奥ノ深谷
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 816m
- 下り
- 1,016m
天候 | 9:00明王院−12:00遡行終了−13:15八雲ヶ原−14:00釈迦岳−15:00イン谷口 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
京都からバスで坊村へ。ショートカットしながら林道を登り、牛コバでガチャを装着して入渓。
準備をしていると、後ろから地元山岳会らしき人々が続々と登ってくる。
沢は苔生した暗めの渓相で、雰囲気は奥多摩に近いものがある。
御多分に洩れずステルスソールは効かず、パートナーの沢初心者はやや苦戦気味。
奥ノ深谷は百名谷にも名前を連ねる名渓とのことだが、確かに流れる水は美しく、次々と現れる滝は遡行者を飽きさせない。
沸き立つ新緑の中、遡行開始直後から楽しい滝登りが続く。
F3-4段40mは豪快かつ解放感のある滝。
滝の右壁を快適に登れるが、なるべく水線沿いに登る。四段目は釜の中を泳いでの取り付き。思ったほど水温は冷たくない。
続いて、ヌメヌメのF5-13m斜瀑。ラバーソールだとかなり嫌らしいが、水線右沿いをロープを出して登る。
パートナーはスリップしてゴボウ。フェルトソールだったら登れたかな?
F8-9m美瀑は左から木の根っこをホールドにしながらの高巻き。
高度感があり、やや初級沢の巻きの範疇を越えている気がする。本来の巻きは別ルートなのだろうか。
その後、沢はゴルジュ状地形となり、泳ぎも交えながら、サクサクと進んでいく。
やがてトラロープが張られたところで登山道に合流。ここで遡行打ち切りとする。
遡行終了後も、少々比良の山を楽しもうということで、奥ノ深谷の源流部である八雲ヶ原へ。
自然探勝路の様な整備された登山道を一時間程歩いて到着。
八雲ヶ原はスキー場施設が撤廃されてから七年、現在回復中の高層湿原。
沼にはイモリが愛らしい動きで泳ぎまわっており、狭いながらも気持ちの良い空間が広がる。
丘を登ると琵琶湖の姿。半年前に比叡山に登って以来か。
ここから釈迦岳まで軽く縦走。山頂は樹林に覆われ期待していた展望はなし。
一時間程下って、イン谷口に下山する。
下山後は比良とぴあで汗を流して、比良駅から電車で京都へと戻った。
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