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Yamareco

記録ID: 3059151
全員に公開
沢登り
日高山脈

楽古川ABC沢

2020年08月27日(木) 〜 2020年08月29日(土)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
18.6km
登り
1,513m
下り
1,513m

コースタイム

時間及び日程は感想に記載しています
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス

感想

8/26 札幌〜林道終点C0(楽古大橋前)  
楽古川が遠すぎるため(片道6時間ちょい!!)C0することに決定。遠かった。ドライバーであるLは途中のコンビニで安いコーヒーを買ってがぶ飲みしながら運転した。日が暮れる頃、楽古大橋前着。虫がすごい。各々でカップ麺等を食べてから就寝。台風が近づいているせいか、とても暑い。C0用にシュラフを持ってきたが全く使う気にならなかった。そして星が綺麗。Lはコーヒーのせいか全く寝付けず、暑さのあまりシュラカバの中でパンイチになって蚊に刺されたり、流れ星を数えたり、たまにションベンで起きてくるメンバーと会話したりして眠くなるのを待つ。しかし眠れない。心臓がバクバクする。全然眠くない。流星見飽きた。マジで極限状態。そんな中淫夢をみた。大満足。
8/27 C0(0430)〜楽古C沢出合(0730)〜c770二股引き返し(1100)〜B沢F1(1230)〜B沢出合C1(1300)  
3時起床。林道を歩く。記録ではc300くらいで入渓している人が多いのでそこらへんを狙って歩く。だが結果として・244で入渓してしまった(と思われる)。思っていたよりD沢が遠く、しんどい河原歩きが続いた。しっかり林道を探すべきでしょう。C沢出合までで読みの二倍近く掛かってしまった。時間を決めてC沢のピストンをすることに。C沢は下調べの段階では!*の沢だが情報は少ない。いざC沢に入るとすぐにナメ。どんどん傾斜が強くなってくる。段差状のF、いやF状の段差がいくつもある。一つ一つがいやらしく、降りはどうしようとスタッフで悩んでいく中、メンバー二人はガンガンコンタを上げていく。強傾斜のせいか、c640二股まではあっという間についてしまった。二股後すぐに沢が狭くなり、両岸が切り立ってくる。巻けない段差状のFをいくつか越えると明らかに容易でないFに出くわす。空身で左岸へつり気味に取り付き階段状を登るラインを目指す。一応途中でナッツを効かせるが意味はない。核心部でマッチしたホールドが欠けて2mくらい落ちた。普通に着地できた。2回目は違うムーブで突破。Fの上の巨岩でビレー。時間くった。函状が終わるとc770二股。二股はスラブ状のFになっている。時間的にこのFを引き返し地点とする。Lが落ちたFはビレーに使った巨岩に捨て縄巻いてab。それ以外は慎重にCDした。結構いいナメの降りの練習になった。降りは登りの半分くらいの時間で処理できた。もっと登れたジャーン。出合に着く頃には気温も上がって汗ダラダラ。沢でこんなに暑いのは初めてかもしれない。出合で明日の行動時間短縮とB沢の小手調べのためにF1にFIXしにいく。B沢出合から10分くらいでF1。簡単そう。リードジャンでsLが勝ってsLがトップで行って木でFIXしてabで降りてきた。他の人はみてるだけ。暑い。B沢出合に戻る。テン場を決めてヌーディストビーチ開始。
8/28 C1(0445)〜B沢〜peak(1130)〜A沢〜C1=C2(1600)  
 F1はFIXを使ってプルージックで登る。何も。F2はトップのLが左岸の泥つき。悪いルート取りだった。他のメンバーは右岸のルンゼ状を登って中間尾根をトラバースするルートで行った。F2上にF3があって滑るトイ状。緊張するへつりがあった。F4は見るからに直登不能。右岸の岩盤の左の草付きをバイルで緩く巻いて岩盤上でハーケン、ナッツでFIX作る。フォローは巻かずに岩盤をFIXゴボウで登る。空身なら岩盤直登できるかも。その後Fの落ち口までトラバースするがかなり緊張した。F5は水流の左側を登ろうとするもHSなく難しい。右岸のルンゼを詰めて上部の木にFIXしてゴボウで登る。F6は左岸岩盤を巻き気味に登った。F7は下調べ通り屈曲部をそのまま詰めて右岸のルンゼへ。中間尾根をトラバってブッシュつかんで沢へ戻る。F7後はナメが続く。暑い。ただただ暑い。できるだけ水線を登った。c980を左へ行ってナメを詰めると水が消える。水くんで詰めていくと崩壊部に出る。崩壊部を越えるとハイマツ帯に踏み跡があったので辿ってピークまで。ピーク手前にテン場ある。空身でピークへ。ピークは三角点しかないが明瞭。ピー缶食ってポヤる。デッパ前には今日中に下山だなどと言っていたが到底無理そう。 A沢へはc1300付近からの下降を予定していたが稜線の踏み跡を辿っている途中で500m先くらいにクマを見つけたので早々に沢へ降りることにする。1/25000の「勝」らへんから踏み跡辿って降りる。c1150二股で現在地把握。Fはほとんど巻いた。特に難しくない。c800Fとc765Fはabした。CDもできると思う。だるい河原を歩いてテン場へ。今日中に降ろせるだけ降ろそうとしていたが疲れたのでやめた。同じテン場で沈した。
8/29 C2(0500)〜林道終点下山(0800)  ち
 ゃんと林道跡を探しながら下山する。ちゃんと探せばあった。下山後は静内のすき家へ。その後レ・コードの湯。さらに卒部したドンパに会いに苫小牧へ。焼肉ランチ食べた。

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