上州武尊山


- GPS
- 09:11
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,391m
- 下り
- 1,647m
コースタイム
※歩行時間:7時間15分 (小休止含む) 休憩:1時間15分 携帯歩数:26961歩
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※最終コンビニは、道の駅田園プラザかわばの先にセブンイレブン ※川場野営場は広い、トイレや水場は無し。避難小屋らしき建物はあるが使用禁止になっている。 ※登山ポストは登山口に有り ※天狗尾根までは急登で登山道も荒れている ※オグナほたかスキー場分岐から前武尊までも急登 ※前武尊からはアップダウンの尾根道、途中1カ所痩せ尾根がある ※中ノ岳直下の笹清水の水場はよく出ていました ※中ノ岳分岐から先に雪渓が残っていた ※立ち寄り温泉:日帰り温泉湯郷小住温泉 http://yugo.co.jp/spa/kojyu/index.html |
写真
感想
15〜16日と川場谷に沢登りに行く予定が、前日の天気予報が降水確率80%寒気が入り大気が不安定の予報が出た。詳しく天気予報を見てみると夜半に雨が降りそうなので残念だけど中止にした。月曜日は天気が回復するというのでそうだ!!登山道からだったら一人でも登れるし、ついでに川場谷の下見もしてこようと思い立ち(ようするに暇なのです)日曜日の夜に出発。関越自動車道を走り沼田インターで下り田園プラザ川場道の駅で車中泊しました。
今は一番日が長い時期で4時にはもう明るい、支度をして登山口の川場野営場に向かう。道の駅からは10分で到着、すでに一台の車が止まっていてわんこをつれた登山者が登っていった。この野営場はなんだか無駄に広い、トイレらしき物は有るけど使えないし昔は立派なキャンプ場だったのかな。避難小屋らしき建物もあり誰か泊まっていたけど、後でよく見たら使用禁止になっていたのに良いんだろうか?
私も支度をして歩き始める、登山ポストは歩き始めてすぐの所にあったので計画書を投函した。ここでドリンキングチューブのウォーターボトルに水を入れるのを忘れてしまった。いま持っている水は500のペットボトルと飲みかけのお茶だけ・・・さて困った。下には沢の音が聞こえているのでどこかで取れるかなと思い登っていくが小さな沢には水は流れていない、そうこうしているうちに不動岳の分岐に着いた。ここで地形図を見ると不動岳方面に少し行くと登山道が沢を横切っているので不動岳方面に行くと程なく沢が出てきて無事に水を汲むことが出来てほっとした。沢の水でも無いよりはまし、でもこの水は上にある笹清水の水場で入れ替えましたけど・・・・
分岐に戻りいよいよ登りです、ジグザグの急登が天狗尾根まで続く。尾根に出てほっと一息つき歩いて行くとオグナほたかスキー場への分岐があり、スキー場のリフト乗り場が見えてきた。ここのあたりになると一瞬見晴らしが良くなり後ろを振り返ると山並みが綺麗に見えた。さてここから前武尊までの登りか今日一番の登り、登山道も前日の雨で滑るし少し荒れている。登り切ると日本武尊の像が出迎えてくれました、それにしても虫が多いところです。前武尊からいったん下ると途中、前方には奇妙な形の山が見えますが地図から行くと剣ヶ峰ですね。トラバースして回り込んでいくと、剣ヶ峰と北峰の鞍部に着く。剣ヶ峰への登山道は閉鎖されているが北峰は登れるみたいだ、道標には剣ヶ峰岩峰群と書いてあり巻き道もあるので取りあえず巻き道を行くことにした。登山道を歩いていると今の時期はツマトリソウが盛りで咲いていて、このあたりに来るとシャクナゲもまだ咲いていた。そして驚いたことにコイワカガミはみんな白い花、いままでピンクのしか見たこと無いので驚いた。家ノ串山に登るときには小さな桜の群生が咲いていました。
展望も良くなってきて遠くには尾瀬の燧ヶ岳と至仏山も見えてます、家ノ串山からは少し痩せ尾根になり慎重歩いて行くとやっと前方に武尊山の山頂が見えてきた。中ノ岳南の分岐の道標から少し下ると笹清水の水場に到着ここで小休止、美味しいお水は菩薩界の水と書かれていた。休んでいると今日初めて会う登山者が下りてきた。この方はオグラスキー場から登ってきたらしいが登山口が解りずらかったと言っていたけど、この武尊山は本当にいろいろなところから登れるのね。
笹清水からトラバース気味に歩いて行くと目の前に雪渓が出てきた、たぶん地図上では3ッ池のあたりで窪地だからこんなに残っているのかも。雪渓の厄介なところは踏み抜きですけどなんとか通り抜けることが出来てほっとする、思っていたよりも残雪がありました。雪渓からひと登りで山頂に到着〜谷川方面から尾瀬方面がよく見える、そして川場谷を見下ろして谷筋を確認、上からだとヤブはよく分からないけど他の人の記録を見ると笹藪のヤブこぎがつらかったと書かれているのが多い。谷筋にはまだ雪渓も残っているのが見えてやっぱりこの時期に遡行しない方が良いかもと思った。虫も多いしね。山頂で一休みしていると続々と人が登ってきた、やっぱり百名山人気のある山だわ。さてと下山、往路を戻りますが帰りに北峰の岩稜帯に登ってみた。登りと下りに鎖が付いているだけで山頂には祠がありここにも白いイワカガミがたくさん咲いていた。前武尊から一気に下り無事に川場野営場に到着。
帰りは川場谷の入渓場所桐の木キャンプ場まで行ってみたが結構遠い、車だと15分掛かったが歩くなると大変だ。何時か行くための下見ですが、判ったことはこの谷に入るには車2台は絶対に必要!!そしてこの時期はまだ雪渓もあるし虫も多いから出来れば秋口の方が良いのではと思った。
私、過去2回川場谷登ってまして、今週もまた行く予定です(天候次第ですが。)
川場谷の適期は6月です!間違いない
雪渓が融けるとネマガリのヤブコギが大変です
川場谷の雪渓は恐ろしいものではなく、源頭部の浅い窪みに可愛く残ってるだけです。
雪渓処理なんつう大そうなものではありませんのです。
雪のおかげで絶対にラクできるし、山菜も豊富です。
(ただし若干ベクレってるようなので自己責任です
沢水も上部でちょっと硫黄が滲みだしていて甘くて美味しいです!
武尊をめぐるほとんどの沢は複数回遡行しましたが、内容的には川場谷が一番お気楽かもしれません
旭小屋から中ッ沢林道を使うとお気楽に周回できますよ!
下部を割愛する感じになりますが、個人的には下部はこだわるほどの渓相ではない気がします。
bunacoさん、初めまして
川場谷の情報ありがとうございます。
そうですが、今の時期が一番なのですね。
去年も計画が有ったのですが台風のために中止になり、今年こそと思い計画しましたがまたまた中止になりました。
秋に行こうかなと思いましたがbunacoさんのアドバイスで来年のこの時期にもう一度計画するとこにします。
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