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Yamareco

記録ID: 3042384
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

【鈴鹿】宮妻峡から行く鈴鹿山脈・入道ヶ岳→鎌ヶ岳縦走ハイク

2021年04月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
03:58
距離
11.5km
登り
1,412m
下り
1,382m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:33
休憩
0:37
合計
4:10
7:54
50
8:55
8:56
4
9:26
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4
9:30
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10
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11
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15
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4
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10:17
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18
11:02
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3
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11:32
1
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7
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11:42
10
11:52
11:53
11
12:04
12:06
6
天候 天気:ガス時々小雨
気温:登山口で13℃、稜線上で6℃
風:稜線上で東の風5〜9m/s
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道306号線からミニストップ四日市水沢店の交差点から県道44号を宮妻峡方面へ。その先、宮妻峡ヒュッテ方面への道は1〜1.5車線の細道で離合困難な箇所があるため、車の運転は慎重にゆっくりする必要がある。駐車は宮妻峡キャンプ場上部の駐車場を利用。駐車可能台数は30台位。料金無料。
コース状況/
危険箇所等
入道ヶ岳への登山口からすぐに渡渉ポイントが2箇所ほどあるのでトボン注意。その先は山体の斜面に取り付くが急勾配が長く続き、当日は小雨であったため路面はグチョグチョとまではいかないがかなり滑りやすく注意が必要だった。

入道ヶ岳〜水沢峠〜鎌ヶ岳への道は砂のような急な斜面の登下降、細いリッジ、ザレた岩の急斜面、岩登り、鎖場など、変化に富んでいる。最高に楽しいが同時に体力も奪われる。ただでさえ滑りやすく、当日はウェットなコンディションだったため転倒・滑落には細心の注意が必要だった。

