燕岳 中房温泉〜ピストン


- GPS
- 07:13
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,474m
- 下り
- 1,460m
コースタイム
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 7:13
5:48 中房温泉第一駐車場到着 -3℃
5:59 駐車場出発
6:10 中房温泉登山口出発
6:38 第一ベンチ到着
6:59 第二ベンチ到着
7:22 第三ベンチ到着
7:50 富士見ベンチ到着
8:14 合戦小屋到着
8:25 合戦小屋出発
9:20 燕山荘到着
9:22 燕山荘出発
9:49 燕岳山頂到着
11:08 燕岳山頂出発
11:30 燕山荘到着
11:31 燕山荘出発
12:10 富士見ベンチ到着
12:21 第三ベンチ到着
12:34 第二ベンチ到着
12:50 第一ベンチ到着
13:07 中房温泉登山口到着
13:12 駐車場到着
登り時間
中房温泉登山口〜燕山荘 3時間10分 6:10〜9:20(着替え、行動食摂取等の休憩含む)
下り時間
燕山荘〜中房温泉登山口 1時間36分 11:31〜13:07(休憩なし)
平面距離 10.5km
沿面距離 11.2km
記録時間 07:13:10
最低高度 1,374m
最高高度 2,764m
累計高度(+) 1,547m
累計高度(-) 1,535m
平均速度 1.5km/h
最高速度 8.7km/h
天候 | 快晴 合戦尾根は一時強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
第一ベンチの少し先から登山道に積雪あり 第一ベンチの少し先から燕山荘手前の階段手前までチェーンスパイクを装着 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
笛
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
登山口へのアプローチ林道開通に合わせて先週から燕岳への山行を計画していた。
自身にとって燕岳は北アルプスで最も難易度が低く、唯一の課題が駐車場の確保だ。
山友さんも同様に林道開通に合わせて燕岳への山行を計画していたが、自分は土曜日に用事があったため同行することはかなわなかった。
コロナによる受注減で社員のローテーション休業は今月も続いていて、自分は月曜日が休みなので土日皆さんにしっかり歩いてもらい、すいたところで訪れようという算段だ。天候も強風予想だが快晴となりそうだ。
第一駐車場は3割にも満たない駐車率で入口からすぐの所に駐めることが出来た。土日なら第三駐車場に滑り込めるかどうかというところだろうが、GW前の平日なので何の心配もいらない。
車中で朝食を摂る間に2組のソロ登山者が出発して行った。
登山ポストで軽装な若い登山者が後から到着した。
第一ベンチを過ぎて少し進むと登山道に連続した積雪が現れたので、ツボ足でも歩けなくはないが楽するためにチェースパイクを装着した。
同時に上着を長袖のTシャツのみにした。
第二ベンチに到着すると駐車場で先に出発して行った2名がアイゼンを装着している所だった。
しばらく進むと登山ポストで会った若い登山者が追い付いたので道をゆずった。トレランの方ではなさそうだがかなりの軽装。
合戦小屋まで急でステップを登るような箇所がいくつかあったが、他は締まった圧雪で歩きやすい。
だたし、日当たりの良い場所はすでにややシャーベット状になっている。
合戦小屋には先行者が1名いた。ここで栄養補給をして出発準備をしていたらネイチャーガイドの腕章を着けた女性が到着した。
合戦小屋から合戦尾根への直登ルートは幅40cm位にしっかり踏み込まれた状態で歩きやすくなっていた。
傾斜もあまりきつくないので、順調に進む。
合戦尾根から先の稜線ではトレースがさらにはっきりと、まるで黒斑山へのルートのように一定幅できれいに踏み固められていた。
尾根に出てすぐにネイチャーガイドの方が追いついたので道をゆずり、少し後をついて歩いたがすぐに遠く離れて行った。
樹林帯でも時折強い風が吹いていたが、稜線に出てさらに強くなり耳が冷たくなったので日除け帽子から毛帽子に交換し、上にパーカーを着た。
予想通りの強風が西から吹いているが、体を持って行かれる程の突風は1度あっただけで、歩行を妨げられるようなこともなかった。
燕山荘が目の前に見えて階段のある場所でチェーンスパイクを外し、燕山荘まで一気に登った。
燕山荘前のベンチには以外にも誰もいなかった。
2日前の燕山荘前の写真を山友さんから見せてもらっていたので積雪がどれほどか気になっていたが、2日でずいぶんと融雪したようだ。
2日前と比較出来そうなアングルで燕山荘前の写真を撮ってから燕岳山頂を目指す。
途中で先行の若い軽装の男性、ネイチャーガイドの女性とすれ違った。
山頂へのルートはわずかに雪上歩きはあるが滑り止めが必要な状態ではない。
先行の2人が下山してしまったので、山頂には誰もいなかった。
無人の燕山荘前、無人の燕岳山頂。そして風もあまりない。ただし日差しは強いのに寒い。お腹もペコペコ。まずは防寒してから腹ごしらえをする。
燕岳山頂は360度のパノラマだが、湿度が低いので遠くまでクリアーに見える。
2週間前に西側から見た槍ヶ岳を今度は北東側から眺めている。遠いので小さくしか見えないけれど小槍が見えるのがいい。
暖かければ、まったりと2時間はいられそうだが、体が震えてくる。
後から到着したソロの方とPeakfinderで山座同定したり、空撮を行ったりして自分は先に下山を開始することにした。
この方は北燕岳山頂まで行ってみるようだ。
合戦尾根の下りは少し雪が緩んできているが、歩きにくいこともなく小走りぎみに進むことが出来た。暑いので途中で再び長袖Tシャツに。
合戦尾根から合戦小屋への急な下りは日当たりの良い斜面なので、一歩一歩ゆっくり下っても滑るし、一気に走り下るのも厳しい。
きれいに圧雪された部分を崩さぬよう脇のデコボコを歩いてみたりカニ歩きをしてみたりして何とかコケずに下りきれた。
合戦小屋から下は日当たりの良い場所の緩みと日陰の締まった雪の差が大きく、日陰では小走りし日向では慎重に歩くようにしたが、4回ほど尻もちをつきながら下った。
ステップになっている所はステップを崩さぬよう、そして足を滑らさぬよう一歩一歩ゆっくりと下った。急で長い所はコケるではなく、落ちるになってしまいそうだったから。
第二ベンチではアイゼンの装着/脱着と休憩の方達で賑わっていた。団体さんは合戦尾根ですれ違った方だった達かもしれない。
登り時と同様に第一ベンチの手前までチェーンスパイクを装着したまま歩き、チェーンスパイクを外した後はストックをザックに付けて汚れたチェーンスパイクを手に持って下った。
例年ならGW開けに蝶ヶ岳、常念岳ともう少し雪上歩きを楽しむところだが、地域役員仕事も増えどうなることやら。
燕岳山頂空撮3
燕岳山頂空撮4
燕岳山頂空撮5
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