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Yamareco

記録ID: 3079783
全員に公開
ハイキング
伊豆・愛鷹

西伊豆トレッキング☆烏帽子山〜千貫門〜高通山

2021年04月16日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:39
距離
12.9km
登り
868m
下り
657m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:12
休憩
1:26
合計
4:38
距離 12.9km 登り 635m 下り 428m
5:47
7
スタート地点
5:54
6:24
21
6:45
7:21
23
沢田の民宿
8:05
12
雲見温泉
8:17
8:27
34
9:18
9:24
27
9:51
9:55
5
10:00
25
10:25
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
松崎〜雲見温泉までバスで移動
富士見農園からバスで伊豆急下田方面へ
(バスは一日一本のみ)
コース状況/
危険箇所等
千貫門への遊歩道は通行止となっているのであくまでも自己責任で
(わずかに崩壊箇所はあるものの全く問題なく通行可能ではあるが)
高通山の登山道は良好に整備されている
早朝の亀岩に
2021年04月16日 05:52撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/16 5:52
早朝の亀岩に
亀岩の上より湾を眺めて
2021年04月16日 06:00撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/16 6:00
亀岩の上より湾を眺めて
亀岩より堂ヶ島の天窓洞
2021年04月16日 06:00撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
4/16 6:00
亀岩より堂ヶ島の天窓洞
沖合の三四郎島
2021年04月16日 06:00撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/16 6:00
沖合の三四郎島
天窓洞の上の展望台より
右端にこれから向かう烏帽子山の鋭鋒とその左に高通山
2021年04月16日 06:09撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/16 6:09
天窓洞の上の展望台より
右端にこれから向かう烏帽子山の鋭鋒とその左に高通山
昨日は陸繋島となっていた三四郎島への砂嘴は今日は海の中
2021年04月16日 06:10撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/16 6:10
昨日は陸繋島となっていた三四郎島への砂嘴は今日は海の中
亀岩に朝陽が当たって
2021年04月16日 06:27撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/16 6:27
亀岩に朝陽が当たって
再び堂ヶ島より三四郎島を眺める
2021年04月16日 06:37撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/16 6:37
再び堂ヶ島より三四郎島を眺める
兜岩
2021年04月16日 06:42撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/16 6:42
兜岩
民宿での朝食後、バスで松崎より雲見温泉に移動して
烏帽子山に
2021年04月16日 08:21撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/16 8:21
民宿での朝食後、バスで松崎より雲見温泉に移動して
烏帽子山に
烏帽子山山頂より千貫門を見下ろして
2021年04月16日 08:22撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/16 8:22
烏帽子山山頂より千貫門を見下ろして
アップで
2021年04月16日 08:24撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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アップで
堂ヶ島方面
2021年04月16日 08:23撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/16 8:23
堂ヶ島方面
千貫門への遊歩道は通行止になっているが
2021年04月16日 08:41撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/16 8:41
千貫門への遊歩道は通行止になっているが
千貫門へ
2021年04月16日 08:41撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/16 8:41
千貫門へ
2021年04月16日 08:44撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/16 8:44
断崖の続く海岸
2021年04月16日 08:46撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/16 8:46
断崖の続く海岸
千貫門
2021年04月16日 08:47撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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千貫門
門の下の海水の碧色が綺麗
2021年04月16日 08:51撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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門の下の海水の碧色が綺麗
遊歩道・・・確かに落石防止策が大きく傾いているが
登山するような人であれば問題なく通れるでしょう
2021年04月16日 08:53撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/16 8:53
遊歩道・・・確かに落石防止策が大きく傾いているが
登山するような人であれば問題なく通れるでしょう
青碧の海
遊歩道より正面に烏帽子山を仰ぎ見て
2021年04月16日 08:57撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/16 8:57
青碧の海
遊歩道より正面に烏帽子山を仰ぎ見て
石垣の続く高通山の登山道
2021年04月16日 09:33撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/16 9:33
石垣の続く高通山の登山道
山頂の北側の展望台より
烏帽子山(右)と千貫門(左)
2021年04月16日 09:56撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山頂の北側の展望台より
烏帽子山(右)と千貫門(左)
堂ヶ島方面
晴れていれば富士山を望むことが出来るのだろうが・・・
2021年04月16日 09:56撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/16 9:56
堂ヶ島方面
晴れていれば富士山を望むことが出来るのだろうが・・・
高通山山頂
2021年04月16日 10:01撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/16 10:01
高通山山頂
石廊崎方面
2021年04月16日 10:02撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/16 10:02
石廊崎方面
子浦の海岸より
2021年04月16日 10:52撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
4/16 10:52
子浦の海岸より
撮影機器:

