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Yamareco

記録ID: 3113863
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕岳 中房温泉〜ピストン

2021年04月26日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:13
距離
10.5km
登り
1,474m
下り
1,460m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:27
休憩
1:46
合計
7:13
距離 10.5km 登り 1,474m 下り 1,478m
5:59
12
スタート地点
6:37
6:39
20
6:59
7:00
22
7:22
7:23
26
7:49
28
8:17
8:24
15
8:39
8:41
24
9:05
9:06
13
9:19
9:23
4
9:27
14
9:41
9:43
5
9:48
11:08
5
11:13
11:14
9
11:23
7
11:30
11:31
8
11:39
17
11:56
4
12:00
12:01
9
12:10
12:11
10
12:21
12:22
12
12:34
16
12:50
12:51
17
13:12
ゴール地点
4:30 自宅出発 1℃
5:48 中房温泉第一駐車場到着 -3℃

5:59 駐車場出発
6:10 中房温泉登山口出発
6:38 第一ベンチ到着
6:59 第二ベンチ到着
7:22 第三ベンチ到着
7:50 富士見ベンチ到着
8:14 合戦小屋到着

8:25 合戦小屋出発
9:20 燕山荘到着

9:22 燕山荘出発
9:49 燕岳山頂到着

11:08 燕岳山頂出発
11:30 燕山荘到着

11:31 燕山荘出発
12:10 富士見ベンチ到着
12:21 第三ベンチ到着
12:34 第二ベンチ到着
12:50 第一ベンチ到着
13:07 中房温泉登山口到着
13:12 駐車場到着

登り時間
中房温泉登山口〜燕山荘 3時間10分 6:10〜9:20(着替え、行動食摂取等の休憩含む)

下り時間
燕山荘〜中房温泉登山口 1時間36分 11:31〜13:07(休憩なし)

