芦生の森_原生林に『ブナと大カツラ』をネイチャーガイドと行く


- GPS
- 04:04
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 198m
- 下り
- 332m
コースタイム
10:50 京大演習林ゲート
11:26 バスより下車(準備体操の後)
ブナの木保存林へ
12:09 ブナの木峠
12:30 ブナ林
(昼食)
14:06 トチノ木巨木
14:51 大カツラの巨木
15:15 バス乗車(移動)
15:20 長治谷キャンプ場
15:30 キャンプ場出発
16:50 河鹿荘
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
復)JR:京都駅八条口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
いい感じの腐葉土のふわふわ道で歩く上では、危険な箇所はありません。 http://www.cans.zaq.ne.jp/m-kajika/page007.html |
写真
感想
芦生研究林(芦生の森)
美山町を東西に流れる美山川の源流、美山町の北東にある、手つかずの天然林こそ、美山の豊かな水流と文化の源となる芦生の森です。植物や動物、昆虫などの生態が豊富で、大都市に近い低山地としては非常にめずらしい森林となっています。現在は京都大学芦生研究林として管理されていて一般の入林を制限しています。
私も個人的に直接入林許可を求めたことがありますが人数制限で諦めた経緯があります。今回は、モンベルのツアーに参加しました。参加者には、3,4回来たことのある女性もおられて人気の高さが伺えます。
ネイチャーガイドをして居られる方も他府県の方でこの山に魅せられてガイドになったと挨拶されて益々期待が膨らみます。
ブナの木峠への入林道までは、河鹿荘からマイクロバスで細い道を小一時間程進みますが今日の由良川には、昨日解禁になった鮎釣りをする釣り人が20m置きに竿をさしている姿が見えました。これもガイドによれば昔からの風物詩とか。
更に進むと厳重に管理されたゲートがあり許可された車両だけが鍵を使って開けて入るといった具合です。ゲートの近くは、実験のため植えられたメタセコイアの木が川淵に植えられて街路樹のようになっています。
バスが止まりました。ここからブナの木峠へと入っていける小道があります。この尾根を一気に登れば三等三角点(標高939m)のある「ブナの木峠」につきます。ガイドさんが盛んにこの山は、プッチンプリンの形をし山と解説していたが帰ってGPSの軌跡(標高)を見ると見えなくもないカナと笑みを浮かべる。
食事を下場所は、ブナの林で緑一面であるのに明るい色。こんな場所で、河鹿荘からのお弁当をイタダク。お弁当は、木で作られて2段になった本格的なもの入っていた鮎の甘露煮が美味しかった。食事後 思わず落ち葉に寝転がって空を見上げシャッターを切った。
バスの待機場所に戻り終えたお弁当をバスに戻して「トチノキ平保存林」に進む。今度は、由良川の生まれる谷地を歩くようだ。由良川は、140km程の流れで日本海に注ぐ河川でここがその源流地。雨の多少で源流地は、動くらしいがブナ等の広葉樹に支えられて枯れることがない---ガイド談
トチノキも素晴らしい「美しいソフトクリーム」を一杯に天に向かって花房を付けている。花が見えるのは、この限られた時期だけで珍しいそうだ。
更に足を進めると今日のメイイベントの「大カツラ」に会うことができるこの木は、この森の保存木で凄いの一言威厳さえ感じる。私の知っている大きい木は、先端が無いのだがこの木は先まで整っている。無数の着生木と共に暮らす大棚といったところか。ある女性は、寝転がって見上げていたほどです。
耳を澄ますと鳥の声(キツツキ、ジュウイチ)、春せみ(私は、カジカの鳴き声と間違っていた)やニホンカモシカの通る岩場の見える場所にも案内していただいた。
とても一日では、この森を知ることは難しい ブナ、ミズナラなどの紅葉樹の時期に再度訪れてみたいと思った。
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