梅雨時期の晴天を求めて 残雪の白山
石川県
岐阜県
mamepyon
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,545m
- 下り
- 1,545m
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| 天候 | 晴れ場所により曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
駐車場無料（40〜50台程？） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
＜登山口〜大倉山避難小屋＞ 登山届、ポストは登山口脇の小屋にあります。 キレイに整備された登山道。ブナや笹〜ダケカンバの森を歩く。 2000m付近から残雪が出始めるが慎重に歩けば特に問題無い。 ＜大倉山〜白山室堂＞ 残雪が少しずつ増え夏道と雪渓のミックス。 雪渓を通過して夏道を歩くの繰り返し。出口を良く見ながら歩かないとどの方向へ進めばいいかわかり難いところもあるが慎重に歩けば問題無い。 自身はアイゼン付けずに歩いたが大カンクラ雪渓からは軽アイゼンぐらいはあった方が良いと思う。雪が融けかかっていて歩きにくかった。 下山時ガスが出ていて、雪渓を大きく横切ってしまい、一つ先の尾根の方に行ってしまいそうになった。視界不良時は注意が必要かもしれない。 ＜白山室堂〜山頂＞ 室堂ビジターセンター付近の平坦なところは残雪多いが、登りが始まると完全に夏道。危険箇所、注意箇所は無い。竹竿あり。 |
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装備
| 個人装備 |
アイゼン １
ピッケル １
|
|---|---|
| 共同装備 |
ザック 1 ミレーオデッセイ35L
エマージェンシーセット １ 非常用の道具一式
行動食、非常食 １ その日の行動食と簡易非常食
水 ２L 水場等の状況で量は変わる
ヘッドランプ １ 予備の電池も
雨具 １
シャツと靴下の替え １
手袋 １ 薄手の予備も
地図とコンパス １
雑記帳 １
軽アイゼン １
|
感想
梅雨に入り天気が読みにくい日が続きます。
休みのこの日も雨マークが多く、また家でのんびりかなぁなんて思っていましたが、日頃から行きたいなぁ思っていたいくつかの山の候補の中で晴れ予報の地域がちょっとだけありました。
霊峰白山。
こちらから日帰りとなると岐阜県側からのルートでないと運転の距離が相当長くなってしまうので、ルートは平瀬道に絞られます。林道も6月からは通れると言う情報もチェックしてあったので安心。
仕事が終わり、帰宅荷物をまとめ深夜12：30自宅を出発。
4時から5時の間ぐらいについて仮眠を取って出発の予定でしたが、東海北陸道が夜間工事で途中から通行止めだった為、到着が5時半。もうすっかり明るいし、ここで寝てしまうと出発がいつになるかわからないので寝ないで出発することにしました。
そうそう、林道通行中、熊らしき動物に遭遇しましたので熊鈴をガラガラ鳴らしての出発です。
よく整備されて歩きやすいブナの森を進みます。
急なところや危険なところはないですね。
朝の涼しい時間になるべく進んでおきたかったところですが、眠くてペースが上がりません。湿度も高くすぐに暑くなり汗もダラダラ・・・。
今日は急ぐ訳ではないので森や花を見ながらゆっくり歩くとします。
しばらくして視界が開けると御嶽や乗鞍が雲の上に頭を出しています。
雲が多く北アや南アの展望は殆どありませんでしたが頭上は晴れ。
晴れてくれるのはモチロン嬉しいのだけど暑がりのボクにはキツい時期になってきました。汗ダクです。
2000mぐらいからところどころ残雪が現れますが、歩くのに支障がある程ではないです。
稜線に出て別山から続く稜線にうっとりしていると反対側には白山が姿を現します。綺麗！美しい白山の姿にテンション上がりました。
標識だけの大倉山山頂を越え、しばらく進むと避難小屋があります。
中を覗いて（綺麗な小屋でした）少し休憩。
小屋から先は何度か雪渓を通過します。
雪の状態が中途半端なのと、すぐに夏道に戻るのででアイゼン付けるかどうか迷うところです。慣れない人は迷わず付けた方が安心だと思います。
ノーアイゼンでピッケルを杖代わりに使って歩きましたが、キックステップだけでは滑ったりしないよう慎重に歩かなければならず、結果的にかなりペースダウンしたし疲れました。
あと雪渓の通過時、トラバースなのか、直登なのか、通過後どこに出たらいいかわかりにくいところがあるので、その辺りだけは良く確認した方が良いでしょう。
