鳳凰三山と憧れのオベリスク

2012年09月23日(日) 〜 2012年09月24日(月)

• GPS: 31:55
• 距離: 63.8km
• 登り: 5,918m
• 下り: 4,805m

コースタイム

夜叉神峠登山口7:00-7:30夜叉神峠7:40-

天候

9/23　小雨→豪雨→晴れ
9/24　快晴→曇

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

往路/夜叉神峠登山口駐車場(無料)まで自家用車
復路/広河原から乗り合いタクシーにて夜叉神峠登山口駐車場(無料)まで

コース状況／危険箇所等

◆登山ポスト：夜叉神峠登山口にあります

◆オベリスク：ザイルですが、新しいものに付け替えられてました
　　　　　　　ただし非常に危険な状況はなんら変わりはありません
　　　　　　　事故が多いと小屋の方はおっしゃてました
　　　　　　　くれぐれもご注意を！

◆温泉：芦安駐車場近くに露天風呂付きの金山沢温泉があります　　　　

写真

6/20 2:54

雨の夜叉神峠で一息

9/23 13:38

稜線に出たが暴風雨

9/23 13:44

雨足が穏やかになってきた

9/23 13:50

デカい1枚岩

9/23 16:14

薬師岳小屋に到着し、晴れたので小屋付近を散歩

9/23 16:17

薬師岳に上がってみると素晴らしい雲海が！　奈良田方面を望む

9/23 16:24

北岳。つい2週間前に登ったんだよな^^;

9/23 16:30

雲海の波が襲ってきます

9/23 16:48

地球って丸いんだ！と実感する1枚

9/23 17:23

自然って凄い。声にならない。刻々と変化する世界を無心で見つめる

9/23 17:40

小屋の夕食時間を過ぎたが、雲の切れ間を待って撮る。　彩雲らしきものが見える

9/23 17:42

小太郎尾根(正確には奥の鋸岳？)に日が沈む。　素晴らしいグラデ。涙しそう(/_;)

9/23 18:18

夕食後に夜のお散歩へ。　月明かりが眩しい

9/24 5:35

起床。　富士山くっきり（*^_^*）

9/24 6:01

朝食はなんと僕ら2名のみ(笑)　他約50名は早々に出発されました(・・;)

9/24 6:02

薬師岳小屋の内部。　扉の奥の別棟に寝床があります。　こじんまりとしてますが、スタッフも気さくでアットホームな雰囲気が良いです。　一番好きな小屋。

9/24 6:44

濡れた砂地を観音岳へ向けて出発！

9/24 6:45

雲の波間に飲み込まれながら歩く

9/24 6:50

八ヶ岳も綺麗

9/24 6:52

観音岳が見えてきた

9/24 6:58

西風ばかり吹くのかな？

9/24 7:12

観音岳からの富士山

9/24 7:17

9/24 7:37

お日様キラリ

6/20 3:17

紅葉が始まってました

9/24 7:57

ついにオベリスク拝めた(^^)/　左奥に甲斐駒ヶ岳

6/20 3:18

昨日の嵐から一転し好天

9/24 8:07

ちょっと不思議な世界観。花崗岩の砂地？

9/24 8:07

9/24 8:25

勇ましい北岳。こうして見るとかなりの勾配だ(^_^;)

9/24 8:41

カッコイイ！

9/24 8:53

チューリップをズーム！　誰か頂上にいる！　先を越された(+_+)　昨日小屋で少し会話した若者でした。彼はクライミングやっるそうです。　数枚撮った画像をコピーしてあげました

9/24 9:00

9/24 9:05

近寄るとかなりの傾斜です

9/24 9:06

賽の河原で一礼。　『無礼者ではありますが、どうか、登攀お許しください。そして見守ってください』と…

6/20 3:24

いざ登攀開始！

6/20 3:25

無事に登れました！　この画像は一度登攀を断念された方に撮って頂きました。　

9/24 10:21

同行者にもう片方の岩から撮ってもらいました。同行者とたまたま居合わせ、一度断念されたもう一人の方の二人を上からアドバイスし、最後は手を差し伸べて引き揚げました。　

9/24 10:36

こんな感じで降りていきます

9/24 10:57

降りてきて撮れた画像を確認するとイマイチ納得がいかない(・・;)　なのでもう一度登攀してきた(笑)

9/24 10:59

もう余裕ですね！　　いえいえ冗談です。このポーズが撮れたのか確認できず1分ほどこの状態で踏ん張ってました。左手はプルプルでした(+_+)

9/24 11:58

やっと高嶺に到着。オベリスクで何時間遊んでたんだろ(笑)

9/24 11:59

ここから稜線とおさらば

9/24 12:00

ステキな雲が流れていく

6/20 3:30

この辺りから樹林帯に突入

9/24 13:07

北岳を目の前に広々とした空間が少し続く

6/20 3:31

清々しい

9/24 13:47

凄い下りを休まずハイペースでいく。　同行者の方も頑張るなぁ(^^)

9/24 14:40

白鳳峠入口に無事到着。広河原まで舗装路をテクテクと歩く

9/24 15:38

広河原から乗り合いタクシーにて戻ってきました

6/20 3:31

最後に金山沢温泉で癒し(^^)

撮影機器：

EXILIM ZOOM EX-Z200 カシオ

iPhone 4 Apple

Nikon 1 V1 ニコン

GALAXY S III SC-06D サムスン

感想

8heaven

先ず、
ドコモ以外は繋がらない夜叉神峠入口付近で
北アルプス以来の京都の方と再会できたのは
駐車場スタッフの方々のお蔭です。
感謝感謝であります<m(__)m>


土砂降りで始まった山行…
なのでカメラすら出すことも間々ならず、前半は画像が少ない

レインの外は雨、内側は汗でグダグダ
既にゴアテックスがどうのこうのってレベルではなくなっていた(・・;)

行動食もとりたいので、雨を凌げる南御室小屋で休憩することに…
まさか、ここで長時間休んでしまった事が
人生始まっていらいの経験になるとはね(^_^;)

食事をとり衣類を脱ぎ、暖をとれせてもらう
しかし身体の震えはひどくなり力がどんどん抜けていく

『低体温症』！

初めての体験に気付くまで、時間がかかった
このままではちょっとヤバい気がしてきた
ここでステイするかも考えたが、とにかく寒すぎる！

なのでチカラをふり絞り、山行再開をした
判断は的中し、体温がどんどん上がっていくのを感じる(^^)

薬師岳小屋に着く頃には身体も通常の状態に戻って、何事もなかったかのよう。
でも貴重な経験をし、改めて自然の恐ろしさを痛感した。


以降の感想は画像にて割愛させていただきます。

色々ありましたが今回も素晴らしい山行であったことは言うまでもありません(^^)v