鎌ヶ岳からの下山はカズラ谷の登山道を利用。こちらは丸太の階段など整備状況が素晴らしかった。しかしながらウェットコンディションだったためにやはり滑りやすく転倒には注意が必要だった。
その他周辺情報 市街地からほど近いためにコンビニなどは豊富であるように思う。
小雨が降るコンディションで残念な気もするが、膝の状態を見るための絶好のコンディションだと思えばテンションも維持できる。
2021年04月03日 07:54撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 7:54
小雨が降るコンディションで残念な気もするが、膝の状態を見るための絶好のコンディションだと思えばテンションも維持できる。
いきなり渡渉ポイント。開始早々ドボンではこの後のハイク続行が不能になるため気を付けて渡る。石の上はこの小雨で滑りやすく特に注意する。
2021年04月03日 07:56撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 7:56
いきなり渡渉ポイント。開始早々ドボンではこの後のハイク続行が不能になるため気を付けて渡る。石の上はこの小雨で滑りやすく特に注意する。
渡渉が終われば本格的な登山道が始まる。これがナカナカの急勾配ですぐに汗だくになるが、この小雨で体が冷えることを思えばちょうどよい。
2021年04月03日 07:59撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 7:59
渡渉が終われば本格的な登山道が始まる。これがナカナカの急勾配ですぐに汗だくになるが、この小雨で体が冷えることを思えばちょうどよい。
急勾配なうえに滑りやすくてイヤラシイ登り。ウェットなコンディションはハッキシ言って嫌だが、リハビリも兼ねているため、こんなコンディションでも問題なく登れるかを見るには絶好のコンディションと言えなくもない。
2021年04月03日 08:04撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 8:04
急勾配なうえに滑りやすくてイヤラシイ登り。ウェットなコンディションはハッキシ言って嫌だが、リハビリも兼ねているため、こんなコンディションでも問題なく登れるかを見るには絶好のコンディションと言えなくもない。
コバイケイソウが成長してきている。季節の移ろいを感じさせる光景だ。
2021年04月03日 08:20撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 8:20
コバイケイソウが成長してきている。季節の移ろいを感じさせる光景だ。
長めの急勾配を過ぎると高い木が少なくなってきてアセビなどの低木帯となってきた。背中にしょったストックがこのような低木帯に引っ掛かることが多くなって悩まされるようになる。
2021年04月03日 08:25撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 8:25
長めの急勾配を過ぎると高い木が少なくなってきてアセビなどの低木帯となってきた。背中にしょったストックがこのような低木帯に引っ掛かることが多くなって悩まされるようになる。
木々のトンネルを貫くトレイル。木々が覆う登山道は雨が遮られるのでちょうどよいが、背中のストックが引っ掛かってしょうがない。
2021年04月03日 08:37撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 8:37
木々のトンネルを貫くトレイル。木々が覆う登山道は雨が遮られるのでちょうどよいが、背中のストックが引っ掛かってしょうがない。
更に上部に行くと笹原の広がるトレイルとなってきた。ガスがなければかなり爽快な風景なんだろうな。この時点で再訪を決意する。
2021年04月03日 08:39撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 8:39
更に上部に行くと笹原の広がるトレイルとなってきた。ガスがなければかなり爽快な風景なんだろうな。この時点で再訪を決意する。
大好物の笹原に延びるトレイル。しかしガスが。
2021年04月03日 08:42撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 8:42
大好物の笹原に延びるトレイル。しかしガスが。
アセビのトンネルがいい雰囲気を醸し出す。しかしそれを邪魔する背中のストックの引っ掛かり。ストックは積雪期を除けばほぼ使わないので今後は持っていかないことも考えるが、保険の意味でやっぱり必要だな。収納方法を考えないといけない。
2021年04月03日 08:54撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 8:54
アセビのトンネルがいい雰囲気を醸し出す。しかしそれを邪魔する背中のストックの引っ掛かり。ストックは積雪期を除けばほぼ使わないので今後は持っていかないことも考えるが、保険の意味でやっぱり必要だな。収納方法を考えないといけない。
入道ヶ岳に到着。天気が良ければ周囲の山並みや伊勢湾の眺望が期待できるスポットだが、この状況のため素通り。少し残念な気もするが、膝の状態はすこぶる良いので、喜びも大きい。近くに最高点もあるようだが、今回は省略して次のステージへと向かう。
2021年04月03日 08:55撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 8:55
入道ヶ岳に到着。天気が良ければ周囲の山並みや伊勢湾の眺望が期待できるスポットだが、この状況のため素通り。少し残念な気もするが、膝の状態はすこぶる良いので、喜びも大きい。近くに最高点もあるようだが、今回は省略して次のステージへと向かう。
