2年越の🏂至仏山滑走〜山の鼻小屋周回
- GPS
- 12:30
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,420m
- 下り
- 1,404m
コースタイム
天候 | 24土、晴れのち曇り 25日、曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
7:50始発の乗り合いバスで鳩町峠まで。片道1,000円 https://kan-etsu.net/files/libs/3964/202103311401533264.pdf 帰りは鳩待峠から乗り合いタクシーに人数が集まった時点で乗車しました。 金額はバス同様。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
尾瀬保護財団 【2021至仏山残雪期利用期間】4月23日(金)〜5月5日(水) 2021残雪期利用チラシ↓ https://www.oze-fnd.or.jp/wp4/wp-content/uploads/2021/04/a0c4a47fde5fe950b64f482faca8aefe-1.pdf ただし、今シーズンは例年に比べ非常に雪が少ない状況であり、期間中の融雪によって滑走等が困難な箇所が増えることが予想されます。また、融雪状況等によっては、植生保護のため、閉鎖日を前倒しする可能性がありますのでご注意ください。 〜ホームページより引用 鳩待峠〜オヤマ沢田代 リボンの目印があり、またトレースもあるのでわかりやすい。 オヤマ沢田代〜小至仏トラバース トレースが完成されていて歩きやすかったです。 至仏山〜山の鼻小屋 登山道の尾根は雪がありませんでしたが、ムジナ沢から尾瀬ヶ原は雪が繋がっていました。 山の鼻小屋〜鳩待峠 木道は場所によって融雪していました。行き違いや歩行に時間が思っていたよりもかかってしまいました。 川上川のボトム部分は所々かなり雪が薄くなっていたので、注意が必要です。 ワル沢からのスノーブリッジは雪がないようでしたが、板を持って石をつたい渡渉している様子でした。 ホームページの記載通り、例年よりも全体的に雪が少なく、山肌が露出する箇所も多々ありました。 時折止まりつつルート選びをしながら滑走しました。 |
その他周辺情報 | ほっこりの湯 https://oze-katashina.info/hokkorinoyu/ 大人550円 コロナ感染対策で男女各15名づつ入浴でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ダウン上下
着替え
ウインドブレーカー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スプリットボード
シール
ザックカバー
行動食
水筒(保温性)
ライター
ヘルメット
ポール
ツェルト
ゴーグル
無線
ハイドレーション
クランポン
ティッシュ
ウエットティッシュ
アルコールスプレー
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感想
昨年はコロナの影響と個人的な事情で来られず、2年越の至仏山でした。
今年もぎりぎりまで本当にバスは鳩待峠まで開通するのか不安だったので、待ちに待った開通でした。
尾瀬第一駐車場に到着すると、始発のバス待ちで既に列が出来ていました。我々も準備して並びます。
知り合いに会うかなと思っていたのですが、券売機の列に並んでいると知った顔があり、友人と再会しました。
しばらくバスを待っていると、始発のバスに乗車出来ました。
除雪の完了した鳩待峠では、すでに沢山の人がいました。
トイレへ向かうとまた知人に再会。
さすがオープンしてすぐの土曜日。嬉しいサプライズでした。
準備をして登り出します。
人々の列で道を間違えることもなく歩けました。
途中のトラバースで緩んだ雪がかなり歩きづらく、滑り落ちたりしながらなんとか稜線まで登りました。
小至仏山のトラバースは既にトレースが完成されていて、人々の列が長蛇に伸びていましたが歩きやすかったです。
一部雪がなく、板を担いで歩く部分もありましたが山頂に到着しました。
既に沢山の人で賑わっていて山頂の写真待ちは行列でした。
しばらくすると人がいなくなった隙をねらって記念写真を撮影しました。
360度の白銀の山々の景色を見られて感激しました。
尾瀬ヶ原と燧ヶ岳を見ながらお昼休憩をします。
たっぷり休憩してから滑走しました。
やはりまたルートを間違えて立入禁止の場所から滑っていたようで注意しながら滑りました。
樹林帯までは雪も良く快適に滑りました。
ハーフパイプ状の沢を滑り降りて、尾瀬ヶ原に出ると山の鼻小屋まで雪は繋がっていました。
シールをつけないスキーモードにモードチェンジして雪原を進みます。
なんとか小屋まで来て、道具を片付けてチェックインを済ませます。
荷物を片付けて食堂で生ビールを飲みました。
しばらく飲んでいると、お風呂を用意していただいたので入浴します。
部屋で飲みながら待っているとすぐに夕食の時間になりました。
感染対策の施された食堂で丁寧なお膳の晩ご飯をいただきます。
部屋に戻り、友人の用意してくれたサプライズのデザートを食べ終わり、横になり消灯前に就寝していました。
翌朝、窓からは至仏山が見えます。
曇りの予報でしたが青空が見えて思っていたよりも天気が良さそうです。
朝食をいただいて部屋に戻り準備を済ませて出発です。
歩き始めるとどんよりとしたお天気。山の上部にはガスがかかっていました。
小雨まじりで緩んだ雪がとても登りづらく急登やトラバースではづり落ちてしまいます。
登るルートを選びながら滑らないように登ります。
ハイマツから白樺の森林限界まで登ったあたりで風が強くガスが濃くなったので、山頂は諦めて滑走しました。
雨まじりの雪が水分を含んでスピードが出ました。
樹林帯の沢ボトムから尾瀬ヶ原へは昨日と違う場所を選んで滑りました。
雪はよく滑り、樹林帯の間は時折広い斜面もあったりで良かったです。
尾瀬ヶ原まで滑り降りて山の鼻のベンチでお昼を取りました。
鳩待峠への樹林帯歩きは渡渉はないものの、木道が見えて難しい雪の上か歩く場所の選択が難しい箇所や、
沢の雪が薄くなり通過に注意しなければならない箇所がありました。
雪が緩みトラバースでは滑り降りてしまったり、小刻みな移動が雪が少ないため難しかったです。
鳩待峠へ登る急斜面は気がついたら巻き道から歩いて来たようで、下部にワル沢から滑走して来た滑走者が渡渉しているのが遠くに見えました。板を担いで沢を渡っているようでした。
鳩待峠へ到着するとまた、沢山の人で賑わっていました。
トイレに向かう途中で昨日会った知り合いにまた再会しました。
乗車人数が集まった乗り合いタクシーで第一駐車場に戻りました。
今年は雪が少ないとの情報を見ていましたが、実際に行くと少ないものの思ったより少なく感じずに2日間楽しめました。
この時期の至仏山はお祭りのような雰囲気もあり、昨年は自粛、今年は待ちに待った登山者の賑わいが戻っているようで嬉しかったです。
コロナの対策をして、体や精神面の健康維持のために常識的に行動することは決して悪いことではないと思いました。
リスクのある場面ではなく、こうした常識の範囲内での行動で、友人にもかなり久しぶりに再会出来たのでとても思い出深い山行になりました。
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