鈴鹿 天狗堂・サンヤリから福寿草咲く御池岳・藤原岳を1DAYロング周回

2021年03月27日(土) [日帰り]

• GPS: 12:07
• 距離: 28.0km
• 登り: 2,163m
• 下り: 2,170m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:07
• 休憩: 1:00
• 合計: 12:07

6:12 君ヶ畑登山者用駐車場
6:29 6:30 岩尾谷登山口
7:31 7:32 天狗堂
7:32 7:40 展望岩
8:12 8:13 サンヤリ
8:48 8:49 P832
8:57 8:58 P844
9:36 9:37 滝谷山
9:55 9:57 ミノガ峠
10:41 10:42 桜峠
10:54 10:55 茶野
11:08 11:09 桜峠
11:43 12:01 鈴ヶ岳
12:11 12:12 ヒルコバ
12:32 12:33 鈴北岳
12:43 12:44 真の池
12:51 12:51 鈴北岳分岐
13:10 13:12 御池岳
13:26 13:27 鈴北岳分岐
13:36 13:36 御池岳・鈴北岳分岐
13:51 13:52 カタクリ峠
14:15 14:16 冷川岳
14:22 14:23 白船大神跡
14:41 14:41 木和田尾分岐
15:01 15:09 天狗岩分岐
15:28 15:28 藤原山荘
15:46 15:47 藤原岳
16:29 16:29 蛇谷出合
17:02 17:06 茨川廃村
17:40 17:41 ノタノ坂
18:19 君ヶ畑登山者用駐車場

天候

晴れ午後ゆっくり下り坂

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道421号石榑トンネルで滋賀県側へ。県道34号右折、君ヶ畑集落を越えて小又谷駐車場へ（大安ICから約1時間）。御池岳T字尾根の登山口で新しく立派な駐車場です。新しい公衆トイレは2021年4月から利用可。

コース状況／危険箇所等

●天狗堂〜サンヤリ〜滝谷山〜ミノガ峠
ブッシュはなく踏み跡薄し。尾根筋を間違えやすい所が結構あるのでGPSが役に立ちます。
●ミノガ峠〜茶野
新しい林道が途中まで伸びており意外と楽に稜線に到達。
●茶野〜御池岳〜藤原岳
一般ルート。福寿草は鈴ヶ岳山頂からヒルコバの間に群生、最盛期でした。
●藤原岳西尾根
踏み跡薄く急。下りで尾根筋間違えないよう。茶屋川は完全な沢歩きで渡渉有り。
●茨川〜ノタノ坂〜小又谷駐車場
踏み跡明瞭ですが足を滑らすと怖い山腹トラバース部あり。暗くなる前にノタノ坂乗越までは上がっておきたい。最後の最後に、きついです。

1日の歩数は53,500歩でした。

その他周辺情報

東近江市、頑張ってますね〜！
●道の駅 奥永源寺渓流の里
「鈴鹿10座ビジターセンター」
http://okueigenji-keiryunosato.com/climb.html

