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Yamareco

記録ID: 3060192
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

大岳山_御坂尾根・大岳山表参道

2021年04月09日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:25
距離
10.2km
登り
958m
下り
1,034m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:54
休憩
0:30
合計
6:24
9:31
9:31
19
9:50
9:51
10
10:01
10:03
112
11:55
11:58
6
一般ルート合流
12:04
12:05
4
12:09
12:11
16
12:27
12:45
27
13:12
13:13
80
14:33
14:33
24
大嶽神社
14:57
14:57
6
15:03
15:05
14
御坂尾根のルール標識はほとんどない。尾根に乗るところの石祠、一般ルートに合流する直前の岩:護摩壇岩を基部で通過していくと、草付きになったところの斜面上の木に2m程度の青いロープが見えた。ロープまで、さらにその上に向けて木の根の安定性を確認しながら登っていくと岩の上・尾根上にでた。下る場合には短くてもいいのでお助け紐のようなものがあれば安全であろうと感じた。帰路の乗車バス停:払沢の滝は、数馬・藤倉2方面から武蔵五日市駅行きのバスがくる。またロータリーのバス停は全ての方向が一か所である。たまたま発車時間が近い武蔵五日市駅発・数馬行に乗車してしまい、本宿を出発後これから自由乗車区間になるという車内アナウンスで方向が違うことに気づき早速停車してもらった。ビールなど飲んでいい気持ちでぼんやりせずに救われた。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR武蔵五日市駅、バス停:大岳鍾乳洞入口・払沢の滝
コース状況/
危険箇所等
御坂尾根のルール標識は少ない、一般ルートに合流する直前の岩を巻き尾根上に再度戻る地点に注意
養沢神社:大岳山には前回ここから直接尾根を登っていった。今回落ち着いて再度参拝
2021年04月09日 08:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 8:56
養沢神社:大岳山には前回ここから直接尾根を登っていった。今回落ち着いて再度参拝
沢沿いに
2021年04月09日 09:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 9:09
沢沿いに
春の息吹が
2021年04月09日 09:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 9:11
春の息吹が
大岳鍾乳洞にはオープン時間待ちの人が数人、首都圏外のナンバーも
2021年04月09日 09:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 9:30
大岳鍾乳洞にはオープン時間待ちの人が数人、首都圏外のナンバーも
山吹も
2021年04月09日 09:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 9:44
山吹も
ここから登山路に、
2021年04月09日 09:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 9:51
ここから登山路に、
大滝経由の径、沢を渡る径の分岐。大滝を確認に
2021年04月09日 09:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 9:58
大滝経由の径、沢を渡る径の分岐。大滝を確認に
大滝、淵に流れ込んでいる
2021年04月09日 10:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/9 10:00
大滝、淵に流れ込んでいる
再び道標まで戻って沢を橋で渡る
2021年04月09日 10:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 10:02
再び道標まで戻って沢を橋で渡る
沢をちょっと上がると尾根方向に石祠がある。実際は沢をちょっと降りて尾根基部から登って赤マークを沢側に降りて確認。
2021年04月09日 10:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 10:09
沢をちょっと上がると尾根方向に石祠がある。実際は沢をちょっと降りて尾根基部から登って赤マークを沢側に降りて確認。
御坂尾根登山開始
2021年04月09日 10:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/9 10:10
御坂尾根登山開始
馬頭刈尾根・大怒田山が沢の反対側に
2021年04月09日 10:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
4/9 10:53
馬頭刈尾根・大怒田山が沢の反対側に
966mピーク
2021年04月09日 11:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 11:19
966mピーク
ピークから別の尾根に移る、ロープがあった
2021年04月09日 11:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 11:32
ピークから別の尾根に移る、ロープがあった
尾根に登るとロープで下降方向が明確
2021年04月09日 11:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 11:33
尾根に登るとロープで下降方向が明確
大きな岩の基部を移動:落ち葉で径は分かりにくい
2021年04月09日 11:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 11:41
大きな岩の基部を移動:落ち葉で径は分かりにくい
大岳山荘の奥:新たな建物が作られているようだ
2021年04月09日 11:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 11:43
大岳山荘の奥:新たな建物が作られているようだ
大きくオーバーハングしている:護摩壇岩だろうか
2021年04月09日 11:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 11:45
大きくオーバーハングしている:護摩壇岩だろうか
護摩壇岩の上に出る、登ってきた方向に目印が数か所
2021年04月09日 11:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 11:50
護摩壇岩の上に出る、登ってきた方向に目印が数か所
一般道に合流
2021年04月09日 11:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 11:55
一般道に合流
大岳山山頂:御前山がくっきり
2021年04月09日 12:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 12:25
大岳山山頂:御前山がくっきり
大岳山から直接馬頭刈尾根に降りる径もよく整備されていた
2021年04月09日 12:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 12:51
大岳山から直接馬頭刈尾根に降りる径もよく整備されていた
今日は白倉を目指す
2021年04月09日 13:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 13:11
今日は白倉を目指す
植林の中、それなりに静かな雰囲気
2021年04月09日 13:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 13:30
植林の中、それなりに静かな雰囲気
浅間尾根が見えているが、時坂峠から延びる手前の山頂には建物と駐車場が?
2021年04月09日 13:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 13:43
浅間尾根が見えているが、時坂峠から延びる手前の山頂には建物と駐車場が?
六丁と刻まれた石
2021年04月09日 14:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 14:11
六丁と刻まれた石
地蔵と祠
2021年04月09日 14:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 14:20
地蔵と祠
鳥居があった。右に石塔:大嶽社、下に1丁と刻んだ石、左に庚申:横に天保二年?の刻み
2021年04月09日 14:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 14:28
鳥居があった。右に石塔:大嶽社、下に1丁と刻んだ石、左に庚申:横に天保二年?の刻み
降りてくると橋を渡って舗装道路、横に大嶽神社
2021年04月09日 14:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 14:33
降りてくると橋を渡って舗装道路、横に大嶽神社
石仏もまとめられて
2021年04月09日 14:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 14:35
石仏もまとめられて
神社前面の庭の枝垂れ桜
2021年04月09日 14:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 14:36
神社前面の庭の枝垂れ桜
村落内を散歩がてらに先のバス停まで
2021年04月09日 14:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 14:42
村落内を散歩がてらに先のバス停まで
バス通りに降りると、茅倉の滝
2021年04月09日 15:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 15:06
バス通りに降りると、茅倉の滝
道路わきの説明板
2021年04月09日 15:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4/9 15:06
道路わきの説明板

