早池峰山（河原の坊）と五葉山（大沢コース）

2013年05月25日(土) 〜 2013年05月26日(日)

• GPS: 40:00
• 距離: 16.3km
• 登り: 1,498m
• 下り: 1,822m

コースタイム

○1日目　＜早池峰山＞　
7：30河原の坊-9：00打石-9：30山頂9:45-下山開始-10：50
小田越登山口-11：20河原の坊下山
＜五葉山＞
15：00赤坂峠登山口-16：20石楠花山荘-16：30山頂-
日の出岩16：35-石楠花山荘17：00
○2日目
7：40石楠花山荘-8：10畳石-9：25大沢小屋-10：05大沢コース登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

＜早池峰山＞
5月25日の残雪状況は河原の坊コースは、
一部登山道に残雪が残るが、登山道はほぼ夏道。
山頂の付近に雪渓あり。
小田越コースは登山口付近の樹林帯に雪渓が残る。
アイゼンは必要なし。
＜五葉山＞
雪渓なし。

写真

5/25 7:47

河原の坊の沢の数量は多いが、
渡河に支障なし

5/27 18:20

薬師岳を望む

5/27 18:20

5/25 8:26

河原の坊の登山道に残る残雪、長さ50m位、
つぼ足で問題なし。

5/25 8:58

5/25 9:02

打石

5/27 18:21

山頂近くの雪渓

5/25 9:53

5/27 18:21

5/25 8:42

すっかり夏道

5/25 8:51

5/25 9:59

5/25 10:03

5/27 18:22

午後から登った五葉山、赤坂登山口
人に慣れた鹿が一頭

5/27 18:24

五葉山山頂から三陸海岸を望む

5/25 16:42

日の出岩

5/27 18:24

5/27 18:22

今日の宿石楠花山荘

5/27 18:24

緑がまぶしい大沢コース

5/27 18:26

倒木が登山道をふさいでいる。

撮影機器：

AQUOS PHONE SH-12C docomo シャープ

感想

jackhuurai

自宅を5時50分出発！待ちに待った天気の良い日である。
早池峰山の縦走コースを登りたいところだったが、
山小屋泊まりを楽しみたいので、早池峰山は午前中に登り、
午後は五葉山の石楠花山荘に向かう計画とした。

早池峰山の河原の坊登山口にはすでに3台の車が駐車していた。
一応アイゼンをリュックに入れて、7時半スタート。
沢を渡河したところで小休止。そこでかなり登りなれている
感じの男性登山者と会い軽く挨拶。頭に消防団の手ぬぐいを巻いている。

午後からの五葉山もあるので、省エネ登山でゆったりのぼる。
河原の坊登山道にはほとんど雪渓は残されていない。
打石にて小休止して、遠景を楽しむ。
山肌に雪が白く残った早池峰山は輪郭がはっきりとして
いつにもまして美しい。登って良かったとしみじみ思う。

山頂に登ると男性のソロ2名と男女ペアの4名がいた。
10分休憩し小越コースへ下山スタート。

山頂の下の稜線は雪が多く残っていた。雪は締まり
つぼ足で問題なし。天気もよいので雪渓がまぶしい。

すっかり夏道ですが、岩場の花はまだ少なく、
小田越の登山口付近にセリバオウレン・
ショウジョウバカマ等が咲いていました。

舗装された林道を下り河原の坊登山口へ下山。
約4時間の登山時間であった。

車で五葉山の赤坂登山口まで約2時間のドライブ。
途中弁当を買って、赤坂登山口で食べた。
赤坂登山口には約30台の車が停車していた。
登山者がどんどん下山してくる。
五葉山は初めて登る。

ゆっくり登りで登山開始。シーンズにスニーカーの
軽装備の登山者もいた。3人〜5人位のパーティーと5組すれ違う。
大学生風のパーティ、50代、40代と皆日帰りの登山者のようだ。
山頂までは単調な登りが続き、見どころはあまり無い。
つつじや石楠花の咲くころは見事だと思うが、たまに鹿
に出合うだけでやや登るのに飽きた。
雨がぱらついたので石楠花山荘へ急いだ。
石楠花山荘は立派な小屋で床板がぴかぴかに磨きあげられている。
今日の宿として上出来だなと思う。
心ばかりのお金を募金してから、山頂に向かった。
先ほどまでの小雨はやみ、遠くに虹のカーテンが見える。

山頂の神社にお参りして、日の出岩へ向かう途中、
スポーツマン風の男性と出合う。柔らかいものごしの男性で
今夜や山小屋に泊まるらしい。
気持ちのよさそうな方でほっとした。
山談義出来るなーなんて勝手に想像が膨らむ。
日の出岩にお参りして、山小屋へ戻った。

夜食はリゾット・ナッツ・ビーフジャーキー・
調理パンを食べた。
一緒に泊まることになったMさんは静かに話す方で
第一印象通り素敵な方であった、ウィスキーをもらって
気持ちよくなり、8時半頃寝袋に潜り込みいつの間にか眠った。
安物の寝袋は寒く何度も目を覚ましたが、初日の出の朝4時に
起きることが出来た。

最初にMさんが日の出を見に日の出岩に向かった。
追いかけるようにして日の出岩へ向かった。
日の出を待っていたが、海の上にウェハースのように
薄い雲が層になり、日の出は拝めなかった。

小屋に戻り朝食はパスタとパン。
またひと眠りした。起きたのが7時急いで支度して、
五葉山温泉へ行くMさんと一緒に大沢コースを
下山することにした。Mさんも大沢コースは初めて
とのことなのでおらが前を歩いて大沢コースに下った。
大沢コースは下草の緑が透明な若草色で短く、森の奥が見渡せる
美しい景色が広がっていた。庭園の様な風景。
巨岩、巨木、倒木、が見事で、まるでムーミンの世界に来たようだ。
どこまでも緑の絨毯と白亜の巨岩が広がっている。
明るい林間を抜けて歩く感覚は心地よく五葉山の
素晴らしさを実感できるコースだった。

最後に大沢渓流を楽しんでから、牧場を抜けて下山した。