武尊山(剣ヶ峰周回)◆泥んこの下山道に閉口◆


- GPS
- 08:52
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,216m
- 下り
- 1,195m
コースタイム
8:25上ノ原分岐→8:33手小屋沢避難小屋→9:46最初のクサリ場
9:58第2のクサリ場(此処はロープのみ)→10:06第3のクサリ場
10:17第4のクサリ場→10:30尾根にのる/標高約2090m
10:47武尊山頂→11:23剣ヶ峰に向け出発→12:06足がつる
12:40-52剣ヶ峰分岐・休憩→13:00足元泥んこ→13:50泥んこ終わり
14:45分岐に戻る→15:22駐車場に戻る
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場内にトイレあり 登山ポストあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
■雪解けで一部ぬかるみあります。 ■クサリ場は4ヶ所ありますが、慎重に登れば問題ありません ■山頂から剣ヶ峰までの稜線は快適ですよ ■剣ヶ峰からの下りは泥んこで最悪です |
写真
感想
6月9日焼岳から上高地に下った実績があるので、
今回は武尊山を周回する計画で出発。舗装された駐車場すでに満車に近い状態
なので向かいの未舗装の駐車場を利用。早速、身支度を整え出発。
駐車場から約2.5k林道を歩くと武尊山頂へ3.7km剣ヶ峰2.2kmの道標に着く。
惑わず武尊山頂に向かう。登路はよく整備され順調に高度を稼ぐ。
■分岐から手小屋沢避難小屋(標高差約300m)までレポ
細い沢を2度程渡り暫く登ると2ヶ所ほどロープが取り付けてある。
ロープを越えると斜度が増し登路はジグザグに登るようになる。
足元は雪解けかぬかるみが多くなる。やがて標高差約70mの急登になった。
一汗流し登りきると上ノ原への分岐に着いた。此処で休憩
汗を拭い歩き始めてすぐ手小屋沢避難小屋着く。小屋へは数十メートル下る。
■手小屋沢避難小屋から山頂まで
標高1650mの避難小屋から標高1900m最初のクサリ場までは緩やかな登を淡々と
登るが、調子が出ない。よほど戻ろうかと思った。暫く腰を下ろした。
寒いのかと思い一枚着込んだ。やがて元気が出た?再び登る事にした。
9:46 最初のクサリ場に着いた。此処から4ヶ所クサリ場があります。
最後のクサリ場を登り切ると一気に展望が開けた。調子の悪いのも吹き飛ぶ
展望を楽しみながら登り10:47山頂に到着です。大勢の登山者で賑わっていた。
此処で戻ろうかと悩んだが計画どうり剣ヶ峰を周回することにした。
丁度、親子の方が周回することなので行動を供にする。
■山頂から剣ヶ峰を回り下山レポ
11:23剣ヶ峰に向け出発です。標高差80mのガレ場を下ります。
天気も良くルンルン気分だ。11年4月この辺りで引き返した事を思い出す。
標高1908mの鞍部を過ぎた直後(12:06分)突然足がつる。
ルンルン気分も一気に吹き飛ぶ。痛くて一歩も歩くことができない
同行の親子の方に足止めをさせたのでは申し訳なく先に行って貰うことにした。
足のつりに良く効く漢方薬を飲んだ。(この時の為に常に持参している)
薬が効いた訳でもないが、少し痛みが治まったところで再び歩き出す。
だが、直ぐに激痛が襲う。暫く痛みを堪える。それの繰り返しが二度三度。
最後の登り標高差約50mを必死で登った。やがて平坦になった。
すると剣ヶ峰分岐の道標が目の前に・・着いた。時に12:40分
先ほどの親子の方が休んでいた。私も休憩を入れた。
薬が効いてきたのか大腿筋の痛みが嘘のように消えた。
元気を取り戻した。12:52分 剣ヶ峰分岐を後にした。
親子の方が先行していたが、先に下らせてもらう。足がつった時の為に
13:00分 標高1930mを過ぎると登路は泥んこ状態になった。
黒土で粘土質なのかやけに靴にまつわり付くそれに木の根が露出しキツイ。
足のつる気配は全くなかった。不安は何時しか消えた。
ひたすら慎重に下る事を考えていた。
いやと言うほど長い泥んこの下りが続いたが、13:50分標高約1520m
辺りから道が乾いてきた。ホッとした。いや〜疲れた。
これ程下りに神経を使ったのも久しぶりだ。此処は二度と下りたくない。
暫く下ると汚れた靴を洗い流す細い沢があった。
流れの中に靴を突っ込みジャブジャブと洗い流した。
まつわり付いていた黒い土も雪解けの水の中に消えていった。
サッパリとした靴で明瞭な登路を軽快に歩き15:22分無事駐車場に着いた。
親子の方も無事下山できたかな・・お世話様になりました。
◆11年4月の剣ヶ峰はこちら
http://onenoboru.web.fc2.com/just/hotakasan/110403/hotaka-dat.html
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