記録ID: 3113754
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
乗鞍 金山岩、十石山、硫黄岳
2021年04月25日(日) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 10:18
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,786m
- 下り
- 1,778m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:43
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 10:19
距離 18.6km
登り 1,786m
下り 1,785m
5:45
55分
スタート地点
16:04
ゴール地点
〇想定リスクと対応
1.金山岩から十石山の痩せ尾根があることはわかっていたが、詳細な状況や写真がなく、具体的なリスクが判断できなかった。実際に行ってみると、雪の状況も悪く、危険な状態だった。雪があったりなかったり、凍っていたり緩んでいたり、痩せ尾根で踏み抜きなど。常時12本爪で歩かざる得ない状況で時間がかかり、体力的にも精神的にも疲労した。本来ならばこの時期はリスクが大きく避けるべきだったかも。
2.藪があることは把握していたが、雪解けによってどの程度、藪が露出しているのか不明だった。実際は、予想以上に藪が多く、雪の踏み抜き+やぶ漕ぎのオンパレードだった。
3.標高2000m位までは雪がないだろうと想定していたが、1700mでほぼ雪が繋がったため想定外だった。できるだけトレランシューズで登って楽を使用と思っていたが、予想以上に使用できる区間は少なかった。
今回、距離や累積標高を考慮すると四ツ岳までいけると思っていたが、想定以上のやぶ漕ぎ、踏み抜きにより、危険箇所のリスクも増大し、スピードも上がらなかった。
1.金山岩から十石山の痩せ尾根があることはわかっていたが、詳細な状況や写真がなく、具体的なリスクが判断できなかった。実際に行ってみると、雪の状況も悪く、危険な状態だった。雪があったりなかったり、凍っていたり緩んでいたり、痩せ尾根で踏み抜きなど。常時12本爪で歩かざる得ない状況で時間がかかり、体力的にも精神的にも疲労した。本来ならばこの時期はリスクが大きく避けるべきだったかも。
2.藪があることは把握していたが、雪解けによってどの程度、藪が露出しているのか不明だった。実際は、予想以上に藪が多く、雪の踏み抜き+やぶ漕ぎのオンパレードだった。
3.標高2000m位までは雪がないだろうと想定していたが、1700mでほぼ雪が繋がったため想定外だった。できるだけトレランシューズで登って楽を使用と思っていたが、予想以上に使用できる区間は少なかった。
今回、距離や累積標高を考慮すると四ツ岳までいけると思っていたが、想定以上のやぶ漕ぎ、踏み抜きにより、危険箇所のリスクも増大し、スピードも上がらなかった。
天候 | 曇り後晴れ 気温0~6℃、最大風速10m/s |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車場から金山岩まで 最初は平湯スキー場の道路を歩く。標高1700mからほぼ雪が繋がる。金山岩までショートカットして夏道を外れて直登した。雪は全体的に踏み抜きばかり。金山岩手前の登りは結構な雪の急登。12本爪必須。ピッケルもあった方が良い。雪がなくなるとハイマツの藪こぎとなり苦労する。ザックのサイドポケットが破ける。その後、山頂まで岩場。ここもきつい。 ショートカットは危険で疲労するので、遠回りでも夏道を通った方が、楽早、安全だと思う。金山岩直登は、この時期、避けた方がよさそう。 ・金山岩~十石山まで やせ尾根、岩場、ハイマツ漕ぎ、ナイフリッジなど複数あり。危険。転んだらオサラバも数箇所あり。雪は全体的に踏み抜きばかり。精神的にも体力的にも疲れる。 両側が切れ落ちているナイフリッジは距離は短いが、雪が緩んでいたので緊張した。12本爪必須。できれば往復はしたくない区間。 十石山避難小屋はきれい。中には銀マット、化繊シュラフが複数あった。その他、なぜかダウンジャケットやその他の服などもあり。誰かが荷物をデポしたのか、それとも残置か? 十石山から戻るとき、ハイマツ帯の雪道でワカン装着。あまりにも踏み抜き多いため。ただし、すぐに痩せ尾根があるので、12本爪へ変更。踏み抜きあっても危険な痩せ尾根やナイフリッジがあるためアイゼン歩行せざる得ず、疲労する。 ・金山岩~硫黄岳 特別危険箇所は無いが、全体的にハイマツのやぶ漕ぎが多い。踏み抜きも多く疲労する。 ・乗鞍権現社から下山。 乗鞍権現社からは下山ルートが歩きやすい。下山時も踏み抜きが酷く、途中からワカン装着。 全体的に膝程度の踏み抜きが多く、ハイマツ藪も多く、とても疲労した。もっと雪が締まっていれば、倍は楽できただろう。もしくは無雪期の方が安全で楽だったと思う。雪の状況や岩場など、スノーギアのチェンジのタイミングに悩むことが多かった。 |
写真
今日は乗鞍の赤線つなぎを兼ねて、金山岩と十石さんへ向かいます。
金山岩は、昨シーズン、新雪の中、平湯から谷ルートで向かいましたが、パウダースノーのスラフで、自分がどんどん雪に埋まっていき、足元の雪と一緒に流され、「これは溺れる。埋まって窒息する」という状況になり、撤退しました。
今日はそのリベンジに行ってきました。
ただし、今回は尾根沿いに行きます。
金山岩は、昨シーズン、新雪の中、平湯から谷ルートで向かいましたが、パウダースノーのスラフで、自分がどんどん雪に埋まっていき、足元の雪と一緒に流され、「これは溺れる。埋まって窒息する」という状況になり、撤退しました。
今日はそのリベンジに行ってきました。
ただし、今回は尾根沿いに行きます。
撮影機器:
装備
個人装備 |
ジオラインLW長袖シャツ
モンベルのウィックロンジオサーマルロング
ロングパンツ(モンベルマウンテンガイドパンツ中厚手)
モンベルのジオラインバラクラバ
防寒テムレス2セット
薄手手袋(防風防寒手袋とスーパーグリップ)
レインウェア上下
3シーズントレッキングシューズ(ノースフェイスのヴォルト)
サロモンスピードクロス5GTX
ザック(グラナイトギア38)
パン2個(消費)
非常食(柿の種)
水2.0L(1.5L消費)
地図(地形図)
ヘッドランプ(レッドレンザーMH5を2個)
予備電池
GPS(ガーミンmap64sとetrex30)
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証と免許証
スマホ
BDウィペット(直径12cmのスノーバスケットへ交換)
ココヘリ
防寒着(薄手ダウン
化繊薄手ジャンバー)
ツェルト(トレイルシェルター)
12本爪アイゼン
ワカン
CAMPアイスマスター
カメラ
貴重品
サングラス
総重量
約12kg位
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