佐々里峠〜品谷山〜ソトバ山 廃村八丁テント泊
- GPS
- 08:16
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 844m
- 下り
- 820m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
北陸の避難小屋泊まり山スキーは一度も実行できず、代わりに京都府内テント泊に行くことにしました。京都府内には避難小屋はなさそうで、コロナもあるのでテントの方が安全でしょう。もちろん営業テント場ではなく大自然の中、売店もトイレもありませんし電波も通じません。
久しぶりの大自然テント泊、雪山でのストイックな泊まりとは違って、幕営後に散策する楽しさがあります。沢で泳ぐ魚、キノコ撮影…って今回どちらも不発でしたが。鳥の鳴き声を真似て反応を楽しんだり(笑)。得意なのはツツドリとキツツキが木を突く音です。あとカラスも下手ですがやります(笑)
廃村八丁に着いてテントを張っていたらどこからともなく死臭が…遠くから流れて来たのかと周辺をウロウロしていたら近くに鹿の死骸が。死後2週間くらいでしょうか。動物は毛皮があるので、見た目では落ちた目の部分が黒いのが痛々しいです。人間なら怪我したところから腐敗するので皮膚は真っ黒になります。決して見たいものではないのですが、これが現実なんです。山で遭難して死んだら誰にも気付いてもらえず、必死の捜索虚しくただ腐敗していくだけ、それが大自然の掟でしょう。
さてテントでお昼のカップ麺、死臭に似たシーフード味が微妙ですが…頂いたらまだ時間もあるので周辺を歩きましょう。と言ってもこれと言って目的もなく。乾いててキノコないんです。
この界隈の沢には雑魚ばっかりで、イワナとかアマゴはいなさそう。水は概ねきれいですが、飲用にするには上流に魚やカエルも泳いでるので煮沸するか、酸味の強い粉を入れましょう。なるべく水流が停滞してるところに泡の少ない沢を選びましょう。今回の幕営地の沢はピカイチのきれいさでした。
散策は結局ソトバ山までのピストンでした。それから夕飯の準備をして、ツツドリとキツツキの相手をしながら夕飯です。外で食べてもそんなに寒くないのは雪山テント泊とは大きく異なります。汗で濡れたものも干せばすっかり乾いています。
夜は最初シュラフも暑いくらい、アラームも掛けずに寝て夜中に寒くなってシュラフとシュラフカバーでちょうどいいくらい。
朝は定番のお餅を焼いてお雑煮。トイレも大きい方は出さずにテントを撤収して下山します。わずかに雨が降ったようですが幕営地では植林地の杉の木にカバーされて大丈夫でした。
下山は単純ですがピストンで。途中登山者3人とすれ違い。昨日孤独だった駐車地は賑わってました。
また泊まりにお邪魔したいところです。もっともこの地はヒルが出るそうで、5月〜10月はまた新天地を探し出さないといけません。
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