檜洞丸 雨登山の予定が快晴…


- GPS
- 08:45
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,372m
- 下り
- 1,364m
コースタイム
9:13 ツツジ新道入口
10:01 ゴーラ沢出合
10:58 展望台
12:07 ツツジ新道・石棚山稜分岐
12:31 檜洞丸
13:49 熊笹ノ峰
13:59 大笄
14:50 小笄
15:05 東沢ノ丸
15:49 犬越路
17:04 用木沢出合
天候 | 雨の予報が快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 熊笹の峯の稜線で一部、木の階段が崩れています。 滑りやすいのでご注意下さい。 |
写真
感想
梅雨入り直後の雨登山を、以前から計画していました。
富士登山を控える連れに、
一度雨登山の経験をしてもらおうと考えていました。
通常なら悪天候は避けますし、
なかなか雨登山というのは、あらかじめ想定しないと
経験する機会は少ないですね。
一週間前から気象予報とにらめっこ。
なかなか週末に雨の予報が重なりません。
そして、待ちに待った日曜日。午前中に雨の予報。
よし、行くぞー\(^-^)/
……ところが。
富士山がバッチリ見えるほどの快晴。
なんでやねん(・・;)
よほど日頃の行いが良すぎるのでしょうね(笑)
本来なら絶好の好天ですが、意図した登山とは違う
快適山行となってしまいました。
登りはツツジ新道。
今年は例年になく花の開花が激早で、
ほとんどのツツジが終わっていました。
それでも一部に咲き残りや、遅咲きの満開もあり、
そこそこ楽しめました。
以前は、雨の中シロヤシオのトンネルだったんですけどね。
富士山は、段々と雲が増してきました。
残念ながら頂上付近では、すっかり見えなくなっていました。
雨ならそもそも見えるはずのない富士山ですけど、
見えなくなるとそれはそれで悔しいです。
自分の勝手な心持ちが見透かされたような…。
マルバダケブキ、バイケイソウの大群生。
ブナの原生林に囲まれて、360度緑の世界。
緑一色に包まれるこの神秘的な世界も、
つい最近、鹿の影響によるものと知りました。
二種類の下草は、いずれも毒草。鹿が食べないんですね。
だから、これだけ繁殖してしまったと。
ブナの立ち枯れの心配も含め、
この景観さえも、色々な自然界への影響の結果なんだと、
あらためて知りました。
そんな影響もありながら、
これだけ美しい大群生が見られるというのも、
底知れない自然の力強さを、痛烈に感じます。
この神秘の森は、そんなパワーに満ち溢れているんですよね。
初めて登った時は、冬の雪景色でした。
二度目の雨登山で、緑の世界を堪能しました。
四季の移ろいも豊かで、この山は本当に大好きです。
下山は、熊笹の峯から犬越路。
こちらは雨なら避ける予定でしたが、快晴なので。
眺望、鎖、細かいアップダウン、そして笹藪。
丹沢の集大成とも思える、変化に富んだ楽しいルート。
ただ雨だと、笹藪が苦痛ですけどね。
途中の木の階段で、不安定な一本に足を取られて
滑り落ちてしまいました。
滑りやすい箇所もあるので、ご注意下さい。
犬越路の避難小屋で軽く休息。
床に散らした泥を箒で掃き出してと。
沢まで降り、水を思いっきり飲みました。
あー美味しい(*^^*) 丹沢の水は軟らかくていいですね♪
降りる頃には、曇っていました。
天候は、本当にあてにならないものですね。
だからこそ楽しいし、怖いとも言えます。
そんなことまで教えてくれた、楽しい檜洞丸でした。
来週末計画をしておりまして。
ヒルは大丈夫でしたか?
教えていただけると幸いです。
湿度が低く快晴だっせいでしょうか、ヒルは一匹も見かけませんでした。ただ雨が降ると、活動すると思われます。念のためヒル対策はされたほうがよいかと思います(*^^*)
ヒル情報がある山のシーズンには近寄らず。
避けてきたのでまだ経験ないものですから。
ありがとうございました。
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