笹と樹林の美しい和名倉山〜笠取山


- GPS
- 13:25
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 1,914m
- 下り
- 1,881m
コースタイム
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 10:47
天候 | 晴れ。 風は強く意外と気温は低かったと思います。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車料金500円 一泊1000円 人がいれば問題ないと思いますが早朝とかはポストに入れてくださいと書いてあったのでメモ用紙に日付、車のナンバーを書いて500円入れておきました。 一ノ瀬までの林道(林道一ノ瀬線)が通行止めになっています。 411のヘアピンカーブのところからは入れないので西側の消防詰所のところから入ってゆきます。道は少し悪いですが犬切り峠経由の方が短縮できるので早いです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山口〜和名倉山> 総じて良く整備されておりルートは明瞭。歩きやすい道です。 将監登山口からしばらく林道を歩く。 牛王院下の分岐を将監小屋側には行かずそのまま山ノ神土へ向かう道を行く。笹の中の登山道だがしっかりと刈ってあり道幅も広く穏やかで歩きやいすく山ノ神土まではあっという間。牛王院平から山ノ神土までは富士山や南アルプスの眺めもよい。 山ノ神土から仙波尾根をゆく。 しばらく笹のトラバースなのでちょっと歩きにくい感じはあるがルートは明瞭、その後は尾根道で軽いアップダウン。 眺望はとてもよく開放的で気持ちいい。 西仙波付近はシャクナゲの中を歩く。 東仙波から方向を変えアップダウンを繰り返して二瀬分岐を過ぎたら樹林帯に入り和名倉山山頂。全体的に明るく開けたルートだが山頂付近は苔生したきれいな森。 <山ノ神土〜笠取山> こちらのルートもよく整備されておりわかりやすい道です。 しばらくは開けたトラバース道。 唐松尾山まで少しずつ標高を挙げてゆく感じで歩いてゆきます。 唐松尾山から2044、黒槐の頭とアップダウンを繰り返し笠取山へ。 2044から下るところがまっすぐ尾根を下らず少し南側に下るので若干わかりにくかったです。 <笠取山〜中島川登山口〜民宿みはらし> この日歩いた中でももっとも歩きやすい登山道。 道は広く明瞭で傾斜も緩い。 間違えることはまずないでしょう。 ただし傾斜が緩やかなおかげでなかなか標高が下がりません。 途中水も取れました。 登山口からは舗装路歩きで民宿みはらしまで。 |
その他周辺情報 | 山梨側から行く場合コンビニが塩山ぐらいまでしかないので早朝や夜中は411を上り始めた時点で自販機のジュースぐらいしか用意できません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
|
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備考 | コンビニに寄れず主食がなく手持ちのカップラーメンとパン、ゼリー、お菓子で凌いだ。 |
感想
そろそろ高い山とか、残雪の長めのルートとか歩きたいと思ってるので足の調子、歩荷力、体力が大丈夫そうかどうかチェックに。
地元の山は慣れすぎちゃってる感じもあるので少しだけ山域を変えてみる。
毎年登ってる雲取山も去年はコロナとかで東京の山には近寄りにくかったので(雲取とその近くの妻の実家がセット)奥多摩エリアか樹林帯が割と奇麗な奥秩父エリアにしようと計画。
今回は和名倉山へ。
余裕があれば飛龍、雲取方面か笠取山をセットで。
早朝の411を山梨側から車を走らせる。
どっかでコンビニよって昼食を買ってくつもりだったのに気づいたら411を登り始めちゃってもうお店がない…まぁ、非常食やらお菓子やら、パンやらは持ってるのでそのまま進んじゃいます。
一ノ瀬入り口に着くと通行止めの標識と閉まったゲートが…
この登山口から登ってる人がたくさんいるので事前にアクセスまでちゃんと調べない悪い癖が出ました。少し戻って一ノ瀬林道の反対側の入口から迂回して登山口へ。
民宿みはらしの駐車場に車を停めさせてもらい支度をして出発。
しばらくは林道歩きです。
牛王院下の分岐を将監小屋方面ではなく直接尾根道に入ります。
笹が多いですがちゃんと刈られているのでとても歩きやすい。
そのうち視界が開け富士山や南アルプスが朝の死んだ空気の向こう側に姿を表します。山ノ神土で休憩中の先行者に軽く挨拶をしてこのルートのハイライト仙波尾根へ。
よく歩かれた開けた尾根でとても眺めがよく気持ちいです。
快適尾根なんだけど写真撮ったり景色眺めてるとなかなか進まない。
石楠花の多い西仙波、このルート上で最も眺望の良い東仙波を通過して方向転換。
明るく開けた樹林を歩いて二瀬分岐を過ぎるとこれまでよりも少し濃い樹林帯に入ります。苔むした綺麗な樹林帯の中に和名倉山山頂。
少し早い昼食をとり、コーヒーを淹れてのんびり休憩。
今日は暖かい予報でしたが結構風が強くて山の上は涼しかったです。
来た道を引き返して山ノ神土まで戻ってきました。
将監小屋の方から下るつもりでしたがまだ時間に余裕があるので笠取山に寄って行きます。飛龍や雲取まで行くにはちょっと厳しそうだったし今日は足慣らしだし無理はせずにね。
笠取までは標高差も少ないので楽々かと思いましたが意外とアップダウンがあって最後のちょっとの登りとかがきつく感じましたが尾根道は気持ちいい樹林帯で好きな感じの道でした。
笠取山の山頂でお菓子を食べて飲み物飲んで一息。
タオルが落ちてたので飛ばないように木に縛っておきました。
ここからの下りのルートは快適そのもの。
樹林帯の合間を歩きやすく付けられた道で傾斜も緩く道幅も広くて林道歩くぐらいの感覚。でも足元はふかふか。
不安のある足にも優しい道でしたが、なかなか標高が下がらないので地味に長く感じました。最後は舗装路を歩いて民宿みはらしまで。
硬く重い革の登山靴は舗装路歩きがネックです。
民宿のおばちゃんがお茶やらお菓子やら漬け物やらを出してくれたのでありがたくいただきました。
今日の装備でこのぐらい歩ければ残雪のロングルートも大丈夫かな。
よい足慣らしになりました。
新しい愛車、峠道がとても気持ちいいです。
柳沢峠カっ飛ばしたくなる衝動を抑えて安全運転でのんびり帰宅。
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