感想

早朝は宿泊した民宿の近くで堂ヶ島の周辺を散策する。堂ヶ島には加山雄三ミュージアムがあり、前日の日中は加山雄三の歌声をひっきりなしに流しており、落ち着かない雰囲気であったが、早朝は流石に静かだ。

前日は干潮時のみに現れる砂嘴により陸繋島となっていた伝兵衛島は砂嘴は海中に沈み、すっかりごく普通の島に見える。

松崎を7時45分に出発するバスに乗りたいので、沢田の民宿に戻ると豪勢な朝食を大急ぎで食べる。民宿の女将さんに松崎までの時間を聞くと20分くらいだという。バスが発車時刻の25分前に出発するが、GPSを確認するとどうも変だ。3.5km近くはあるだろう。残り2kmほどのところで後10分ほどしかない。リュックサックにはPCを含めて出張道具一式が詰まっているので決して軽くはないのだが、ここは1km 5分以内、すなわち時速12km以上の速度で走るしかない。

松崎の市街に入ってすぐのところにバスターミナルがあったので助かった。バスに乗り込んだのは私一人のみである。バスは出発すると、すぐに高度を上げてゆく。車窓からは好展望が広がるようになる。

雲見の集落に入るとすぐに特徴的な鋭鋒の烏帽子岳が目前に現れる。果たしてどうやって登るのだろうかと思うほどに傾斜が急峻だ。雲見温泉でバスを降りて、少し道路を戻るとすぐに長い石段が現れる。

石段を登り詰めるとつづら折りの登山道となり山頂にたどり着く。山頂の社殿の背後の狭い展望台に立つと360度の大展望ではあるが、途端に強風が吹いている。晴れていれば、北に富士山を望むことが出来ただろうと思うが、この日は富士山は雲の中だ。

南の海上には海から突き出た千貫門が目に入る。周辺の海岸の断崖絶壁が秘境感を感じさせる。石段を下降すると小さな川沿いを歩いて千貫門への遊歩道へと入る。遊歩道は崩壊のために通行止とロープが張られてはいるが、行けるところまで行ってみようとロープをくぐって坂道を下る。

確かにアスファルトの舗装が多少は崩れてはいるが、全く問題なく通過することが出来る。海岸の手前では舗装路の上の落石防止柵が大きく傾いでいるが、ここも通行には問題はない。しかし、いつかは崖崩れが生じ、本当に通行出来なくなる日はそう遠くないような気がする。

千貫門は先ほどの烏帽子山の山頂にある浅間神社の門に見立てられ、本来は浅間門だったのが、見るのに千貫の価値がある・・・ということで千貫門と名付けられたということだ。周囲の断崖絶壁の荒々しさと門の間を流れる紺碧の海の色がなんとも印象的であった。

再び雲見に戻ると高通山を目指す。道路沿いには多くの民宿が立ち並ぶ・・・というよりほとんどの家が民宿の看板を掲げているが、人はほとんど来ないのだろう。なんとも寂れた感じがあり、明らかな廃屋となっているところもある。

緩やかに坂を登ってゆくと道の終点近くにオートキャンプ場があり、テントを張っているキャンパーがおられた。ここからは鬱蒼とした照葉樹の樹林に入る。

道は掘割の古道となり、かつては人々が往来した道だったのだろう。昨日の網屋崎と同様、ここでもウバメガシの大樹の林が見られる。道沿いに現れる石垣は崩れている箇所が多いが、道の歴史を物語っている。

やがて山頂部が近づくと忽然と展望地に飛び出し、眼下には先ほど訪れてきた烏帽子山と千貫門を眺めることが出来る。晴れていればここからも富士山が展望できるのだろうが、生憎、北の方角は雲の中で、南いずのこのあたりだけ陽がさしている感じだ。

すでに花が終了した山桜の間を抜けてなだらかな尾根を南に辿ると、すぐに三角点のある山頂広場に出て、石廊崎方面の広大な展望を目にすることが出来る。周囲の山々の新緑がなんとも鮮やかだ。

高通山からは尾根を一気に下降し、ゴミ処理施設のある峠に下降する。バス停は五分ほど国道を降ったところにある。バス停に到着すると間も無く1日に一本のみの伊豆急下田行きの東海バスが到着する。あとはバスに乗って出張先に向かうだけだ。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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