平面距離  10.5km
沿面距離  11.2km
記録時間 07:13:10

最低高度 1,374m
最高高度 2,764m

累計高度(+) 1,547m
累計高度(-) 1,535m

平均速度 1.5km/h
最高速度 8.7km/h
天候 快晴
合戦尾根は一時強風
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中房温泉
コース状況/
危険箇所等
第一ベンチの少し先から登山道に積雪あり
第一ベンチの少し先から燕山荘手前の階段手前までチェーンスパイクを装着
誰もいない登山口を出発します
2021年04月26日 06:10撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
4/26 6:10
誰もいない登山口を出発します
第一ベンチに到着
中央に残雪が見えていますが、この先を少し進むと登山道にも積雪が現れる
2021年04月26日 06:38撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 6:38
第一ベンチに到着
中央に残雪が見えていますが、この先を少し進むと登山道にも積雪が現れる
第二ベンチに到着
2021年04月26日 06:59撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 6:59
第二ベンチに到着
2021年04月26日 07:15撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 7:15
第三ベンチに到着
2021年04月26日 07:22撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 7:22
第三ベンチに到着
硬く締まった圧雪路
2021年04月26日 07:23撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
4/26 7:23
硬く締まった圧雪路
富士見ベンチに到着
2021年04月26日 07:50撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 7:50
富士見ベンチに到着
合戦小屋に到着
先行者が1名だけ休憩していました
2021年04月26日 08:14撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 8:14
合戦小屋に到着
先行者が1名だけ休憩していました
夏道は左に進みますが、中央を抜けてから合戦尾根に直登します
2021年04月26日 08:14撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
4/26 8:14
夏道は左に進みますが、中央を抜けてから合戦尾根に直登します
出発してから合戦小屋のベンチを振り返る
2021年04月26日 08:25撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 8:25
出発してから合戦小屋のベンチを振り返る
合戦小屋と麓の様子
2021年04月26日 08:27撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 8:27
合戦小屋と麓の様子
2021年04月26日 08:27撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 8:27
合戦尾根への直登ルート
きれいに圧雪されています
2021年04月26日 08:37撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
4/26 8:37
合戦尾根への直登ルート
きれいに圧雪されています
写真を撮りながらプチ休憩
2021年04月26日 08:37撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 8:37
写真を撮りながらプチ休憩
ネイチャーガイドの方が登ってこられた
2021年04月26日 08:37撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 8:37
ネイチャーガイドの方が登ってこられた
合戦尾根に到着して振り返る
2021年04月26日 08:39撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 8:39
合戦尾根に到着して振り返る
直登後
右側にベンチがある
2021年04月26日 08:39撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 8:39
直登後
右側にベンチがある
2021年04月26日 08:39撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 8:39
尾根の圧雪されたルート
2021年04月26日 08:40撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
4/26 8:40
尾根の圧雪されたルート
登って来た合戦尾根のルートを振り返る
2021年04月26日 08:49撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
4/26 8:49
登って来た合戦尾根のルートを振り返る
急登を登り切ってから再度振り返る
2021年04月26日 08:49撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
4/26 8:49
急登を登り切ってから再度振り返る
2021年04月26日 08:49撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 8:49
2021年04月26日 08:49撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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4/26 8:49
燕山荘が見えた
ここから6月頃にも通る残雪期ルートを登る
2021年04月26日 08:51撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
4/26 8:51
燕山荘が見えた
ここから6月頃にも通る残雪期ルートを登る
2021年04月26日 08:51撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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4/26 8:51
槍ヶ岳
2021年04月26日 08:51撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
3
4/26 8:51
槍ヶ岳
燕岳山頂
2021年04月26日 08:51撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
2
4/26 8:51
燕岳山頂
燕山荘の南西から槍ヶ岳を望む
2021年04月26日 09:17撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
2
4/26 9:17
燕山荘の南西から槍ヶ岳を望む
2021年04月26日 09:17撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
4/26 9:17
2021年04月26日 09:17撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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4/26 9:17
燕山荘の西側で
2021年04月26日 09:17撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 9:17
燕山荘の西側で
燕岳山頂が見えた
2021年04月26日 09:18撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
4/26 9:18
燕岳山頂が見えた
燕山荘前
誰もいません
2日前に見せてもらった写真と比べてかなり融雪が進んでいる
2021年04月26日 09:20撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
4/26 9:20
燕山荘前
誰もいません
2日前に見せてもらった写真と比べてかなり融雪が進んでいる
2021年04月26日 09:20撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 9:20
2021年04月26日 09:20撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
4/26 9:20
2021年04月26日 09:20撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
4/26 9:20
山頂に向かいます
2021年04月26日 09:20撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 9:20
山頂に向かいます
イルカ岩と槍ヶ岳
