暑寒別岳・東暑寒別岳・北暑寒別岳

2021年04月23日(金) [日帰り]

• GPS: 08:46
• 距離: 22.7km
• 登り: 1,702m
• 下り: 1,683m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:08
• 休憩: 0:39
• 合計: 8:47

5:16 スタート地点
6:04 6:04 佐上台
7:02 7:03 暑寒コース５合目
8:02 8:09 暑寒コース８合目（屏風岩）
9:18 9:27 暑寒別岳
10:00 10:07 東暑寒別岳
12:30 12:45 北暑寒別岳
13:44 13:44 佐上台
14:03 ゴール地点

写真

佐上台手前の斜面から白い暑寒別岳が見えてテンションアップ。

夏道稜線合流地点。暑寒荘からここまでの林道、斜面とも雪はしっかりと繋がっています。GW中までは雪が切れることは無い感じ。

P1075手前。この斜面は雪が柔らかくスキーで登行可能。

日本海と増毛市街地。

滝見台。

扇風岩。

2名が先行しています。

標高1200mを超えてくると斜面がカリガリでスキーアイゼンでも登行不可能となる。先行者はスノーシュで直登していた。

箸別コース側に回り込めばスキーでも行けそうだったが。アイゼン装着しシートラで直登。アイゼンが良く利き快調に頂上台地に到着。

暑寒別岳到着。夏道はハイ松と岩が出ており避けながら山頂へ。

今日の目的の一つ東暑寒別岳へ。写真中央稜線上のP1125で通称東暑寒別岳。稜線の先に信砂岳、右手にはなだらかな恵岱山が見ます。

1200m付近から暑寒別岳東斜面を見返す。スキーには最高の斜面です。

東暑寒別岳到着。三角点は雪の下、標識・ピンテなど何もなし。

暑寒別岳へ登り返し。東側から見る暑寒別岳は雄大斜面が広がった山容で見ごたあり。この景色が見れただけで来て良かったです。しかし標高差360mの登り返しは足に堪えます。

山頂に向かわず箸別コース側にトラバースしていくと箸別コースを登って来た登山者が見えた。

往路に戻り扇風岩までスキー滑走で下山。今日は快晴で風も弱いので多くの登山者、スキーヤーが暑寒別岳を目指して登って行きます。気温も高くなって急斜面もザラメ状になっていました。

P1075から北暑寒別岳を目指します。

ハイ松のポコの先に通称北暑寒別岳788mがあります。

北暑寒別岳到着。こちらも灌木だけで標識等何もありません。
本日の目的達成です。暑寒別岳の本峰と東西南北の5座完登です。

往路の稜線に戻り暑寒別岳の雄姿に別れを告げて下山開始。

無事に暑寒荘駐車場に到着。出発時より台数増えてますがまだ余裕アリです。

感想

sap

　暑寒別岳の5座の内の未登の東暑寒と北暑寒を狙って早朝札幌を出発。5時過ぎに駐車場に到着するとすでに5台ほどが駐車中。暑寒荘前泊者もいるようだ。駐車場周囲にも雪はたっぷりでGWも余裕でスキーが楽しめそう。
　今日は本俸、東、北の3座を目指すロングとなるのでゆっくりペースでスタート。順調に扇風岩まで到着するが、山頂台地手前の急斜面は固くシートラ登行に。山頂台地は意外と風が強かったが展望は最高でした。
　今日はここからが本番と2座目の東暑寒へ。東斜面はスキーには最高の大斜面が広がっており思わず感動。細尾根を進み東暑寒に到着。暑寒別岳への戻りに300m以上の登り返しがつらかった。スキー靴に踝が接触し痛みも出て歩きづらく、疲労感もMAXとなる。
　早朝苦戦した急斜面は日差しでザラメ状になってスキー滑走は最適だった。今日は登山日和なので多くのスキーヤーが山頂を目指して登っていた。
　北暑寒に到着し無事5座完登。痛みと疲労回復も含めて長めの昼食休憩を取ってから下山。
　今日は大きな登り返しで相当な疲労感が出て、また足にも痛み出て辛い時間帯もあったが、大事に至らなく無事下山でき良かった。暑寒別岳5座登頂を達成でき大変満足感の大きい一日でした。