感想

何の機会か覚えていないが、大岳山に直接登るルートの一つに御坂尾根があることを知った。たまたま最近修験道に興味を持ったので、以下のような情報にアクセスできたからかもしれない。

大岳山(御坂尾根→大岳沢、バリエーションハイキング)2020年09月13日(日) [日帰り]
バリエーションルートの御坂尾根はかつては修験道の参拝道としてあったようですが、廃道となったようです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2565066.html

さらに確認を進めると、御坂尾根には、尾根の取り付きと最上部にそれぞれ石祠があることを理解した。例えば以下

今日は御坂尾根を最上部まで歩いて石祠を見て、大岳山北東尾根を歩く事を目的に出掛けました。御坂尾根最上部ではかなり緊張する場面もあり充実した山行でした。
20200828大岳山(養沢神社Bs・大滝・御坂尾根・大岳山北東尾根・南尾根・馬頭刈尾根・綾滝・払沢ノ滝入口Bs)
https://yamap.com/activities/7471521

早速確認することにしたものの、一般ルート後合流後さらに最上部の石祠まで尾根を上り詰めることにはいささか不安もあった。岩場を通過するための体の安定性に最近若干自信が持てなくなっていたからである。実際護摩壇岩の巻道を通過したことでこれ以上無理をしないことにした。
計画を一部変更したもののそれなりに充実した時間を過ごすことができた。

前回養沢神社に来た時には気付くことがなかったが、今回神社入口の龍の石像の口が拝殿を向いていることに違和感を持った。通常像は拝殿を守っているものとして正面から見るものだと感じたからである。
像の写真などは以下の方がよくわかる
http://www9.plala.or.jp/sinsi/07sinsi/fukuda/ryu/ryu-4.html

前回の記録は
大岳山周遊:養沢から・キノコの季節:2018年09月19日(水) [日帰り]
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1588302.html

