奥白根山
- GPS
- 08:52
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 1,047m
- 下り
- 1,030m
コースタイム
天候 | 晴れ曇り雪曇り晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 日光温泉は価格改定により驚くべき価格に... 300円くらい?⇒700円に。 |
写真
感想
かねてよりリーダーに見せたい景色がある日光白根に行ってきたよ。
出発は6:00。気温が上がると危険な落石帯を緩む前には通過したい。
歩き出すといつもの雪原はもう、土が見えている。雪が少ないな。雪を拾いながら進み落石地帯でも雪が少ない。代わりに落石が地面を覆っている。帰りはどうするか!
安全地帯までサクッと抜けると最初の急登だ。雪の状態は程よい固さでシールが利く。が、左側は岩も出ていて進路が限定され難しい。
おっと! ここでNagaが滑落。どうした? シールトラブルの様だ。Nagaはここでアイゼンに切り替える。
しばらくは緩やかでハイキング気分だ。三又からは右に進みここからが急登が続く。アイゼンに履き替えた方が安全で早いのだが、今日はトレーニング。リーダーと二人、意地でも板で登り上げる。白根がドーンと目の前に現れる。雪の状態が良く2時間ほどで弥陀が池に出た。
ここからは好きな所を歩ける。アイゼンのNagaは直登コース。スキーは巻き道コースで思い思いのルートで山頂を目指す。山頂手前の急斜面は皆アイゼンに切り替えたがリーダーの姿が無い。急登で上を見上げるとスタスタ歩くリーダーの姿あった。楽ちんなルートを開拓した様だ。
いつもの鞍部からのドロップポイントを下見する。雪が無い! だが、山頂からの滑降ラインはしっかり雪が付いている。今日は山頂から滑ろう。
ゴーール。山頂からの景色はと言うと雲で視界無し。登頂の記念写真だけ撮ってドロップポイントに移動する。少し休憩と思っていたのに皆アルパインの雰囲気にのまれてか、武者震い気味で早くも道具も心も滑走モード。
リーダーがドロップ。急斜面を克服し難なく落ちて行く。続いて大工さん。
すると南側から登山者が1人。斜面を覗き込むと「コエ〜〜! ここ滑んの? コエェ〜」
今から行くのにコエ〜!コエ〜!言うなよ!と、Nagaも横滑りを駆使して落ちて行く。そして僕も。いきなりこんな急斜面を行くなんてみんなスゲーな。
急斜面は滑り出しだけで、両側岩壁に挟まれアルパインの雰囲気を楽しみ落ちて行く。振り返るとダイナミックな景色にリーダーはご満悦です。
そして自分たちのシュプールを見ながら昼休み。来年は厳冬期だなとか言いながら...
午後は五色山を目指す。五色沼の横断に時間が掛かるかと思ったが斜度を生かしあっという間に取り付きに到着。スキーは早い。標高差200mをサクッと登ってと思ってたら大工さんがキックターン失敗! 買ったばかりのウィペットが早速活躍してました。
五色山登頂。さっき行った白根がドン。余韻を楽しみつつ、さて帰ろう。尾根はギリギリ雪が繋がっていた。やはり例年に比べると少ない。
今日はリーダーもいるしいつもと違うルートを開拓しようとしたが、これが失敗! 等高線の緩い所を目指したが藪と雪不足で阻まれ、疎林の谷に吸い寄せられてゆく。50度を超す斜度が、標高差250mも続く。スラフと共に落ちて行く。長かった。最後は滝を突破し無事駐車場に着いた。
今日は新たな滑走ルートを開拓できて充実の1日だった。
でも、このルートはもういいかな。
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