荒涼とした大地にポツポツと生える木、そしてこのガスが絶妙な雰囲気を醸し出す。ガスに覆われていても山ならではという感じがして悪くない。しかしこれ以上に視界不良なら道迷いの心配が出てくる。
2021年04月03日 08:55撮影 by  SO-51A, Sony
1
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荒涼とした大地にポツポツと生える木、そしてこのガスが絶妙な雰囲気を醸し出す。ガスに覆われていても山ならではという感じがして悪くない。しかしこれ以上に視界不良なら道迷いの心配が出てくる。
入道ヶ岳をあとにし、今回のメインイベントとなる鎌尾根方面への縦走に取り掛かる。膝の状態はどうなのか?非常に気になるところ。心して取り掛かる。
2021年04月03日 08:56撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 8:56
入道ヶ岳をあとにし、今回のメインイベントとなる鎌尾根方面への縦走に取り掛かる。膝の状態はどうなのか?非常に気になるところ。心して取り掛かる。
入道ヶ岳山頂部は幾つものトレイルが交わり分岐もたくさんある。このような案内板も多くあるので安心感は高いが、今回のようにガスだと道迷いは十分起こり得る。地図を頭の中に叩き込むかGPSで自位置の把握に努める必要がある。
2021年04月03日 08:58撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 8:58
入道ヶ岳山頂部は幾つものトレイルが交わり分岐もたくさんある。このような案内板も多くあるので安心感は高いが、今回のようにガスだと道迷いは十分起こり得る。地図を頭の中に叩き込むかGPSで自位置の把握に努める必要がある。
イワクラ尾根を進むとほどなくしてザレた斜面の急降下が始まる!これがナカナカの急勾配で濡れ濡れな路面状況も相まってカナリ滑りやすい。それでいて背中にしょったストックが引っ掛かりよりイレギュラーな状態となりやすい。
2021年04月03日 09:08撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 9:08
イワクラ尾根を進むとほどなくしてザレた斜面の急降下が始まる!これがナカナカの急勾配で濡れ濡れな路面状況も相まってカナリ滑りやすい。それでいて背中にしょったストックが引っ掛かりよりイレギュラーな状態となりやすい。
尾根も、より細く岩々しくザレザレしくなってきて、安定した歩行が求められた。そして背中にしょったストックが... 以下省略(笑)
2021年04月03日 09:10撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 9:10
尾根も、より細く岩々しくザレザレしくなってきて、安定した歩行が求められた。そして背中にしょったストックが... 以下省略(笑)
目の前に岩の壁が立ちはだかる。左から回り込めるが、今回は膝の状態を見るためにあえて壁を直登した。人には勧められるものではないが、膝に異常は感じられなかった。
2021年04月03日 09:12撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 9:12
目の前に岩の壁が立ちはだかる。左から回り込めるが、今回は膝の状態を見るためにあえて壁を直登した。人には勧められるものではないが、膝に異常は感じられなかった。
砂のような急斜面も所々に現れる。ズルズルっとなるので、特に下り方向では要注意。どうしても転んでしまう時は尻もちをつくのが一番良い。前方向に転ぶのは絶対に避けたい。
2021年04月03日 09:14撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 9:14
砂のような急斜面も所々に現れる。ズルズルっとなるので、特に下り方向では要注意。どうしても転んでしまう時は尻もちをつくのが一番良い。前方向に転ぶのは絶対に避けたい。
ザレた細い尾根の通過。両端を歩くと崩壊してしまうためできるだけ真ん中を歩くようにする。
2021年04月03日 09:15撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 9:15
ザレた細い尾根の通過。両端を歩くと崩壊してしまうためできるだけ真ん中を歩くようにする。
【重ね岩】に到着。ダイナミックなオブジェだ。いつも思うが自然の造形美は実に素晴らしい。
2021年04月03日 09:24撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 9:24
【重ね岩】に到着。ダイナミックなオブジェだ。いつも思うが自然の造形美は実に素晴らしい。
県境尾根を進む。今回はとにかく頭上に張り出す木々に引っ掛かるストックが煩わしい。思わず『ええい!鬱陶しい!!』とカンシャクを起こしてしまう(笑)
2021年04月03日 09:25撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 9:25
県境尾根を進む。今回はとにかく頭上に張り出す木々に引っ掛かるストックが煩わしい。思わず『ええい!鬱陶しい!!』とカンシャクを起こしてしまう(笑)
とにかく足元の不安定な急な登下降が連続する縦走路。心肺と脚に相当な負担がかかる骨のあるコースだ。今の自分の状態を把握するのに最適だ。
2021年04月03日 09:41撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 9:41
とにかく足元の不安定な急な登下降が連続する縦走路。心肺と脚に相当な負担がかかる骨のあるコースだ。今の自分の状態を把握するのに最適だ。
こういったザレがたくさんあるコースなので、ズルズルと崩れるので注意。できれば登山道を傷めたくないので、安全に配慮しつつも、できるだけ足早に通過する。