写真

3/27 12:04

【ロング周遊・鈴ヶ岳の福寿草】
天狗堂から福寿草咲く御池岳をへて藤原岳を周回、西尾根で下山
。充実した縦走でした。

3/27 11:52

【福寿草】
鈴ヶ岳の福寿草は最盛期でした。長い稜線縦走の苦労の甲斐がありました。

3/27 5:53

午前5時50分、小又谷駐車場へは朝一番のり。正面は御池岳へのT字尾根。日暮れまでにここに戻ってこれるかな…

3/27 6:15

まずは天狗堂登山口へ林道を少し戻ります。キブシの花。

3/27 6:15

花が少ない時期なのでよく目立つ。

3/27 6:41

おお、取りつきには立派な標識。東近江市、最近チカラはいってます。

3/27 7:13

青空に天狗堂。

3/27 7:21

山頂手前の急登りにはたくさんのショウジョウバカマ。

3/27 7:29

天狗堂。

3/27 7:30

「ケムンパスでやんす」。
でも、もーれつア太郎はいないね。

3/27 7:35

展望岩からは御池岳テーブルランドがドンっ！

3/27 7:35

御池岳山頂台地を西から観察できる山はここ天狗堂以外はないですね。

3/27 7:34

竜ヶ岳付近。

3/27 7:36

遠く御在所方面も。天狗が棲んでいた山、の言い伝えに納得の眺望です。

3/27 7:52

今年お初のイワウチワです。

3/27 7:52

蕾はたくさんありましたが、咲いていたのはこれだけ。3-4週間後にはあたり一面イワウチワの絨毯の予感。

3/27 7:55

サンヤリまでの稜線はシャクナゲ多し。

3/27 7:56

蕾は多いのでひと月後は咲き乱れているのでは…楽しみ。

3/27 7:59

ちょいと尾根を外れたところにあるP924。

3/27 8:11

サンヤリ到着。展望なし。山頂標識の『▲2』って2等三角点か…

3/27 8:26

ヤブもなく歩きやすいのですが尾根筋を下りで間違えそうな箇所多い。

3/27 9:01

左奥は綿向山。長い稜線はどの山あたりだろう？

3/27 9:35

滝谷山到着。ここも展望なし。

3/27 9:48

目の前に大きな御池岳。登る気マンマンになって来た〜。

3/27 9:50

左の山道からこの林道に降りてきました。ここから御池林道のミノガ峠まで10分ほど。

3/27 10:04

ミノガ峠からは御池岳の方へ地図にない林道が伸びていましたので入ります。

3/27 10:15

林道をしばらくで標識。ここから桜峠への登山道。

3/27 10:42

桜峠からは茶野を往復しました。

3/27 10:49

稜線にも春の花がチラホラと。ヤマネコノメソウ。

3/27 10:50

気が早いタネツケバナ。

3/27 10:52

2週間前にフクジュソウの大群落を見に歩いた霊仙山南面が見える。

3/27 10:54

茶野からの鈴ヶ岳はとってもピラミダル。登りきつそう…

3/27 10:54

茶野。この名前の由来が知りたいところ。

3/27 10:55

朝から歩いてきた山並みです。よく歩いてきたな〜。

3/27 10:55

茶野稜線からの展望パノラマ。ここ、「お気に入り」に追加だな。

3/27 10:59

ハコベ。

3/27 11:01

国道306号線、滋賀県側。開通したのはまだ2日前。

3/27 11:02

オニシバリ。

3/27 11:20

「お腹減った…」
見てたら食べたくなる芽吹きのバイケイソウ。

3/27 11:41

お待ちかねの花発見！

3/27 11:41

パラボラアンテナ全開してる。

3/27 11:43

山頂近くなるとワンサカ咲いてる。

3/27 11:44

今日は先が長いんだけど…

3/27 11:45

…足止まっちゃう。

3/27 11:49

そして山での最強の栄養。ビタミンカラーだもんね。

3/27 11:54

広い山頂には人がいっぱいでしたので、一時停止のみ、先へ。

3/27 11:55

まだまだ続く福寿草ロード。

3/27 11:59

ヒルコバへの下りの方がたくさん咲いてる。

3/27 12:00

藤原岳はめっきり減ってしまいましたが…

3/27 12:01

鈴ヶ岳の福寿草は健在で何より。

3/27 12:02

春を告げる花らしく…

3/27 12:04

疎林の中に咲くのが春らしくていいね。

3/27 12:07

もう、お腹いっぱい。

3/27 12:27

まだ先は長いので… 次は鈴北岳の登り。

3/27 12:27

いつもながら爽快な展望。

3/27 12:31

いつもながら風が強い山頂。

3/27 12:33

三国岳と鞍掛峠へ下るパーティ、絵になります。

3/27 12:34

アセビ越しに見える最高点・丸山へ。

3/27 12:37

今日は時間の余裕ないので池めぐりせずテッパンルートで。

3/27 12:53

山頂手前、オオイタヤメイゲツの林は残雪模様が素敵。さすが、『21世紀に残したい日本の自然100選』だけはある。

丸山山頂。今日はボタンブチも奥の平もなしです。

3/27 13:16

楽園のテーブルランド台地。

3/27 13:28

春の雰囲気たっぷりの道池。

3/27 13:30

真の谷はまだ雪で埋まってる。白瀬峠へ。

3/27 14:39

1時間ほど前は良い天気だった御池岳山頂部が見る間に雲の中。

3/27 14:44

右奥の天狗岩へ。

3/27 15:21

天狗岩からも黙々と山頂台地を歩くのみ。

3/27 15:25

下山を考えると山頂4時着がタイムリミット。展望もなく、黙々と歩くしかない。

天狗堂から御池岳を超えてようやく藤原岳です。

3/27 15:55

バリルートの西尾根を下りました。

3/27 15:59

西尾根は踏み跡薄い上、落ち葉のど急降下。尾根も外しやすい、なかなかのコースでした。

3/27 16:02

こんなバリコースにも「鈴鹿10座」が。滋賀の地元愛すごい。

3/27 16:30

転げ落ちた傍らにイワウチワの花。思わずほっこり。

3/27 16:29

藤原山頂から転がり落ちること30分、ようやく沢が見えた（善右ェ門谷）。

3/27 16:34

下り切ると20分ほど本当の沢歩き。水量多く靴ズッポリの渡渉（泣）。

3/27 16:57

茨川。川向こうに謎の神社（後で調べたら天照神社だそうです）。濡れた靴でジャブジャブ渡渉して参拝。

3/27 16:59

山の神様？　まだもう一つ峠を越えないと帰らない…無事に帰れますように…

3/27 17:04

ノタノ坂への取り付きは赤いテープだけ。

3/27 17:36

ノタノ坂の尾根を越える時、朝登った天狗堂に日が沈みました。

3/27 17:56

花が褐色のボタンネコノメソウ。

3/27 18:01

ツルネコノメソウ。

3/27 18:04

薄暗い足元に白く光るものが？
ミヤマカタバミでした。

3/27 18:18

とっぷり日が暮れた頃ようやく下山。いや、長い1日でした。

撮影機器：

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 靴 行動食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計

感想

kenny

鈴ヶ岳の福寿草が咲いたので見に行こう。でも鞍掛峠道は開通したので人が多そう。静かに歩きたいので、滋賀県側から茶野経由で…と考えて地図を見ていたら目に飛び込んできた鈴鹿10座の一つで未訪の「天狗堂」。
ここから縦走で、御池岳へと行けそう。いや、藤原岳まで行けるんじゃないかな？展望丘から滋賀県側にも西尾根が下りている… とのんびりお花見ハイキングがどんどん妄想モードに入り込むといつのまにかハードな馬蹄形の大周回コースに変わってしまいました。
（日暮れまでに下山できるかな〜）
机の上だけならどこまでも行けてしまう。
よく地図を見ると、時間切れなら藤原岳をカットしてT字尾根を下ってエスケープ出来そう。
「これなら出来る」
思い切ってチャレンジしましたが、花や眺望に加えて、渡渉や道なき道を探し歩くハードなバリエーションルートの醍醐味と、充実感たっぷりの1日になりました。