2021年04月26日 09:28撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
4/26 9:28
イルカ岩と槍ヶ岳
イルカ岩と槍ヶ岳をアップで
2021年04月26日 09:28撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
3
4/26 9:28
イルカ岩と槍ヶ岳をアップで
2021年04月26日 09:28撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 9:28
メガネ岩
2021年04月26日 09:41撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 9:41
メガネ岩
2021年04月26日 09:42撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 9:42
ようやく山頂に到着
2021年04月26日 09:49撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 9:49
ようやく山頂に到着
2021年04月26日 09:49撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 9:49
燕山荘、常念方面を振り返る
常念岳、大天井岳
2021年04月26日 09:49撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
4/26 9:49
燕山荘、常念方面を振り返る
常念岳、大天井岳
大天井岳、穂高連峰、槍ヶ岳
2021年04月26日 09:49撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
4/26 9:49
大天井岳、穂高連峰、槍ヶ岳
自宅からは見ることの出来ない、いつかわ行ってみたい北アルプスオールスターズ
2021年04月26日 09:49撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
2
4/26 9:49
自宅からは見ることの出来ない、いつかわ行ってみたい北アルプスオールスターズ
2021年04月26日 09:49撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 9:49
北燕岳と立山、剱岳
2021年04月26日 09:49撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
4/26 9:49
北燕岳と立山、剱岳
針ノ木岳、蓮華岳、後ろ立山連峰
2021年04月26日 09:52撮影 by  iPhone 6s, Apple
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4/26 9:52
針ノ木岳、蓮華岳、後ろ立山連峰
八ヶ岳と富士山、南アルプス
2021年04月26日 09:57撮影 by  iPhone 6s, Apple
4/26 9:57
八ヶ岳と富士山、南アルプス
富士山をアップで
さすがに霞んで薄っすらとしか見えない
2021年04月26日 10:09撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
2
4/26 10:09
富士山をアップで
さすがに霞んで薄っすらとしか見えない
2021年04月26日 10:09撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
4/26 10:09
浅間山
2021年04月26日 10:09撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
4/26 10:09
浅間山
焼山、火打山、妙高山
2021年04月26日 10:09撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
4/26 10:09
焼山、火打山、妙高山
2021年04月26日 10:10撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
1
4/26 10:10
笠ヶ岳、双六岳、鷲羽岳、水晶岳、野口五郎岳
2021年04月26日 10:10撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
2
4/26 10:10
笠ヶ岳、双六岳、鷲羽岳、水晶岳、野口五郎岳
燕山荘をアップで
2021年04月26日 10:11撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
1
4/26 10:11
燕山荘をアップで
有明山と安曇野
2021年04月26日 10:18撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
4/26 10:18
有明山と安曇野
ダケカンバ林
2021年04月26日 10:18撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
1
4/26 10:18
ダケカンバ林
2021年04月26日 10:18撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
4/26 10:18
2021年04月26日 10:18撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
4/26 10:18
北燕岳の山頂をアップで
だれもいないようだ
2021年04月26日 11:07撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 11:07
北燕岳の山頂をアップで
だれもいないようだ
下山を開始
2021年04月26日 11:08撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 11:08
下山を開始
メガネ岩と燕山荘への稜線
2021年04月26日 11:12撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
4/26 11:12
メガネ岩と燕山荘への稜線
積雪路を歩くのはわずか
2021年04月26日 11:14撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
4/26 11:14
積雪路を歩くのはわずか
この姿は見納め
2021年04月26日 11:29撮影 by  iPhone 6s, Apple
4/26 11:29
この姿は見納め
プチデブリ
2021年04月26日 11:29撮影 by  iPhone 6s, Apple
4/26 11:29
プチデブリ
2021年04月26日 11:30撮影 by  iPhone 6s, Apple
4/26 11:30
2021年04月26日 11:34撮影 by  iPhone 6s, Apple
4/26 11:34
合戦尾根を歩いていると音を立てて雪の塊が転がり落ちて行くのが見える
2021年04月26日 11:40撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
4/26 11:40
合戦尾根を歩いていると音を立てて雪の塊が転がり落ちて行くのが見える
圧雪はさほど緩んでいないので歩きやすい
2021年04月26日 11:42撮影 by  iPhone 6s, Apple
4/26 11:42
圧雪はさほど緩んでいないので歩きやすい
合戦尾根の下り
2021年04月26日 11:43撮影 by  iPhone 6s, Apple
4/26 11:43
合戦尾根の下り
緩んだ急坂を下って合戦小屋に到着
やれやれ、コケずに下りられた
2021年04月26日 12:00撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 12:00
緩んだ急坂を下って合戦小屋に到着
やれやれ、コケずに下りられた
富士見ベンチに到着
2021年04月26日 12:10撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 12:10
富士見ベンチに到着
第三ベンチに到着
2021年04月26日 12:22撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 12:22
第三ベンチに到着
第二ベンチに到着
周囲はたくさんの登山者で賑わっています
2021年04月26日 12:34撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 12:34
第二ベンチに到着
周囲はたくさんの登山者で賑わっています
第一ベンチに到着
2021年04月26日 12:50撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 12:50
第一ベンチに到着
本日唯一の花
2021年04月26日 13:06撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 13:06
本日唯一の花
中房温泉登山口に到着
2021年04月26日 13:07撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4/26 13:07
中房温泉登山口に到着

