記録ID: 3065629
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船
西陵から小沢岳〜八倉峠〜桧沢岳 低温で傷んだアカヤシオ
2021年04月10日(土) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:00
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,627m
- 下り
- 1,641m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・西陵から小沢岳 バリエーションルート 林道から尾根への取り付き点は何箇所かありますが、最初は植林の中の急登です。尾根に乗ってしまえば、迷うことはありませんが、途中数箇所の岩稜帯を通過する部分があり、巻いたり、そのまま登ったりとルーファイしながらの歩きで時間がかかりました。花関連でうろちょろした時間を引いても小沢岳の山頂までの4キロに2時間半ほどはかかる感じです。 ・椚峠から八倉峠 バリエーションルート?(ルートの痕跡なし) ヤマレコのらくルートに八倉峠に至る破線があったので線を引いて登ってみました。らくルートの破線は沢沿いを進みその後尾根筋ではなくトラバース気味に登る線が引かれています。妙な線でほんとにルートがあるのか?と少し疑心暗鬼だったのですが、その思いが当たっていました。らくルートの線を辿ろうとしてもルートの痕跡すら見つけられません(途中から計画時に引いた線をたどるのはやめた)。結果、八倉峠へ向かうのであれば、登山道から離れて川を渡ったところからそのまま尾根筋を登り、八倉峠へ至るメインの尾根へ向かうルートで計画するのが一番よいのでは?と思いました。また、今回らくルートに破線路があったため、八倉峠経由で計画してみましたが、自分で尾根筋などを適当に登るのであれば(今回結果的にそうなった。。)椚峠から1141ピークを目指すのが一番効率的かもしれません。 ・八倉峠から桧沢岳の登山道に合流するまで バリエーションルート もともと八倉峠から日影山へ至る部分はバリエーションルートですが、その途中から尾根伝いに桧沢岳に向かって下ります。テープの印があり快適に歩けますが1点注意は一般登山道に向かって南に下る部分です。1141ピークから鞍部へ下り、しばらく(500メートルくらい)歩いた場所から少し戻るように南に下るのですが、踏み跡は薄く目印もないため、分かりにくいです。 ・小沢岳のアカヤシオ 小沢岳の西陵では岩場があればほとんどアカヤシオが見られます。標高800メートル付近まではミツバツツジが優勢で、以降アカヤシオのみ見られるようになりました。山頂付近は低温による花の痛みとまだ蕾が多いことからアカヤシオが楽しめるのは限定的。 ・桧沢岳のアカヤシオ 木の数は多いですが、標高1000以上のアカヤシオは霜焼けで茶色くしぼんでいる花が多く残念。まだ蕾があるので次週だと花がリニューアルされているかも。 |
写真
撮影機器:
装備
備考 | ・飲み物は2.0リットル持ち1.0リットル消費しました。気温が低く、消費が抑えられた。 ・八倉峠への途中でサンドイッチを2つ。 |
---|
感想
小沢岳に最初に登ったのは1998年なのでヤマレコに記録を残していません。今の時期は西上州エリアであれば岩があればアカヤシオが期待出来るので、西陵から小沢岳を目指し、さらに八倉峠経由で桧沢岳へも足を伸ばす計画にしました。
小沢岳の西陵は予想通り岩稜地帯があればアカヤシオやミツバツツジ、一部にはヒカゲツツジも見られる尾根でした。岩のピークを巻いたり登ったり、花を見たりするため、楽しみながらですが結構時間がかかります。予定外だったのは八倉峠への歩き方です。こちらまったくルートの痕跡がなかったので、結局地図を見ながら適当に稜線へ登ることになってしまった。こんなことなら、桧沢岳の少し南側にある1141ピークを目指したほうが効率的で良かったかもしれません(自分の場合は八倉峠を経由すると赤線が繋がるということもあるのですが)。桧沢岳はアカヤシオの木が多いですが、前夜の低温にやられたのか茶色く焼けてしぼんでしまった花がたくさん。。ベスト・コンディションの時に再訪したいものです。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:803人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
youtaroさん、こんばんは。
晩秋〜初冬に「桧沢岳北西尾根〜小沢岳西稜」ってのを考えていました。桧沢岳北西尾根は藪岩魂に載っていたので面白そうと思っていて、下山も行ったことがない小沢岳を絡めればかなり面白そうだ♪と思いついた時にワクワクしていました。しかし、小沢岳西稜の情報が無く、「下りられるのか?」とこの点が不安でしたが、このレコで様子が分かりました。ありがとうございます
アカヤシオとミツバツツジ、いいですね。岩山には特に映える気がします
今年はyoutaroさんが歩いていた秩父・大平山のシロヤシオを見に行こうかなと考えてます
yoshiさん、こんばんは。
そうでしたか
何箇所か岩の展望地があるので、空気の澄んだ時期だとよい
眺めも楽しめそうです。小沢岳の西陵は登りに使う場合には
難しさを感じる場所はありませんでした。下りだと少し難易度
が上がると思いますが、yoshiさんが難しく感じるような所は
なさそうです
西上州の山は岩場があればかなりの確率でアカヤシオが見られます。
今回、前夜の低温で(当日も午前中は霜柱が見られました)
花が変色してしぼんでしまったのは残念でしたが、来年はまた
別のお山で楽しみたいと思います。
大平山のシロヤシオですか!ありがとうございます!
私もここのシロヤシオはとても印象に残っていまして、次回は
まだ登ったことがない矢岳と一緒に歩こうかなあと思っています。
youtaroさん、こんばんは
西上州が輝く季節ですね。
どこを歩いても花が溢れていて、山間の村が何とも言えず美しいです。
小沢岳の西陵は私も秘かに狙っていました
この季節だとアカヤシオだけでなく、ヒカゲツツジも見られるとは、
ありがたい情報です。
しかし、午前中の早い時間に登ると日が当たらないのは困りましたね。
私も登りで使おうかと考えていましたが、悩ましい所です
小沢岳から桧沢岳へ縦走するルートは考えもしませんでした。
こちらはちょっと手強そうですね。
一般ルートだと林道歩きが長くなってしまうので魅力的ではあるのですが。
hirokさん、こんばんは。
ありがとうございます!
いや〜、下山後の1時間の里歩き、山とは違った楽しさが
ありました
この時期だと岩稜帯があればアカヤシオが期待出来るなあと
登ってみましたが、その通りでした。ヒカゲツツジは標高700
メートル付近でのみ見られました。自分があるき始めたのは
05:30なので、あと1時間遅いとだいぶ違ったかもしれません。
この尾根、登りで使う分には難しく感じる場所はありません
でしたが、下りだとどうだろう?と歩いた後で考えてみたのですが
難易度は少し上がるような気がします。やはり下りはルートの
見極めが難しいですよね。
小沢岳に長いこと再訪しなかったのはやはりこの山のみだと
ちょっと物足りない感じがあったので。車で移動しながら複数の山に登る
パターンも考えたのですが、らくルートに破線(難路)が引かれていた
ので行ってみました。しかし、レコにも書いた通り、難路どころか
道の痕跡すらありません。結果として、苦労しつつも八倉峠を経由して
赤線もつながったし、それほど危険な箇所はなくワイルドな時間が楽しかった
のでよかったのですが
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する