宝剣岳西面第二尾根と東面中央稜

2021年04月24日(土) 〜 2021年04月25日(日)

• GPS: 18:51
• 距離: 9.7km
• 登り: 1,619m
• 下り: 2,528m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:14
• 休憩: 8:01
• 合計: 9:15

8:57 千畳敷駅
9:31 9:32 乗越浄土
9:35 10:35 宝剣山荘
10:49 17:20 宝剣岳
17:26 17:49 宝剣山荘
17:50 17:56 天狗荘
18:12 宝剣山荘

2日目

• 山行: 2:30
• 休憩: 6:50
• 合計: 9:20

5:49 宝剣山荘
5:51 5:51 乗越浄土
6:47 12:46 宝剣岳
12:53 13:20 宝剣山荘
13:24 13:24 天狗荘
13:34 13:35 中岳
13:38 13:38 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
13:51 14:01 木曽駒ヶ岳
14:06 14:06 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
14:13 14:14 中岳
14:19 14:19 天狗荘
14:26 14:27 宝剣山荘
14:32 14:33 乗越浄土
14:49 14:59 千畳敷駅
15:09 ゴール地点

天候

快晴

写真

4/24 11:38

第二尾根の取り付き地点？

4/24 17:36

4/24 17:45

4/24 17:46

4/25 4:54

4/25 13:47

4/25 13:52

4/25 13:53

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

α6400 ILCE-6400 ボディ SONY

感想

リンクロ

2度目の冬期アルパインで初めての中央アルプスへ。
バスとロープウェイを乗り継いで、千畳敷カールから出発。


1日目
千畳敷から斜面を登って宝剣小屋へ。
テントを立てて、いらない荷物をデポして宝剣岳西面へ。

急なB沢らしき沢を下降し、
第2尾根と思われる尾根に取り付き開始。

1P リード
出だしから、傾斜はゆるいものの、凍ってたり凍ってなかったりで悪い。
リードを引き受けたことを早くも後悔しつつ、じりじりと登ります。

プロテクションは基本カムで取るものの、
ばっちり決まってなさそうなものが多く、落ちたらアウトな状況で核心ぽいところを3箇所くらい超え、ロープが重すぎてこれ以上登れないと判断しピッチを切る。
脆い岩場でのピナクル＆重すぎるロープで異様に時間がかかる支点構築だった。ここ反省ポイント。

2P　フォロー
ハングの出だし以外はそんなにいやらしくないルート。
途中ロープが出ては戻ってきたのでなぜか聞いたら、果敢に難しいルートに行ったが無理で引き返したとのこと。

3P　リード
雪稜パート。
ロープ伸ばしすぎて、あと2mのピナクル…と思ったところでいっぱいに。苦笑
フォローの方に少し登ってもらって解決。

4P　フォロー
目の前に山頂を控えた最終ピッチ。
もう難しい部分もなく快適に絶景の中登ります。

登り切ったのはいいものの、トポと違うルートを登ったような気がします。
トポだと3か5ピッチだし、1ピッチ目がこんな悪いなんて書いてなかった…

宝剣岳山頂で小休止して下山。
小屋の方が空いてるから休憩所を使ってもいいとのことだったので、中で広々と夕食。


2日目
4時起き6時出発で東面中央稜へ。
朝寒すぎて、小屋の中でぬくぬくさせてもらいながら用意できてほんとよかった。

ロープウェイ乗り場方面に下山して、適当なところからトラバース。
下から行かないとやっぱどこが取り付き位置がわからん。笑

1P フォロー
出だしが悪いものの、その後はハイマツ帯や、草付きにアックスがよく効き快適。

2P リード
今回の中で最難箇所をなぜかリード。
まじで難しかった。アイゼンとアックスで5.7は意味わかんないです。笑

あぶみを3回ほど出してなんとか突破。
したはいいものの、ルートを間違えたらしく登りすぎたし、ロープが綱引きか！ってくらい重くて引き上げに時間かかって、後続パーティーに追いつかれるところでした。

3P フォロー
オケラクラック。手袋とアックスとアイゼンでジャミング？！
あぶみも使えないので、ひいひい言いながら登りました。
結構ねじ込んだりすると決まるものなんですね。

4P リード
雪稜。ほぼ山頂まで。


短いながらも登り応えも、恐怖感もある好ルートでした。
しかしルーファイが下手すぎるので、次回に活かしたいですね。


最終ロープウェイまで時間があったので、
せっかく中央アルプスに来たので木曽駒ヶ岳山頂までピストン。

宝剣小屋から木曽駒ヶ岳山頂まで往復で1時間かからないくらい。
そんな急でもないし、登りやすい道をスタスタといってきました。

山頂は誰もおらず貸切。
存分に撮影してから、テントを担いで下山。

雪山は下山が楽だから好きです。