帰路、丁を刻んだ石があり、鳥居の下の1丁と鑑み、富士山などの合目と勘違いしてしまった。距離( 1丁=60間=約109メートル)を示す単位ではないかと考えた。したがって合目と違い目的地までの達成割合を示すものではないと思われる。
またこの丁は、登山口の大嶽神社から最終的には大岳山の大岳神社に続くものではないかと考えた

檜原村・大嶽神社:東京都神社庁
当社はこの地方第一の高岳に位置して、古社として、知られている。大嶽はその霊山名をあらわしている。
http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/nishitama/hinohara/5421/

確認の過程で、帰路のコースが大岳山の表参道であることに気づいた。

例えば以下。
最初は集落の中の舗装路を登っていくと大嶽神社の里宮が見えてきます。
まずここでお参りをし、書置きで置いてある御朱印をいただき少し先にある登山道に入ります。登山道をしばらく行くと真新しい鳥居がありその下には山頂下の大嶽神社まで続くと思われる一丁目を示した石碑があります。尾根にそって登っていくとその後もいくつか丁目石を見つけることができました。
大岳山〜御岳山(大嶽神社〜武蔵御嶽神社へ初詣)2021年01月03日(日) [日帰り]
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2839243.html

また「丁目石」という言葉を知ったこともあり、実際視認されているのだろうかと思って検索すると、三十二丁目まではあるようです。
以下
初詣は表参道から大岳神社にお参り2019年1月2日(水)
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=151615

いろいろ参考になった。また結果的に表参道を行くいい機会に恵まれた。

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コメント

丁目石から考えたこと
ヤマレコの地図/標高グラフ・写真を利用して、大嶽神社・丁目石などの出発地点からの距離/標高を以下のように確認した。1丁が109mなので各地点の想定丁目を()内に記載した。
大嶽神社: 7.85km/401m (0)、一丁目石: 7.70km/428m (1.4)、六丁石: 7.20km/566m (6.0)、大岳山:4.90km/1267m (27.1)
実際32丁目の丁目石が確認されて写真を掲載している方がいるので大岳神社に向けて刻まれているであろう。
今まで、御岳山その奥の大岳山と対に考えていたが、多摩川流域の御岳神社、秋川流域の大岳山と氏子・信者などを含めて異なる歴史があるのであろう。また修験道を追求している山伏は両山域を自由に往来していたと考え始めた。
2021/4/10 23:03
Re: 丁目石から考えたこと
「奥武蔵をたのしむ・町田尚夫・2004」の「子ノ権現の丁石しらべ」を読むと丁石は神社や参道沿いに多く立てられて、登るにつれて数が減り社寺前でゼロになるものだそうだ。実際子ノ権現のそれぞれの参道に、吾野口13基・小床口7基・南川口6基・表口17基の計43基確認されたという飯能市教育委員会の昭和61-62年の調査結果があるそうだ。多くの紀銘は大正十三年27基・安永八年9基であり、特に前者のほとんどには「西川材木商同業組合」と記載されている場合が多いそうである。里にある大嶽神社に向けての奥社からの参道であると理解できる。神社を主としたものとして丁目石の置かれた年代には神仏分離令などのとの関りがあるのかもしれない
2021/6/12 12:03
参考書籍
以下の書籍に、【8 大岳山御坂尾根】として紹介されている。
バリエーション ハイキング(新ハイキング選書)・一般登山道では得られない山の楽しみ、心のやすらぎ・著者:松浦隆康1950年生まれ
https://www.fujisan.co.jp/product/1281694427/

そこでは同尾根を以下のように記載している。
747年大岳山山頂に蔵王権現を勧請し以来大岳山は修験者の修業する山となり石祠と関連し修験道ではないかと思う。
ここでは、「ハーケンが撃ち込まれているスラブ状の岩壁の左を巻きその先は登りやすい所を辿って右の尾根に出る。尾根上の岩を縫いながら進んで登山道に合わさる」と記載されているが今回尾根上には岩がなかったので岩から離れすぎたところを登った可能性がある。
(08年5月中旬歩く)と記載されている。参考までに帰路は馬頭刈尾根を通り馬頭刈尾根山から尾根通しに三ツ合鍾乳洞に降りている。
2021/4/11 10:10
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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