室堂ビジターセンターが見えてきたところで日焼け止めを塗りなおし、水分補給をして雪の上で軽く休憩。
後は雪の無い登山道を山頂まで登るだけです。
ガスが下から上がってきていて、遠くの景色は殆ど見えません山頂に着くのが先かガスに覆われるのが先かなんて思っていましたが室堂から山頂まではあっという間。
9：55御前峰2702m登頂。
雲が出てきてしまいましたが、風も無く暖かい（暑いぐらい）ので気持ちよくて動きたくなくなる山頂でした
。
剣ヶ峰や大汝峰はガスに覆われてしまったのと（すぐ晴れました）ゆっくりして登り返すのがちょっと面倒になってしまったので行くのはやめました。
山頂で写真撮ったりコーヒー淹れて飲んだりしている間に別当出会からの登山者が続々とやってきます。イロイロな方とお話させていただきましたが平瀬道から登ってきているのは結局一人だけでした（下山時一名登ってこられた方がいました）
軽く横になったり、食事したり、お話ししたりで一時間以上山頂で休憩し、神社でお参りして下り始めました。
ビジターセンターでも何名かとご挨拶を交わし、登山バッジを買って一休み。
とは言え山頂でもかなり長居したので、それ程長く休憩している訳にも行かず下山を開始します。
下山時は結構ガスに捲かれ雪渓を大きく横切ってしまい、下山するはずの尾根より一つ先の尾根の方に向かってしまいました。
違和感を感じ、コンパスと地図で確認しすぐに引き返して正しいルートに戻りましたが、天候の悪いときや視界不良時は気をつけなきゃですね。
雪渓の雪もだいぶ緩んでいて滑り落ちるような怖さは全然ないのでグリセードで下りました。
途中一名登ってくる方がいて少しご挨拶させてもらいました。
今日はのんびりお泊りだそうです。
下山は急ぐ事無く何度も山頂方面を振り返りながらでしたが緩やかな尾根を歩くところが多く、膝への負担も少ないので意外といいペースで進みました。
避難小屋から先は雪が解けて登山道が少し小川のようになっているところがあったので、ぬかるみで転んだりドロを跳ね上げないように歩いた以外は特筆することはありません。
二時間程で登山口に到着。
ロッジでラムネを飲み、一度荷物を駐車場の車の中に置いて大白川温泉に入りました。脱衣場と浴槽だけの温泉でしたが、とってもいいお湯でした。ただちょっと熱かったので長く浸かってはいられませんでした。
温泉含めゆっくりと休憩した後、少しだけ歩いて白水滝を眺め、白川郷に移動してちょっとだけ観光して帰路に着きました。
食欲がモリモリでSAで休憩するごとに食事を摂って、眠気に襲われたので仮眠をした後、出発からちょうど24時間後に帰宅しました。
日焼け止め一応しましたが、汗で流れてしまったのか、塗り方が甘かったのか、帰った後は腕や首が真っ赤でした。顔はいつも焼けてて多少は強いのか、赤くはなりましたが、それ程酷い日焼けでは無かったです。
気がつけばこの約一ヶ月で残雪の三名山に登りましたが、どの山も素晴らしかったです。平瀬道のブナ林と多くのお花はとっても気に入っちゃいました。
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白山レコ、お待ちしてました。
平瀬道は、僕の家から登山口まで
3時間以下で行けるので、よく使う
ルートです。と言いますか、
他のルートは同じく遠回りなので
登ったことがないです。
大白川温泉、秘湯っぽさがいいですよね。
お天気が読みづらく、信州方面の計画が
ずるずる日延べされちゃってます。
晴天狙いの日帰りで、白山に行きたくなりました。
霊峰白山、行ってみたいなあ。
またまた、長距離運転、お疲れさまです。
でも、気を付けてくださいね。
青空、いいですねえ。やっぱ。
山頂での写真、暑そうですね。
ここだけ、夏山みたいです。笑
こんにちは
白山素晴らしい山ですよね。
岐阜県側の平瀬道、ブナの森とお花北アルプスの眺望（朝のうちはちょっと見えてました）と変化のある登山道ですごく気に入りました。
紅葉もすごく綺麗だと聞いたのでまた機会があれば季節を変えて歩いてみたいと思います。
温泉も熱かったけどまさに秘湯って感じが良かったです
梅雨時期はお天気読めなくて遠征する場合なかなか難しいですよね。予定のタイミングで晴れてくれるといいですね
こんにちは〜
白山素敵な山でした。
ブナの森と多くの花（ハクサン〜なんて植物も多いですしね）この時期だったので残雪まで楽しめて嶺距離運転した甲斐がありました
山頂でこの辺りを頻繁に歩いているという方とお話ししたところ最近はもう午後になるとだいたい一雨降るそうです。もう夏山ですね
暑くて汗ダク
日焼け止め一応してたけど帰ったら腕と首は真っ赤でした
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