2021年04月03日 09:50撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 9:50
こういったザレがたくさんあるコースなので、ズルズルと崩れるので注意。できれば登山道を傷めたくないので、安全に配慮しつつも、できるだけ足早に通過する。
水沢峠に到達。ここからは急な登下降に加えて鎖場も出現するようになる。この縦走路のハイライトだ。
2021年04月03日 09:56撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 9:56
水沢峠に到達。ここからは急な登下降に加えて鎖場も出現するようになる。この縦走路のハイライトだ。
ガスが下から上へと地を這うように次々と流れこんでくる。稜線上では風もあって体の冷えにも注意。着るものの調整で体が冷えないように対処が必要。
2021年04月03日 10:09撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 10:09
ガスが下から上へと地を這うように次々と流れこんでくる。稜線上では風もあって体の冷えにも注意。着るものの調整で体が冷えないように対処が必要。
キノコ岩と呼ばれる急斜面を慎重に降下する。ザレていてキノコが障害物となり、足元はカナリ不安定。よりいっそうの注意が必要な箇所だ。
2021年04月03日 10:15撮影 by  SO-51A, Sony
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4/3 10:15
キノコ岩と呼ばれる急斜面を慎重に降下する。ザレていてキノコが障害物となり、足元はカナリ不安定。よりいっそうの注意が必要な箇所だ。
キノコのオブジェ群を通過後に下から見るとナカナカに壮観な光景だがガスがちょっと...
2021年04月03日 10:16撮影 by  SO-51A, Sony
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4/3 10:16
キノコのオブジェ群を通過後に下から見るとナカナカに壮観な光景だがガスがちょっと...
鎌ヶ岳が近づくと、斜面はいっそう峻厳さを増し、鎖やロープを設置しなくてはならないほどの厳しさになる。
2021年04月03日 10:36撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 10:36
鎌ヶ岳が近づくと、斜面はいっそう峻厳さを増し、鎖やロープを設置しなくてはならないほどの厳しさになる。
鎌ヶ岳直下のガレ場を進み、いよいよ山頂に登頂するという高揚感に包まれる。気持ちの盛り上がりという意味でもうまく配置されたこのコース、またまたお気に入りのコースがひとつ増えた!
2021年04月03日 10:40撮影 by  SO-51A, Sony
2
4/3 10:40
鎌ヶ岳直下のガレ場を進み、いよいよ山頂に登頂するという高揚感に包まれる。気持ちの盛り上がりという意味でもうまく配置されたこのコース、またまたお気に入りのコースがひとつ増えた!
鎌ヶ岳山頂に登頂!ガスで視界ゼロだが、カナリの満足度。喜びのタバコが実にウマい!こんな天気だが次々とハイカーが訪れる。人々に愛されている山だ。
2021年04月03日 11:09撮影 by  SO-51A, Sony
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4/3 11:09
鎌ヶ岳山頂に登頂!ガスで視界ゼロだが、カナリの満足度。喜びのタバコが実にウマい!こんな天気だが次々とハイカーが訪れる。人々に愛されている山だ。
ここまで膝の状態に異常は見られなかった。それを山の神様に報告。また来るよ!
2021年04月03日 11:17撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 11:17
ここまで膝の状態に異常は見られなかった。それを山の神様に報告。また来るよ!
下山はカズラ谷を利用。この場所から雲母峰へ向かうこともできる。今回は時間の関係上割愛したが、次回来るときはこちらにも寄ってみよう!
2021年04月03日 11:41撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 11:41
下山はカズラ谷を利用。この場所から雲母峰へ向かうこともできる。今回は時間の関係上割愛したが、次回来るときはこちらにも寄ってみよう!
カズラ谷の登山道はこのような素晴らしい整備具合だ。これなら子供を連れても無理なく出来そうだ。今度子供を連れて来てみよう!これは何度でも来てしまいそうだ。
2021年04月03日 11:47撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 11:47
カズラ谷の登山道はこのような素晴らしい整備具合だ。これなら子供を連れても無理なく出来そうだ。今度子供を連れて来てみよう!これは何度でも来てしまいそうだ。
最後は渡渉をこなして道路へと出て今回のハイクも終盤だ。下山は一気に駆け抜けたが、膝に異常は最後まで出なかった。どうやらハイキングをする上で支障になるような後遺症はないようだ。
2021年04月03日 12:10撮影 by  SO-51A, Sony
4/3 12:10
最後は渡渉をこなして道路へと出て今回のハイクも終盤だ。下山は一気に駆け抜けたが、膝に異常は最後まで出なかった。どうやらハイキングをする上で支障になるような後遺症はないようだ。
何事も起こらず無事下山。下山完了直後から再訪を決意するほど素晴らしいコースだった。さらば!入道ヶ岳&鎌ヶ岳のトレイル!また会おう!
2021年04月03日 12:12撮影 by  SO-51A, Sony
2
4/3 12:12
何事も起こらず無事下山。下山完了直後から再訪を決意するほど素晴らしいコースだった。さらば!入道ヶ岳&鎌ヶ岳のトレイル!また会おう!