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ゲイター 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 予備電池 GPS 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

登山口へのアプローチ林道開通に合わせて先週から燕岳への山行を計画していた。
自身にとって燕岳は北アルプスで最も難易度が低く、唯一の課題が駐車場の確保だ。
山友さんも同様に林道開通に合わせて燕岳への山行を計画していたが、自分は土曜日に用事があったため同行することはかなわなかった。
コロナによる受注減で社員のローテーション休業は今月も続いていて、自分は月曜日が休みなので土日皆さんにしっかり歩いてもらい、すいたところで訪れようという算段だ。天候も強風予想だが快晴となりそうだ。

第一駐車場は3割にも満たない駐車率で入口からすぐの所に駐めることが出来た。土日なら第三駐車場に滑り込めるかどうかというところだろうが、GW前の平日なので何の心配もいらない。
車中で朝食を摂る間に2組のソロ登山者が出発して行った。

登山ポストで軽装な若い登山者が後から到着した。
第一ベンチを過ぎて少し進むと登山道に連続した積雪が現れたので、ツボ足でも歩けなくはないが楽するためにチェースパイクを装着した。
同時に上着を長袖のTシャツのみにした。
第二ベンチに到着すると駐車場で先に出発して行った2名がアイゼンを装着している所だった。
しばらく進むと登山ポストで会った若い登山者が追い付いたので道をゆずった。トレランの方ではなさそうだがかなりの軽装。
合戦小屋まで急でステップを登るような箇所がいくつかあったが、他は締まった圧雪で歩きやすい。
だたし、日当たりの良い場所はすでにややシャーベット状になっている。

合戦小屋には先行者が1名いた。ここで栄養補給をして出発準備をしていたらネイチャーガイドの腕章を着けた女性が到着した。
合戦小屋から合戦尾根への直登ルートは幅40cm位にしっかり踏み込まれた状態で歩きやすくなっていた。
傾斜もあまりきつくないので、順調に進む。

合戦尾根から先の稜線ではトレースがさらにはっきりと、まるで黒斑山へのルートのように一定幅できれいに踏み固められていた。
尾根に出てすぐにネイチャーガイドの方が追いついたので道をゆずり、少し後をついて歩いたがすぐに遠く離れて行った。
樹林帯でも時折強い風が吹いていたが、稜線に出てさらに強くなり耳が冷たくなったので日除け帽子から毛帽子に交換し、上にパーカーを着た。
予想通りの強風が西から吹いているが、体を持って行かれる程の突風は1度あっただけで、歩行を妨げられるようなこともなかった。

燕山荘が目の前に見えて階段のある場所でチェーンスパイクを外し、燕山荘まで一気に登った。
燕山荘前のベンチには以外にも誰もいなかった。
2日前の燕山荘前の写真を山友さんから見せてもらっていたので積雪がどれほどか気になっていたが、2日でずいぶんと融雪したようだ。
2日前と比較出来そうなアングルで燕山荘前の写真を撮ってから燕岳山頂を目指す。

途中で先行の若い軽装の男性、ネイチャーガイドの女性とすれ違った。
山頂へのルートはわずかに雪上歩きはあるが滑り止めが必要な状態ではない。
先行の2人が下山してしまったので、山頂には誰もいなかった。
無人の燕山荘前、無人の燕岳山頂。そして風もあまりない。ただし日差しは強いのに寒い。お腹もペコペコ。まずは防寒してから腹ごしらえをする。

燕岳山頂は360度のパノラマだが、湿度が低いので遠くまでクリアーに見える。
2週間前に西側から見た槍ヶ岳を今度は北東側から眺めている。遠いので小さくしか見えないけれど小槍が見えるのがいい。
暖かければ、まったりと2時間はいられそうだが、体が震えてくる。
後から到着したソロの方とPeakfinderで山座同定したり、空撮を行ったりして自分は先に下山を開始することにした。
この方は北燕岳山頂まで行ってみるようだ。

合戦尾根の下りは少し雪が緩んできているが、歩きにくいこともなく小走りぎみに進むことが出来た。暑いので途中で再び長袖Tシャツに。
合戦尾根から合戦小屋への急な下りは日当たりの良い斜面なので、一歩一歩ゆっくり下っても滑るし、一気に走り下るのも厳しい。
きれいに圧雪された部分を崩さぬよう脇のデコボコを歩いてみたりカニ歩きをしてみたりして何とかコケずに下りきれた。

合戦小屋から下は日当たりの良い場所の緩みと日陰の締まった雪の差が大きく、日陰では小走りし日向では慎重に歩くようにしたが、4回ほど尻もちをつきながら下った。
ステップになっている所はステップを崩さぬよう、そして足を滑らさぬよう一歩一歩ゆっくりと下った。急で長い所はコケるではなく、落ちるになってしまいそうだったから。

第二ベンチではアイゼンの装着/脱着と休憩の方達で賑わっていた。団体さんは合戦尾根ですれ違った方だった達かもしれない。
登り時と同様に第一ベンチの手前までチェーンスパイクを装着したまま歩き、チェーンスパイクを外した後はストックをザックに付けて汚れたチェーンスパイクを手に持って下った。

例年ならGW開けに蝶ヶ岳、常念岳ともう少し雪上歩きを楽しむところだが、地域役員仕事も増えどうなることやら。

燕岳山頂空撮3




燕岳山頂空撮4




燕岳山頂空撮5


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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
燕岳(中房温泉から往復)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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