:15

盛大盛のネコノメソウ。

3/24 16:19

ヒロハノアマナ前から

3/24 16:21

ヒロハノアマナ接写

3/24 16:22

薄い紫色、ユキワリイチゲかもしれないです。

3/24 16:22

ヒロハノアマナ横から

3/24 16:23

ヒロハノアマナ接写

3/24 16:26

たぶんセントウソウ。

3/24 16:29

ミスミソウ

3/24 16:31

タチスボスミレ

3/24 16:34

タチスボスミレ群生

3/24 16:39

オモト

3/24 16:42

タチスボスミレ

3/24 16:49

タチスボスミレ群生、丸山でかなり長居しました。そろそろ下山する感じでくだりましょう。

3/24 17:16

標高をかなり下げシキミの花。

3/24 17:18

ヤブツバキが群生してるあたりまで来るとゴールは近い。

3/24 17:31

駐車場に到着しました。かなりカロリー消費したようでもうはらぺこあおむしです。でも下道で帰りました。

撮影機器：

RICOH THETA SC RICOH

arrowsRX FUJITSU

感想

waremokou999

Google社のアンドロイドアプリが強制終了してしまう事象がニュースになってましたが、自分のヤマレコアプリも強制終了してしまう事象が確認されました。分かったのもよりによって登山前日の午後で例のニュースもまだ耳にしてなかったため『とうとうスマホ壊れたんやぁ〜ショック！』という展開に。山行自体を中止しその日は楽天ショップで修理に出す事まで想定してました。

そのうちヤマレコアプリをアンインストール、再インストール、パスワード打ち込みという面倒くさい作業で使えるようになるのが判明。ただいったん画面を消すとまた面倒くさい作業を繰り返さなければならない。山行中にソレやっちゃうと想像したくない最悪な展開になるはずなので緊急時にはヤマップアプリの方を起動させてその場をしのぐということにしました。

翌日起床後、カーオーディオで例の全国ニュースを耳にしてようやく自分のスマホが壊れたんじゃなくGoogleの不手際というのが分かりちょっと安心。でも絶対にヤマレコアプリをうっかり画面から消さないようにというプレッシャーからは解放されてません。

孫田尾根の駐車場には早朝4:00頃到着先客は1台のみで平日ということもあり空いてました。
孫田尾根どころか鈴鹿山系を登ること自体が初めてでのナイトハイクでしたが登山道はかなり整備されてて大変歩きやすかったです。

藤原岳直下の崖下に咲き乱れるフクジュソウの群生は想像してたのをはるかに超える圧巻の景色で大興奮。セツブンソウも同じ場所に多く咲いてることは確認してなかったしシーズン的にもう終わってるはずと考えてたのでこちらも見れてよかったです。

カタクリ峠附近に咲き乱れるカタクリの花も見たかったのですが時間不足と事前のリサーチ不足。足繁くこの山系を歩いてる人なら正確な場所とシーズンなどすぐ分かるのでしょうが鈴鹿初参戦だと全然ダメということですね。

カタクリをすぐに諦めたおかげで天狗岩や孫田尾根の丸山付近でじっくり時間をとる事ができました。孫田尾根近辺に居座り続けてより多くの野草探索をしてもよかったのですが鈴鹿初心者が山系のアウトラインを掴むという目的からすれば長距離トレーニングにもなったしまぁよかったのかな。あと欲張ればミノコバイモ見たかったけど探しきれなかったのが残念と言えば残念。でも何よりまるまる一日天候が安定しほぼほぼ快晴に近い状態、風も殆どない絶好の登山日和だったので最高に素晴らしい一日が過ごせましたね。

ヤマレコアプリやGooglemailは帰宅してからは何事もなかったかのようにスムーズに起動。いったいあの騒動はなんだったんだろう。藤原岳が花の百名山であることが充分に再認識できた山行でした。今度は秋頃に御池岳中心にまわってみたいですね。