感想

膝の怪我からの復帰兼リハビリハイキング2回目。前回の霊仙山で問題が出なかったので、今回はそれよりも一段厳しめの山ということで、鈴鹿山脈の入道ヶ岳〜鎌ヶ岳の周回を選んだ。前回と違って急な登下降や岩場、鎖場が点在する登山道ということで、足上げを大きくする必要があるので、膝の状況を見るにはうってつけのコースであったが、結果、何の問題も出なかった。結構酷い怪我だったが、こうして後遺症もなくいつも通りに歩けることの有り難さは何物にも代えがたい。今後は怪我をしないように十分に気を付けたい。

それにしてもこのコース、変化に富んでいて様々なシチュエーションが凝縮されていて、満足度は非常に高かった。当日は常にガス+小雨という状況で、足元は常に不安定、細心の注意が必要な状況で、ヒリヒリした緊張感のあるハイキングがまた満足度を更に高める状況であった。眺望が全く無かったので、今度は天気の良い日に再訪しようと思わせる素晴らしいコースだった。

以下に個別の感想を。

登山口から入道ヶ岳:
登山口の直後に渡渉ポイントが2箇所有り、ドボンしてしまうと、この後のハイクが台無しになってしまうので失敗しないように気をつけた。その後入道ヶ岳までの間は結構な急勾配が長く続き登り応えがあった。山頂に近づくと笹原の爽快な景色が広がるが、当日はガスで視界不良で残念だった。天気が良ければ最高の雰囲気が感じられるかと思うと、今度は天気の良い日に是非ともまた来たい。

入道ヶ岳から水沢峠まで:
入道ヶ岳からイワクラ尾根コースへ向かう直後からは細かい砂礫の急勾配を下っていく部分があったり、痩せた尾根があったり、岩場の急斜面を登ったりと、変化に富んだ魅力的なコースだが、ウェットなコンディションで細心の注意が必要だった。そうでなくても滑りやすく、転倒滑落しないよう気をつける必要があると思う。天気が良ければ更に魅力的なコースなこと請け合いだが、逆に眺望が良いとそれに気を取られてより危ないかも?

水沢峠から鎌尾根を通り鎌ヶ岳まで:
引き続き砂礫や岩場の急な登下降が連続するヒリヒリする状況が続く。特にキノコ岩と呼ばれるザレた岩場の急勾配は転倒滑落しないよう細心の注意が必要だった。これまでと同様に雨で路面が滑りやすい場合は特に慎重さが求められると思う。鎖場も点在しており最後は岩場のルンゼを登り上げるハイライトで、気分は最高だった。とにかく道がウェットコンディションだったため緊張は解かせられない。

鎌ヶ岳からカズラ谷での下山:
下山途中から雲母峰へ向かう登山道も用意されており、そちらへ向かうと更にバリエーション豊かなハイキングとなって満足度が高いと思われる。下に向かうにしたがって丸太の階段が整備され快適に降ることができた。ただしやっぱり路面がウェットな場合は注意が必要。最後は渡渉ポイントがあるので油断大敵。

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